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仕組み的にガスのほうが効率よいなら、ガス発電所作ればよい話ですし。
送電ロスが減るとか、廃熱利用ができるから?
なぜ二酸化炭素が減るのか良く分からないです。 仕組み的にガスのほうが効率よいなら、ガス発電所作ればよい話ですし。
大きなものは小回りが利かない。これ、自明の理だと 思うんですがね。
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
なぜ二酸化炭素が減るの? (スコア:0)
火力発電所で出る二酸化炭素が減る代わりに、
家の周りの二酸化炭素が増えるだけのような気もするんですが。
仕組み的にガスのほうが効率よいなら、ガス発電所作ればよい話ですし。
送電ロスが減るとか、廃熱利用ができるから?
Re:なぜ二酸化炭素が減るの? (スコア:2, 参考になる)
まず、二酸化炭素(と、温室効果ガス)が減る理由の方から。
第一に、炭素鎖が長い重油よりも炭素鎖が短いガスを燃焼させたほうが、燃焼エネルギー当りの二酸化炭素量を小さく抑えることができます(石油の7割程度)。代わりに、同じく温室効果がある水蒸気の発生量が増えますが、こちらは冷却することで容易に液化できるため、水蒸気の形で放出される量を小さく抑えることができます。したがって、水蒸気の生成による温室効果に対する影響は、削減された二酸化炭素による影響に比べて小さいと考えられます。
第二に、AC氏が指摘しているように、送電ロスの削減や廃熱利用によって必要なエネルギーの量そのものを減らすことができます。タレコミのリンク先によると、総エネルギー効率は85%(発電効率自体は20%、ただし、廃熱による65%を有効利用できるため、値が大きい)と、既存の発電(約40%)を大きく上回っています。
ちなみに、実は最近LNG火力発電所(ガス発電所)は増えてきています。燃料が石油に比べて安価であるため、kW当りの発電コストが安い(約6.4円、石油は10.2円、石炭は6.5円;参考 [iae.or.jp])という長所が増えている要因の1つかと思われます。ただ、燃料の安定供給という面で不安があること(総採掘量が少ない)、既存の発電所の廃棄にもコスト(温室効果ガスなどの環境コストを含む)がかかることが、AC氏の言うような完全な置き換えができない理由かと思われます。
ちなみに、温室効果ガスの削減については、原子力発電を用いるという案もありますが、事故が致命的であるという問題と最終廃棄物の問題があるため、特に欧州各国では、原子力発電所の利用を控える傾向が強まっているようです。また、日本の原子力発電に関しては、安全性を犠牲にした作業の簡略化と、現地作業員に作業の危険性を十分に伝えないことによる人件費の削減で、維持費を低く抑えているのではないかと疑う向きもあります。
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物は試しだ。コメントのしきい値を2にしてごらん
Re:なぜ二酸化炭素が減るの? (スコア:1)
大きなものは小回りが利かない。これ、自明の理だと 思うんですがね。
Re:なぜ二酸化炭素が減るの? (スコア:0)
自分で正解を導き出せていますね