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307226 journal

tetsuyaの日記: 福島第一原発・第二原発避難指示範囲地図

日記 by tetsuya
表題の地図をGoogle Mapを使って作成したところ、Googleの災害情報ページに掲載されて予想外のほど多くの人に利用されているようです。現在は地図による災害情報の5番目に載ってます。

さて、全くの個人的興味で気楽に作成してたのですがこんなところに掲載されるとなるとちょっと話が違ってきます(´・ω・`)
友人からは個人でそんな情報提供して間違いがあったらヤバイから削除するべきだという感じの忠告も貰っちゃいました。減点法で考えると正しい意見なのだと思います。

しかし、気楽に作ったとはいえ自分で発信したものは自分で責任持って対応するというのは基本なので投げ出すのは嫌だし、第一役に立てているという人がいる以上勝手に削除など言うことはとうてい出来ないよね。

俺は自分の興味で地図を作り誰かの役に立てばと思い公開した。
Googleの中の人が、それを見てGoogleの責任において件のページに掲載した。

で、なんの問題も無いと思うんだ。何かあればGoogleは掲載やめるだろうし、1万超える目でみてるんだから内容に不備があれば俺に指摘がばんばん飛んで来るでしょう。(地図のコメントにTwitterアカウント晒してあります)

ということで継続して、ちょっと緊張してUpdateしつつそのまま公開してあります。スラドのギークのみなさんから見て、こうしたらいいよ!とかの意見があったら教えてくださいませ。

追記:などと気張っていたら、避難範囲マップは他の方が作成した物に差し替えられました。ほっ。
258972 journal

tetsuyaの日記: Twitterにも書いたけど 5

日記 by tetsuya
このコメントが参考になるで、スコア5ってかなり意外だった。

祈られるっていうのは、就活関係ではかなり有名なスラングだと思ってたので。やっぱり、すらども高齢化が進んでるんだろうなと思った一件。
153859 journal

tetsuyaの日記: 吉野家の味が落ちてる? 4

日記 by tetsuya
下記エントリーのコメントに吉野家牛丼の味が落ちてるという人が多くてちょっとショック

痛いニュース(ノ∀`) 吉野家、牛丼が売れずに赤字転落へ

(以下無駄に長文)

吉野家で4年バイトしたし、牛丼の味はそれなりに知っていると思うが最近の吉野家においてもタレ味、肉質※などに大きな変化はない。ただし、調理のばらつきは増えているのかもしれない。

※強いて言えば肉質がちょっと脂少なくなったんじゃないかなという程度

ぼくとしては、牛丼は店ごとの味の変化を楽しむ食べ物となっていて、煮込みが浅い/煮え煮え、味が濃い/薄い、つゆが多い/少ないなどの違いは美味しい/不味いという尺度に余り大きな影響を与えない。後述する脂抜きがしっかり出来ていて、適正量に盛りつけてあればあとはバリエーションとして楽しめる。もちろん、その日の期分でつゆ抜き/だく、ご飯少なめ(軽いのなどとは客としては発声しない様にしてる)など、必要な注文をつけることはある。

そもそも牛丼は味のばらつきが結構ある。牛丼なんて、鍋に肉と玉ネギつっこんで煮るだけじゃんと思う人も多いと思うが、実際はどんぶり盛っている人=牛丼を調理する人によって味は結構変わる。ポイントは味の濃さ管理と脂抜きという工程(+どのくらい売れているか)。

吉野家で使っている牛肉の脂には独特の臭みがあるので、肉を煮たら必ず浮いてきた脂をお玉ですくって取り除く必要がある。この工程を脂抜きという。これがきっちり出来ていないと、青草っぽい独特の臭みのある牛丼になってしまう。

タレ味の濃さも重要だ。牛丼が沢山売れる店はどんどん肉が出て行くので、味がしみこむ前に売れてしまい薄味になりやすい。逆に余り売れない店は煮詰まって味が濃くなりがちだ。肉盛り(牛丼を盛りつける人をこう呼ぶ、飯盛りも兼ねている場合がほとんど)はその時間帯の売り上げを勘案しながら、こまめにタレの濃度を調整しなければならないのだ。

