yooseeの日記: 編集者日誌
元文章は現時点では実施方法に関してはまだ検討段階であるユーザへの課金を確定事項のように扱っているので、表現を変えさせていただいた。 またリンク先のyahoo記事は、リンク先が短期間で消えるのを避けるために変更し、幾つか見た上で情報量の多い BBWATCH の記事とさせていただいた。
ちなみにこの話題に関しては他のタレコミもあったが、他サイト記事のコピペだったので却下。基本的に7割以上コピペと言う記事はほぼ自動的に却下される。
タレコミ:
Yahoo!ニュース 産経新聞の記事によると、総務省の「ネットワークの中立性に関する懇談会」は、通信量が多いユーザへの追加課金を容認する報告書案をまとめたとのこと。
どうやらISP各社は、かねてから通信混雑を理由に「追加料金が必要である」と主張していたらしく、今回の件はこれをうけたものと見られる。その徴収先として、サービスの恩恵を高いレベルで亨受している「Winnyなどの利用者」を主とした、データ通信量の多い個人利用者が挙げられている。
総務省は一般から意見を求めた上で、年内に議論をはじめるとしているが、もし仮にこの案が成立した暁には、自宅サーバやオンラインゲーム、オンラインビデオ配信などは一気に敬遠されるようになるのだろう。
掲載文:
BroadBand WATCH の記事 "トラフィック増加コストのユーザー負担は「根拠はあるが検討事項」" によると、総務省の「ネットワークの中立性に関する懇談会」は、通信量が多いユーザへの個別的な追加課金に関して「追加料金を徴収すること自体は合理的な理由がある」とする報告書案をまとめた。 また同様に一部のヘビーユーザが全体の通信速度を低下させるケースでは、ISPが緊急避難的に帯域を制限することを「社会的に許容される」としたが、恣意的にならないよう客観的な基準を設けることを求めている。
ISP各社はかねてから、一部のユーザが通信帯域を占有することによる通信混雑を理由に「追加料金が必要である」と主張しており、今回の件はこれをうけたものと見られる。 徴収先としては、サービスの恩恵を高いレベルで亨受している Winny 利用者などの、データ通信量の非常に多い個人利用者が挙げられている。 その一方で、ネットワークを効率的に利用するための P2P 利用を積極的に進めることも挙げられている。
総務省は一般から意見を求めた上で、年内に議論をはじめるとしている。 なお同研究会は報告書案に関してのパブリックコメントを募集している。
きわめて個人的には、ある程度の個別課金は止むを得ないと思うし、問題は閾値だろう。
普通に自宅サーバを立ち上げてかつストリーミングを見ていても月間数十GBを越えるユーザはかなりのヘビーユースだが、一方で(恐らくはファイル交換ソフトで)月間テラバイト単位で帯域を使うユーザが存在している。
これに対応するには設備増強が必要になるし、それには相当のコストがかかる。
ISP が土管であるべきという話にはもちろん同意するが、
今回の個別課金に無条件で反対する人は、全員の価格を倍にするとかそういう話ならば許容するのだろうか。
ちなみに総務省の「通信の秘密」への態度は一貫して(元が電話の話だったと言うこともあり)インターネットの現実を反映していないと思える程度には厳しいものなので、そこはさほど心配はしていないが、問題がありそうだと思うユーザは積極的にコメントを出すのがいいだろうと思う。
といった辺りは私の個人的な意見なので記事には書かないが、部門名にちょっとだけ入れさせてもらった。
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