仕事始め:
俺「あれ？ 手書き？」
同「ああ。まあな。」
俺「珍しいな。どういう風の吹き回し？ ボイレコ壊れた？」
同「いや去年の暮れにさ・・・」
俺「うん。」
同「大掃除で片付けやってて、不用品まとめたダンボールを、庭の倉庫に入れようと思ったんだよ。」
俺「おお。」
同「で、忘れないように、何入れてるかマジックで書いとこうと思ったら・・・・。」
俺「ああ、わかるよ。漢字忘れてたんだろ。俺等の仕事柄、それはしゃーない。」
同「いや・・・・・。」
俺「どうした？」
同「姪っ子にやろうと思って『姪へ』って書こうと思ったら“姪”って漢字が出てこなかった。」
同「だから片仮名で書いとこうと思ったら、初っ端の“メ”からして出てこなかった。」
俺「は？ 『メ』が？」
同「流石に凹んだ。」
俺「それはヤバいわ。そこまで進行しちゃうとなぁ。」
同「だからこれからは、メモは全部手書きすることにした。」

　先週の休み明け:
俺「おい手書きどうしたよ？」
同「やっぱな、ムリだわ。」
同「漢字が出てくるとかこない以前に、もはや書く速度が遅すぎるもんな。」
同「だんだん自分で自分にイライラしてくるからな。もう止めだ。」
俺「まあ分かってたけどな。」

皆、こんな感じ↑でしょ？
最後に手書きでなんか書いたのは去年の確定申告。って人、技術者には多いんじゃないの？
我々もそのうち日ペンの美子ちゃんとかでボールペン習字やらされるようになるのかなぁ。