このように同じタレ、同じ肉、同じ玉ネギを使っていても調理者によって味が結構変わってしまうのが牛丼だ。ぼくがバイトしていた頃は、スーパーバイザー(大体大きな店の店長経験者、概ねすばらしい牛丼を調理する技術を持っている)が定期的に回ってきて、だめ出ししていた。

今はメニューも多いし、スーパーバイザー(的な人がいたとしても)も牛丼の味ばかりチェックしてはいられないだろう。食べ物屋がメニューを増やすということは、その店の本来の売りである商品の質を落とすことになるというリスクがある物だ。

牛丼を美しく盛りつけるには、まずご飯の盛りつけが大事。表面はなめらかに、でもご飯は押しつけず、平面に近いが中心が少し盛り上がっているのが理想的。通常、上手な人だとしゃもじを2回使えばまずまずこの状態に出来るが、名人クラスになると一発で完璧な飯盛りが出来る。

一発でというのはジャーからご飯をどんぶりによそって、ぱっとしゃもじをどんぶりから離すとご飯が完璧に平らに美しくよそわれているという状態。普通の腕だと、2回はしゃもじを使う。ところが、今の吉野家ではしゃもじを4~5回使ってもご飯の平面度が出てないていたらく。

肉盛りも独特の技術がいる。お玉に適量の肉と玉ネギをすくったら、キレイに盛りつけできるようにお玉をひねりながら肉をお玉の上でくるくる回す。これが出来ないと、素早くきれいな牛丼を盛りつけることが出来ないのだ。ひょいひょいとすくって、くるくる回して、すぱっと盛りつける。肉をどんぶりに乗せるときは、どんぶりを右に傾けて、お玉を左から右に抜く。この抜きが大事で、すぱっと抜ければお玉の上で整えた肉がそのままの形でご飯の上に乗っかる。

お玉を横に動かすので、横盛りといい、抜きが大事などと教えられた。

今度吉野家に行く機会があったら、牛丼を盛るときのお玉の動きに注意して欲しい。くるくると鍋の上でお玉の柄が踊り、すぱっと横に抜いて盛りつけていたらそれが美しい牛丼の盛りつけ方だ。ぼくは吉野家以外で、この方法で牛丼を盛りつけている場面を見た記憶がない。

この技を身につけていない盛りつけ者の場合、お玉は縦に動く。手前から向こうの方に、よいしょよいしょと2~3回動かしながら、肉をどんぶりに乗せていく感じ。これを縦盛りと呼び、肉盛りの技術が未熟な者がするやり方と教えられた。

残念ながらこれらの肉盛りの技はもう廃れているのかもしれない。少なくとも普段ぼくが利用する横浜市近郊~神奈川県東部のいわゆる郊外型店舗では、横盛りの出来る人は見たことが無い。

外形的にみて、飯盛り、肉盛りの技術がこれだけ落ちているのだから鍋の味管理が落ちているのも推して知るべし、なのかもしれない。

さらに、牛丼好きに取って悪い状況は、吉野家の多メニュー化だ。旧来の吉野家では、基本的に調理が必要なのはご飯炊きと牛丼だけであった。厨房で働く人間は、基本的に牛丼の味だけを気にしていればOKであり、(力量にもよるが)十分に鍋の管理に神経を使っていられる状態であった。

(一人でバックをまわすことも多かったので、牛丼盛りつけ/食器洗い/洗米/飯炊き/お新香の盛りつけ/カウンターへの作業指示など他にもやることはそれなりにある。ちなみにぼくが入っていた深夜シフトは、23時~翌6時まで一人で店全体をまわしていた。今では考えられないが。)

今は、牛丼に加えて豚丼、さらに焼き肉だカレーだ牛スキだとかなり多くのメニューをこなさなくてはいけなくなり、当然その分牛丼の鍋管理に使える時間と神経は減っているだろう。その辺りが、牛丼が不味くなったと感じる人が多い原因ではないかと思う。

しかし、吉野家について語ると止らなくなる。俺、牛丼愛してるなw

(10:55 AM Oct 10th 頃 Tweetしたものに加筆訂正)
151525 journal

tetsuyaの日記: iPhone雑感

日記 by tetsuya
10年前のぼくはノートPCを持ち歩いていた。B5サブノートだったと思う。ノートPCに加えて、AC電源に始まり、予備のバッテリー、モデム、電話線、電話用モジュラー変換各種コネクター、鰐口クリップ、モデムセーバー、果ては音響カプラーまで持ち歩いていた。当時ノートPCを持ち歩きつつ、出先から安定して通信を行うにはこのくらいは必要だったのだ。

