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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
正しいタイトルは「セルロースを添加した超強力プラスチック」 (スコア:3, すばらしい洞察)
原文にはセルロースの分解サイクルは書かれているけど原材料の分解サイクルには何も言及していません。
セルロース粒子はあくまで「添加物」でしょう。
ところでセルロース粒子抽出の過程でエタノールも出てくるみたいですね。
現在よりも木材から効率よくエタノールを抽出できるようになるのならバイオマス燃料方面としても非常にいい進歩になるのでしょう。
――――――――――― バグは金也("Y"enBug)
Re:正しいタイトルは「セルロースを添加した超強力プラスチック」 (スコア:4, 興味深い)
私は環境面もさることながら、強度に興味がありますね。
タレこみには書いてあるのか読み取れませんでしたが、
金属の強度と比較してどうなるといった情報が欲しいなぁ。
あと、強度だけじゃなく、割れやすさなども知りたいです。
それなりの強度と透明度があれば、例えば窓ガラスとかのかわりになるかもしれませんし、
無ければ無いで、いままでの何に取って代わることができるのか、
それが実用に向けたポイントになると思います。
## 白い馬も黒い馬も同じ馬。
## じゃ、白も黒も同じ色?
Re:正しいタイトルは「セルロースを添加した超強力プラスチック」 (スコア:3, 参考になる)
曲げ強度は400MPa,軟鋼やマグネシウム合金に匹敵
曲げヤング率は、20GP
■ナタデココを用いたディスプレー基板(京大生存圏研究所教授 矢野浩之) [nikkeibp.co.jp]
透明ポリマー材料を、生物由来の透明ナノファイバー(ナタデココのバクテリア・セルロース)で補強したフレキシブル透明基板を世界で初めて開発した。このナノファイバーは高強度(鋼鉄の5倍以上)で、弾性率がガラスより高くアラミド繊維(ケブラー)並、線熱膨張が石英ガラス並に低いという特性を有している。補強材料にファイバー径100nm以下の透明ナノファイバーを使用したことで、フレキシブルでも平行光線透過率で85%を越える透明性とガラス並の低い線熱膨張を実現した。ファイバー径がナノサイズであり、透明性が複合させる樹脂との屈折率差に左右されないことによる。また、粒子形状ではなく、ファイバー形状のフィラーであることから、熱膨張係数をフィラーとマトリクス樹脂との体積平均値よりも低減させることができた。同部材は、京都大学と企業5社(日本電信電話、パイオニア、日立製作所、三菱化学、ローム)との包括的融合アライアンスの「有機系エレクトロニクス・デバイスに関する研究」の一環として、創出された成果である。
恐らく同等だと思われる