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視認性を良くするために、線の本数を減らしたりしていますが、何となく落ち着かない字体です。解像度やフォントのことが一般に知られる前のことでしたから。
ちなみにアルファベットのHelveticaフォントは、ナポレオンが軍隊に命令をボードに書いて伝達する時に
>ちなみにアルファベットのHelveticaフォントは、ナポレオンが軍隊に命令をボードに書いて伝達する時に視認性を良くするために発明したとか。単にセリフをとるだけでなく、綺麗にデザインしたナポレオンはやっぱり偉かったのかも知れません。
なにかと勘違いされているかもしれませんが、Helveticaとナポレオンは直接は関係ないはずですよ。
Helvetica は1957年に、マックス・A・ミーディンガーによってデザインされた書体です。
スイスのハース鋳造所で制作されたもので、当初は「ノイエ・ハース・グロテスク(新しいハースのグロテスク体)」と呼ばれていました(グロテスク体とはサン・セリフ書体の事)。
発売語スイス・スタイルのデザイナーに大変人気を博した為、1960年にライノタイプ(機械式活字鋳造植字機)に移植するのを契機にラテン語でスイスを意味する「Helvetica」に改称されたそうです。
[参考] 欧文書体百花辞典 [amazon.co.jp] wikipedia [wikipedia.org]
>なにかと勘違いされているかもしれませんが、Helveticaとナポレオンは直接は関係ないはずですよ。
書体に名前を付けて商品化したと言う点では仰る通りですが、サンセリフ書体の歴史を以前印刷屋さんから聞いて、なぜ唐突にフランス革命用語のサンキュロットみたいな用語なのか妙に納得したりしました。
今調べても、ナポレオンの傀儡国家時代はスイスはHelveticaと呼ばれていた [japandesign.ne.jp]位しか関連は見つかりません。ただ、最初のサンセリフ書体 [redsun.com]は、ワーテルローの翌年に英国人William Caslon IV [myfonts.com]によるというものの、フランス風のヒゲ無し文字という言われ方は、イギリスオリジナルというよりもウェリントン将軍の戦利品の中から見つけたという風に思えないでもないです。
当時文字を腕木の形で表して遠距離に通信するoptical telegraph [ucalgary.ca]というのもあり、文字を視覚的にコード化 [ucalgary.ca]しようとしていたことは分かりますが、これと書体を結び付けるのにはムリがありますね。
>ラテン語でスイスのことなら、HelveticaではなくてHelvetiaだと思うのですが。
スイス政府観光局のページ [myswiss.jp]に
正式名称はラテン語でConfoederatio Helvetica(コンフェデラチオ・ヘルヴェティカ*)としています。このラテン語表記の略称であるCHは自動車のナンバープレートや通貨の単位、切手など国名の標識としてよく見かけます。 *ヘルヴェティアの連合という意味で、古代ローマ時代にスイスに住んでいたケルト部族のヘルヴェティア族に由来しています。
正式名称はラテン語でConfoederatio Helvetica(コンフェデラチオ・ヘルヴェティカ*)としています。このラテン語表記の略称であるCHは自動車のナンバープレートや通貨の単位、切手など国名の標識としてよく見かけます。
*ヘルヴェティアの連合という意味で、古代ローマ時代にスイスに住んでいたケルト部族のヘルヴェティア族に由来しています。
と書いてありますので Helvetica も使用してるみたいです。
でも切手には Helvetia と書いてあったりするので [google.co.jp]両方つかってるのかな? (男性形とか女性形の違いとかでしょうか?)
ラテン語は全然解らないので深くつっこまれるとあれですが…
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
JR東海のフォントもいい (スコア:2, 参考になる)
気のせいか、書体のブレも大きいような。ちゃんとしたデザイン・マニュアルとか、コンピュータ用のフォントはあるんでしょうか?
サイン書体だと、JR東海の駅名表示板の書体はすごくいいと思います。昔風で安心感があるけど、古くさくない。
Re:JR東海のフォントもいい (スコア:2, 興味深い)
視認性を良くするために、線の本数を減らしたりしていますが、何となく落ち着かない字体です。解像度やフォントのことが一般に知られる前のことでしたから。
ちなみにアルファベットのHelveticaフォントは、ナポレオンが軍隊に命令をボードに書いて伝達する時に
Re:JR東海のフォントもいい (スコア:3, 参考になる)
>ちなみにアルファベットのHelveticaフォントは、ナポレオンが軍隊に命令をボードに書いて伝達する時に視認性を良くするために発明したとか。単にセリフをとるだけでなく、綺麗にデザインしたナポレオンはやっぱり偉かったのかも知れません。
なにかと勘違いされているかもしれませんが、Helveticaとナポレオンは直接は関係ないはずですよ。
Helvetica は1957年に、マックス・A・ミーディンガーによってデザインされた書体です。
スイスのハース鋳造所で制作されたもので、当初は「ノイエ・ハース・グロテスク(新しいハースのグロテスク体)」と呼ばれていました(グロテスク体とはサン・セリフ書体の事)。
発売語スイス・スタイルのデザイナーに大変人気を博した為、1960年にライノタイプ(機械式活字鋳造植字機)に移植するのを契機にラテン語でスイスを意味する「Helvetica」に改称されたそうです。
[参考]
欧文書体百花辞典 [amazon.co.jp]
wikipedia [wikipedia.org]
Re:JR東海のフォントもいい (スコア:1)
>なにかと勘違いされているかもしれませんが、Helveticaとナポレオンは直接は関係ないはずですよ。
書体に名前を付けて商品化したと言う点では仰る通りですが、サンセリフ書体の歴史を以前印刷屋さんから聞いて、なぜ唐突にフランス革命用語のサンキュロットみたいな用語なのか妙に納得したりしました。
今調べても、ナポレオンの傀儡国家時代はスイスはHelveticaと呼ばれていた [japandesign.ne.jp]位しか関連は見つかりません。ただ、最初のサンセリフ書体 [redsun.com]は、ワーテルローの翌年に英国人William Caslon IV [myfonts.com]によるというものの、フランス風のヒゲ無し文字という言われ方は、イギリスオリジナルというよりもウェリントン将軍の戦利品の中から見つけたという風に思えないでもないです。
当時文字を腕木の形で表して遠距離に通信するoptical telegraph [ucalgary.ca]というのもあり、文字を視覚的にコード化 [ucalgary.ca]しようとしていたことは分かりますが、これと書体を結び付けるのにはムリがありますね。
cの有無 (スコア:0)
Re:cの有無 (スコア:2, 参考になる)
>ラテン語でスイスのことなら、HelveticaではなくてHelvetiaだと思うのですが。
スイス政府観光局のページ [myswiss.jp]に
と書いてありますので Helvetica も使用してるみたいです。
でも切手には Helvetia と書いてあったりするので [google.co.jp]両方つかってるのかな? (男性形とか女性形の違いとかでしょうか?)
ラテン語は全然解らないので深くつっこまれるとあれですが…
Re:cの有無 (スコア:1)
#ホントかどうか知らないけど。
Re:cの有無 (スコア:0)