これではいけないと思って、PalmVxを買った。PIMとしては便利だったのはもちろん、ワークシートも見られるし、WEBは使えなかったが各種テキストも読める。でも、メールは読めないので場合によっては依然としてノートPCも持ち歩く必要があり、結果として荷物は増えた。デジカメを常時持ち歩くようになったのもこの頃。

何年か前にリナザウを買って、やっとノートPCを持ち歩く習慣は無くなった。この頃はIRCにどっぷりつかっていたので、クライアントがあってキーボードのついたリナザウは最適だった。でも、各種ケーブル、SDカードのリーダー、AirHのカードと無線LANアダプター、予備のバッテリーと外付けバッテリーなど持ち物の数としては余り代わり映えしなかった。

さらに、携帯ゲーム機を持ち歩くようになり持ち物はまたしても増えていった。

3ヶ月ほど前にiPhoneを買って、持ち歩きデバイスはほぼiPhone(と携帯ゲーム機)だけになった。鞄はだいぶすかすかになり、ぼくは幸せになった。はずだった。

だが、すぐにBluetoothのヘッドフォンアダプターと予備の充電ケーブルを買ってしまった。Bluetooth経由で音楽を聴くのは快適だ、だがそのために毎日帰宅後に充電するデバイスが1つ増えた。出張先のホテルで、iPhoneとBTアダプタとDS、日によっては加えてデジカメと4つのデバイスを充電しているとなんだかあほくさくなる。もちろんそのために出張には必ず携帯式のテーブルタップを持って行くのだ。そしていま、iPhone用に新しい外付けバッテリーを買おうかと思っている。そう、また、持ち物を増えつつあるのだ。

これは便利だと思って、何か新しいデバイスを買うとその環境を快適にするために別の持ち物が増える。それはガジェット好きとしては嬉しいことのはずだったのだが、今朝充電し忘れたBTヘッドフォンセットを家に置いてきて、ああ、なにも首に巻いてないって快適だなと思い、この矛盾に気がついた。

もうね、一体何をやってるんだか\(^o^)/デモヤメラレナイ
(本日のTwitterポストに一部加筆訂正しますた)
42757 journal

tetsuyaの日記: ガケップチカッフェー

日記 by tetsuya

ずいぶん前にモーニングに連載されていた押しかけ女房物的な漫画。

画像

田舎の街道沿い、崖の下にあるほとんどつぶれかけた食堂にある日謎の女が現れ、なぜか居着いてしまう。その日暮らしでスーパー気ままなやる気の無い店主、サルタにあれこれと注文をつけて店をましな状態にして切り盛りする女…

おもしろいし、絵も好みだし、ヒロインはかわいいし、大変楽しみにしていたんだけど打ち切りになってしまって残念だった。

その後出版されたコミックスを買い逃して、気がついたときには絶版になっていた。連載分はもう少しあるはずだが出版されていない模様。さらに、作者の大前田りん氏はもう漫画家を廃業されたとの噂。

最近アマゾンで絶版になった漫画などを古本屋が出品しているのに気がつき、出来心で検索したらなんとあっさり見つかったのだ。

あらためて読むとやっぱりおもしろい。続きが読みたいなぁ

で、調べてみたらe-comicに掲載されて…たけど、e-comic自体がサービス終了してるのね

残念

この作品取り上げてるレビューもべた褒めが多いんだけどなぁ、これとかあとは
こことか、ううむ。

41290 journal

tetsuyaの日記: 地方医療(メモ) 2

日記 by tetsuya

日本の医療、特に地方の医療が悲惨ということをよく見聞きする。各所の掲示板や日経メディカルの記事へのコメント欄などならなるほどと思った物をメモ。

※加筆、訂正していく予定

病院に魅力がない
-勉強の足りないベテラン医師が牛耳る
-人が足りないことで勤務態勢が厳しくなり人がさらに減る悪循環
-地方の公立病院は病院経営に詳しくない役人が仕切っている
-充実した医療体制があって初めて研修医が集まるのに、安い労働力としての研修医だけを求めている

