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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
脆弱性 (スコア:3, 参考になる)
昔、音声認識ソフトのデモで、エクセルに数字を入力したり、
ワードに社内文書を入力しているビデオがありました。
特に、周囲に人がいる所で使うのは躊躇われるという突込みを
先回りしてか重役室っぽいところで行っておりましたが、
内心「簡単な盗聴器で秘密が筒抜けだなあ」とか心配になったものです。
もっとも、ピーターの法則により重役室で重要なデータが入力される事は無く
そのような心配は必要ないのかもしれませんが!?
でも、永田メールみたいに重要な証拠になる例があるから油断は禁物でしょう。
#まあガセだったわけだが
効率のよい音声認識活用例 (スコア:3, 興味深い)
1996年にリリースされたOS/2Warp4.0に音声認識が初めて搭載されたとき、OS/2Magazine誌に掲載された
IBMの副社長さんへのインタビュー記事で「病院のカルテ書きに音声認識が使われていて効率が上がった」という話が
書いてあった記憶があります。たしか両手がふさがっていても筆記できるからという理由だったと思います。
どうせ音声認識のデモならそういうシチュエーションのものの方が分かりやすいと思いますけどね。
そそ余談ですが、Warp4.0のデモで来日したデビッド・バーンズ氏 [wincons.or.jp]へのインタビュー記事で、飛行機内で、
自分のOS/2マシンに音声認識で語りかけてデスクトップを操作しはじめる(ワークプレイスシェルのすべてのオブジェクトが
音声認識で操作可能だった)と、周りでソリティアをやっていた人たちが自分のPCをしまいはじめたという逸話も面白かった
です。
それで10年前のOS/2でできたことが、ようやくWindowsでもできるようになったんですね(違
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:効率のよい音声認識活用例 (スコア:1, すばらしい洞察)
そもそも口述筆記とまではいかなくとも、ある程度周囲に情報が漏れる事は想定される
という特徴はありますが、最初に本人に知らせるかどうか躊躇われるようなシビアな病気の時には微妙?
そうでなくても、聴診器をあてている先生がブツブツとカルテ入力をする
(しかも日本語ではない)というのはちょっと慣れが必要かもしれない。
ま、私が件のビデオを見たのはXPが出るちょっと前なので7年前のことですが、
電子カルテに記入するというシチュエーションは一般的ではなかったという事で、
あってもビデオを作る市場規模ではなかったでしょう日本では。
個人的にはICレコーダ/テープ起こしに使えたら、社長スピーチの原稿化に助かるのですが、
所詮は特定個人に特化した学習データベース、最適なレベルで入力される事が前提で、
入力者が意識しなければ機能しないレベル/環境では普及は見込めるはずも無いですが。
ただ、テレビ局の字幕放送に音声認識が補助的に使用されているとか聞いたことがあるので、
金に糸目をつけなければ辞書無しで精度の高い製品もあるのかもしれませんね。
ただ、どんなに適したシチュエーションと製品でもアプリケーションの操作まで
口頭で入力しようとする限り人間にとっての不自然さは解消されてない訳で、
もともと両手がふさがっていようがいまいがソレ以外に入力手段が無いならともかく、
本来はキーボードで使うシステムを音声化しても、最短で入力できる方法を知っているので、
入力/推敲の手間、入力に要する注意が増加して却って煩わしく感じるパラドクス。
両手が塞がれない代わりに思考(試行?)を塞がれては本末転倒ですね。
多くの人は両手が自由に出来る状態を作って書くという選択を取るでしょうね。
考えるより、音声認識で一度遊んでみては? (スコア:1)
で、患者を前にしての電子カルテというのは記憶が誤っていて、放射線科での結果データの入力に使われて
威力を発揮したよという(デモンストレーションではない)実際の話でした。
>ただ、どんなに適したシチュエーションと製品でもアプリケーションの操作まで
>口頭で入力しようとする限り人間にとっての不自然さは解消されてない訳で、
きっと2つ目の話を曲解されたと思いますが、飛行機内で使われたOS/2マシンというのはIBM ThinkPad(ふつうの
ノートパソコン)でして、キーボードもTrackPoint(つまりマウス)もついているのですね。そういうマシンでヘッドセット
越しにOS/2のデスクトップを操作していたら、まわりのWindowsユーザーが恥ずかしがってしまってしまったという話です。
Warp4は音声入力によるボイスナビゲーションのほかに、通常のキーボード・マウス操作も可能ですから(当然ですね)。
他のACさんも書かれていますが、わたしもVoiceType for OS/2日本語版がリリースされたとき、Warp4の音声認識を
試したことがあります。でもPentium150のThinkPad 760Eでは微妙にレスポンスが悪くて、飽きたら即効で外しました(笑)
>もともと両手がふさがっていようがいまいがソレ以外に入力手段が無いならともかく、
>本来はキーボードで使うシステムを音声化しても、最短で入力できる方法を知っているので、
ですから音声認識がキーボードやマウスを駆逐するってことはないという点は同意できます。
ただ一度音声認識をお試しになってみるのもよいかと思います。ワードファイルの編集やテープ起こしでなくても、
補助的に音声認識を使えば便利な場面はありそうですから(詳しくはインタビュー記事をどうぞ)。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