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まず”バッテリー”なのは出力制御ができない(必要ない)という点でしょう。 普通原子炉は制御棒などを用いて反応度をコントロールして未臨界・臨界・超臨界を行き来することで出力を上下させますが、この装置の場合はそれがないので、自然に発生する負のフィードバックで熱出力が一定になる設計のハズ(これは日本の原子力発電所を含めてどこでも通用。何カ所か怪しいけど)。 んで、水素ガスが熱交換&減速材でこれを外に引っ張って水→蒸気→タービン→電気。 このサイズのブロックを延々交換してエネルギー供給できるというのはなかなかに面白いですね。
ちなみに、いわゆる放射能漏れ(放射性物質の拡散とか言うべきだ…)とかの安全性についてですが、この手の燃料は固形でかつ何層にも封印されています。 ガス状の燃料をぶん回す核融合の方がそういう意味ではリスキーなぐらいです。 かつ量の問題や発生する放射線の種類なども色々と違うので一般にパニック好きな方が期待するほどの影響は無いと思われます。ケミカル的な方は良くわかりませんが…。 ジャガイモの芽は定性的には有害だけど普通の調理の範囲では定量的には無害。というような。
でも日本じゃあと100年ぐらいしないと普及しないだろうなあ…。
The inherent properties of uranium hydride serve as both fuel and moderator providing unparalleled safety among nuclear reactors.
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
だいたい斜めに読んでみた感じとしては… (スコア:3, 参考になる)
まず”バッテリー”なのは出力制御ができない(必要ない)という点でしょう。 普通原子炉は制御棒などを用いて反応度をコントロールして未臨界・臨界・超臨界を行き来することで出力を上下させますが、この装置の場合はそれがないので、自然に発生する負のフィードバックで熱出力が一定になる設計のハズ(これは日本の原子力発電所を含めてどこでも通用。何カ所か怪しいけど)。 んで、水素ガスが熱交換&減速材でこれを外に引っ張って水→蒸気→タービン→電気。 このサイズのブロックを延々交換してエネルギー供給できるというのはなかなかに面白いですね。
ちなみに、いわゆる放射能漏れ(放射性物質の拡散とか言うべきだ…)とかの安全性についてですが、この手の燃料は固形でかつ何層にも封印されています。 ガス状の燃料をぶん回す核融合の方がそういう意味ではリスキーなぐらいです。 かつ量の問題や発生する放射線の種類なども色々と違うので一般にパニック好きな方が期待するほどの影響は無いと思われます。ケミカル的な方は良くわかりませんが…。 ジャガイモの芽は定性的には有害だけど普通の調理の範囲では定量的には無害。というような。
でも日本じゃあと100年ぐらいしないと普及しないだろうなあ…。
Re:だいたい斜めに読んでみた感じとしては… (スコア:1)
どういう温度で作動するのか不明ですが、そこまで水素化物のままなのかしらん。
あと、核反応の生成物はどうするのだろう。密閉しておいていじる必要なし、なんて感じに読めますが、キセノンなんかはどこかで取り除くんですかね。