「オープンソース政策討論会＠RIETIのお知らせ」記事へのコメント

Big push

[Drella (7499)]

OSS政策全般とは関係ないんですが、METIで集会ということなので
METIの人に一言。

オープンソースうんぬんもいいんですが、どうせプッシュするなら

日本 linux 化政策

くらいのことも考慮してくれないでしょうか？

METI (政府) が linux をプッシュ
↓
一般人も民間企業もみんな linux へ移行
↓
linuxのOSSも商用ソフトもサポートも充実
↓
OSSもありの、商用ソフトもありのでlinuxの使い勝手飛躍的アップ
↓
(マイクロソフトを除いて) みんなハッピー。

そもそもこんな上手くいくかどうかわからんですし、デスクトップも含めてlinux
に移行することにメリットがあるのかという疑問も

Re:Big push

[bach (16079)]

政府、地方自治体という行政部門からのLinux導入はいい考えだと思います。 ただ、日本の場合、TRON騒動に見られるようにアメリカとの関係がありますので、策を練る必要があります。 Linuxを政治問題にしないようにすべきです。特に反米という色彩で理解することに反対です。Linuxを導入する場合も、アメリカを配慮する必要があります。OSはLinuxで、ハードはアメリカ企業のIBM,HPで導入するという形態が必要と思われます。マイクロソフトを追い出しても、アメリカに損をさせること

Re:Big push

[tsuya (14020)]

対米関係について別に詳しいわけではないですが、個別問題に関する貿易摩擦は、案外、米政権中枢と近い関係にある個別企業が通商代表を自社のセールスマン代わりに使う、というケースが多いような気がします。 確かにギブ&テイクのバランスを取らなければならない場合もあるようですが、摩擦の主な原因が企業のロビー活動にあるとすれば、あまり多数の企業を巻き込んだ妥協点の探り合いにはならないのではないでしょうか。

ゲイツ氏は権力に頼らず自ら日本政府首脳にWindowsを売り込みに来ましたし、石油系ブッシュ政権はIT業界とあまり縁がなさそうにも思わ

Re:Big push

[bach (16079)]

裁判に対する姿勢から見て、ブッシュ共和党政権はクリントン政権に比べると、マイクロソフト寄りだと見なすべきでしょう。 気をつけるべき人物は、ゲイツ氏だけでなくバルマー氏も入れるべきでしょう。バルマー氏は、ドイツの地方都市ミュンヘンのLinux導入の決定に際して、わざわざ自身の休暇を切り上げて、ミュンヘン市長に面会して思い留まるように説得しています。遠い外国の地方都市であってもマイクロソフトは譲りたくないのでしょう。ドイツの地方都市レベルの OS選択に際して、直接バルマー氏が乗り込んで来るということから考えると、マイクロソフトの独占欲は相変わらず旺盛であると言えるでしょう。 日本の地方自治体が仮にミュンヘン市のような動きをした場合も、当然バルマー氏による説得工作に直面するでしょう。その時、日本の大手IT企業にはバルマー氏から自治体を守る力はないように思えます。日本の大手IT企業にはバルマー氏に逆らって、自治体のLinux導入に協力する力や意志はないと考えられます。ドイツミュンヘン市の場合は、IBMが即座にLinux導入に協力するとの態度を表明して、 Linuxを援護しました。マイクロソフトの強大な力に対抗するためには、アメリカ IT産業の巨人IBMの援護が必要と思われます。