地方であるという問題
-田舎の良さが消え、住みにくい社会
-医師本人にその気があっても奥さんがいやがる
-そもそもその地域の住民の子供たちが都会から帰ってこないところに、優秀な他人の子弟である医師が来るはずがない
-医学部の入試をクリアするには、地方の教育レベルは不利。都会の有名進学塾、進学校出身者が合格者の大勢を占めるのは当然
-そもそも患者が少ない
-保険点数が低く薄利多売にならざるを得ないので経営も大変
-地方の病院も、地方での生活も魅力がない

制度的問題
-新臨床研修医制度スタートによる医局人事の崩壊により、地方に医者が来なくなった
-自治体病院は医局制度がなくなれば自分たちの病院にもっと医師が来ると考えて、制度改革に賛成していた(実際は地方の病院に魅力が無いので、余計こなくなった)
-地方の国立大学医学生の7割は都会出身、センター試験の点数で大学を選んでいるのでその地位に期待する思い入れも無し、当然卒業したら都会に戻る

地方に限らない医療そのものの問題
-医師の数は足りている、勤務医と開業医のバランスがとれていない
-勤務医の待遇が劣悪
-低医療費政策を取っているので医療サービス水準が下がるのは当然
-GDPに占める医療費の割合が低い(OECD平均を下回る)
-少子化傾向であり、全体としては産科医が減るのは当然だが産科勤務医が減りすぎているという現状がある

41142 journal

tetsuyaの日記: 10,000時間の魔法 4

日記 by tetsuya
はてブのホッテントリで、結構な人気だったあなたも「天才」になれる? 10000 時間積み上げの法則という記事への雑感です。

たとえば音楽学校でバイオリンを学んでいる生徒を、ソリストになりそうなグループと、プロオケでやっていけそうなグループ、そしてプロオケは無理でも音楽の先生になりそうな3グループにわけて練習量を比較するという調査を行うと興味深い事実がわかるのだそうです。 全てのグループでバイオリンを始めた平均的な年齢は変わらず、「スタートが早かった」効果はグループでみると無視できました。それに対して練習量は、他のグループは同じ年齢で 8000 時間、あるいは 4000 時間にしか達していなかったのに対して、ソリストになりそうなグループは計10000時間ほど、一週間の練習量も他のグループよりも飛躍的に高かったのです。

そういえば以前に青山学院大学の福岡伸一教授が日経夕刊の明日への話題で書いたという内容にも通じる物がありますね。

この10,000時間について元ネタはもうちょっと具体的に書いていて、

Everyone, from all three groups, started playing at roughly the same time - around the age of five. In those first few years, everyone practised roughly the same amount - about two or three hours a week.

大体バイオリンをはじめる年齢は5歳くらいで差はなく、大体週に2~3時間程度の練習時間というところなのだけど、

But around the age of eight real differences started to emerge. The students who would end up as the best in their class began to practise more than everyone else: six hours a week by age nine, eight by age 12, 16 a week by age 14, and up and up, until by the age of 20 they were practising well over 30 hours a week. By the age of 20, the elite performers had all totalled 10,000 hours of practice over the course of their lives.

8歳くらいから差が現れ始めて、世界的なソリストになるようなグループは9歳までに週6時間、12歳までに週8時間、14歳までに週16時間にとどんどん練習時間が増えて、20歳になる頃には週に30時間以上練習するようになるんだそうです。

んで、エリート集団は20歳になるまでにトータル10,000時間練習しているって言うんだけど、この辺の差というのは感覚的にはよく判りますね。

イチローもマイケル・ジョーダンの練習の虫だったというのは有名だし、ギタリストだろうがバイオリニストだろうがプロになるひとは大抵1日8時間とか平気で練習してる。
まぁ、Lifihacking.jpの記事の言う

面白いのは、彼の調査によると「練習をせずに天才的才能を発揮する」人も、「いくら練習をしても上達しない人」の両者も見られなかったのだというところです。

ってのはベルリンのエリート音楽学校の話で、多分日本で言うと東京芸大のバイオリン科に入るような人たちのレベルでの話なので単純に一般化できるかどうかは分からないけどね。

というあたりまでが前提で(笑)

