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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
無謀な挑戦は控えればいいのに (スコア:0)
ここ何年か果敢に挑んできた、x86に対するAMD独自の拡張などは、
いたずらに混乱を呼んだだけなので、余計なものだと感じていました。
Intelが定義した命令(セット)を、Intelよりも速く実行できるCPUを安く売る
という方向に注力すれば良かったのに。
結果論として無謀になったのですよ (スコア:3, 興味深い)
仰る様にもしAMD486-5x86の路線を継承していれば、Cyrixのようにバスライセンス
周りで訴訟を乱発されたり、圧倒的な資金力に物を言わせたダンピング攻勢で
今頃は他の互換プロセッサ組同様、会社がなくなっていたことでしょう。
AMDのプロセッサ開発に一貫しているのは「トレンドの先取り」です。Intel側が標準になれば
命令セットをIntel側に合わせるのは互換プロセッサ屋として当然やってきています。
IntelがMMX-SSEの間にインターバルを置きすぎたので目だってしまってますが。
AMDはマイクロコードをクリーンルーム解析で実装し
Re:結果論として無謀になったのですよ (スコア:1, 参考になる)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0520/kaigai440.htm [impress.co.jp]
によると、2011年らしいですね。
Sandy Bridgeが2010年後半~2011年にかけてということなので、Sandy Bridge
のほうが少しだけ早そうな状況。
AMDは、ドイツに300mmウェハーのFabを作る際にに、50%近いシェアを取らないと
ラインを埋めきれないような計画を立てていましたね。
Core2 が出る直前のある意味AMDがまだイケイケの時だったので、それまで生産計画
や生産能力の問題で取れなかったシェアを一気に獲得しようという目論見だったので
しょうけど、AMD側の計画遅延やCore2の出来の良さで、頓挫してしまったという感じ
でしょうか。
今回のAMDのFab分離の話からは少しそれますが、Intel/AMD が競いあって今の性能/価格
が実現できているのは確かでしょうから、そろそろx86以外のCPUにその競争の舞台を
移してほしい、とか個人的には思っています。(なんならIA-64でもいいです)
x86も未だ限界がどこなのか見えてきませんが、今後更に低消費電力/高効率化を進める
ためには、x86の構造上の問題が足かせになりそうに思えます。
そんな競争が成り立つためにも、AMDにはintelの競争相手たり得る存在であってほしいところ。