自分に当てはめてみると、すでに就職してから20年が経とうとしている。その間、大きな担当業務にかわりはなく一貫してエンジンの開発実験という仕事だ。俺はあんまり残業する方じゃないから年間の労働時間はおそらく2,200時間ほど…

えーと、とっくに10,000時間は超えてるな

ということはすでにトップクラスのエンジニアに!!!なってるとはとうてい思えないorz

けどまぁ、フル稼働で仕事だと10,000時間ってのは大体5年で、どんな職場でも5年いれば分からないことは無いし大抵のことはこなせるようになってるよね。

自分も「今の会社」の「今の職場」に限れば十分にプロと言っていいレベルにはなってるとは思う。

あぁ、TOTO Big 6億円が当たったら会社やめて1日5時間ギターを弾く生活をしてみるかなw

まぁ、現実的には絵に描いた5時間より1日30分の地道な練習なのは分かってるんですが…

41080 journal

tetsuyaの日記: 良かった

日記 by tetsuya
前のたれ込みエントリー採用された上に、ストーリーを見てRamsyさんがメンテなの一人に立候補された模様ですね。shomaさんも一応/.のアカウント持ちなので見てくれたのかもしれません。

コメント上は盛り上がらないだろうなとは思ってたんですが、ストーリーに掲載されれば元エントリーに気がつかなかった人にも気がついてもらえるかも?という感じのたれ込みだったので本望です。
37993 journal

tetsuyaの日記: simplate開発者を引き継いでくれる方いませんか? 37

日記 by tetsuya
simplate開発者を引き継いでくれる方いませんか?というエントリーがGoogle Groupsにポストされていた。

phpのテンプレートエンジンであるSimplate開発者の飯塚氏が重い病を得られて、プロジェクトを引き継ぐ人を探しているとのこと。ぼく自信はSimplateを利用したことは無いが、少しでも人目につくところに知らせたいという気持ちでたれ込んでおきます。
34744 journal

tetsuyaの日記: ATOK

日記 by tetsuya

ぼくが使っているPCでインストールの自由がある物には、基本的にATOK(今はATOK2006を使用)をインストールしている。

当然、新しく組んだCore 2 Quadマシンにも組み替え前から使用している一太郎とATOK2006を入れた。こういうマシンの引っ越し時にATOK Syncとても便利で、辞書の同期がほぼ自動で出来るのが嬉しい。

ところが、FirefoxやらChromeやら某掲示板の専ブラやらを立ち上げてあれこれ書き散らしていると妙に変換が遅いのだ。タスクマネージャーで確認しても、メモリーは十二分に足りているしCPUは4つともMax 15%程度しか働いてないのにもかかわらずだ。ソフトの切り替えや動作そのものはさくさく動いているのに、日本語の入力だけ激重になるという症状が出てしまう。

???と思ってPC本体を確認してみると、なにやらハードディスクがもの凄い勢いで回り続けているではないか。さてはATOKの辞書がスワップ対象になっていて、なんだか知らないけどぐりぐりHDDを回しているのではないかと言う状況だ。

そこで、改めてATOKのプロパティを見渡したらオンメモリ辞書なる項目が( ̄□ ̄;)オォ!!

ヘルプを見ると、辞書をメモリに展開するオプションとのこと、これだ!

これをオンにして、1分ほど待ったらぱったりとHDDへの過剰なアクセスが止まり、ATOKはさくさくと変換してくれるようになった。めでたしめでたし。

今回の出来事でMS-DOS時代を思い出がよみがえってきた。

当時は起動ディスクのバッチファイルに細工をして、FIXER 3(当時はテラ3世派というかFIXER派だった)やATOK 5の辞書をDisk ChacheやRAM Diskに読み込んで使っていたのを思い出してしまった。当時はHDDは無く、2台の5インチFDDとメモリだけという構成が一般的だったので普通に使っていると日本語を入力するときにいちいちフロッピーに辞書を読み込みにいってとっても遅かったのだ。

そこで、メモリを増設して(大体標準の1MBに+1~2MBというレベル)辞書をRAMディスクやディスクキャッシュを使ってメモリに展開するというテクニックが非常に有効だったのだ。

今は、PCのリソースもHD Videoやゲームといった一部の用途を除いては十二分にあると思っていたので、新しいマシンを組んでこんな落とし穴があるとは思っても見なかったなぁ

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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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