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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
煽り返すのは自分を貶めるだけ (スコア:5, すばらしい洞察)
この八田真行さんという人は、(わざとかもしれないのだけれども)
冷静さを欠いた煽り気味の文章を、よく書いていると感じる。
> だいたいGPLは私有財産制の存在する「資本主義の国」でしか成立しないも
> のである。
GPLが「著作権のある国でないと成立しない」ことからは、GPLが「資本主義の
国」サイドであることは導けません。
ソフトウェア公有権のある世界では、GPLなんて存在しないだろうけど、だか
らと言ってGPLが「ソフトウェア公有権のある世界」に反するものではないで
しょ。
> 簡単にいえばGPLは
Re:煽り返すのは自分を貶めるだけ (スコア:1, すばらしい洞察)
> GPLが「著作権のある国でないと成立しない」ことからは、GPLが「資本主義の
> 国」サイドであることは導けません。
この場合、GPLが「資本主義サイドであること」を導く必要はありません。資本主義の敵ではないことを示せば良いだけです。論点がちょっとずれています。
ここでは、GPLが著作権(さらにはその前提としての資本主義)を存立の基盤としていることを指摘しているのだから、少なくとも敵対するものではないことを暗に示しているんだという意図なのでしょう。
まあ、それでもなお厳密には飛躍した論理ですけれど、大幅に脱線しているわけではないと思います。
> ソフトウェア公有権のある世界では、GPLなんて存在しないだろうけど、だか
> らと言ってGPLが「ソフトウェア公有権のある世界」に反するものではないで
> しょ。
その世界に存在しないものがその世界に反するとか反しないとか言うことはできません。単に無意味なだけです。
(揚足取りに聞こえたら失礼。でも私は最初むしろ「反する」と思ったので、私自身揚足取られた気分だったりする。)
> > 簡単にいえばGPLは知的所有権を放棄するモデルなんかではないし(というよ
> > り知的所有権が存在しない世界ではGPLは何の意味も持たない)
> そうかな?「知的所有権が存在しない世界ではGPLは何の意味も持たない」こ
> とから「知的所有権を放棄するモデルでない」ことは導けませんね。
もとのふたつの文は並列の関係であり、前件後件の関係にはありません。
> なんとなれば、現在の多くの社会の仕組みの中で、ソフトウェア公有権を擬似
> 的に達成するのがGPLです。八田さんの言う知的所有権が何を指しているか知
> りませんが、GPLの理想とするソフトウェア公有権が成立した社会では八田さ
> んの言う知的所有権は放棄されているかも知りませんしね。
GPLは知的所有権を前提としており、その作成者の意図や理想とは無関係に、純粋に法的な条件に従って機能するよう設計されているもの、と私は理解しております。
つまり、知的所有権の中にもともと公有を可能にする条件が含まれていただけであって、GPLはそれを明示しただけであるように思います。
それから「公有権」の解釈によっては、これが成立すると、誰もが自由にソフトウェアを改変するのはかえって難しくなる可能性もありますね。
「ソフトウェアは皆のものだから、どのように書くかは皆で決めましょう。勝手に改変するのは許しません」みたいな。
これはもちろんGPLの精神とはかけ離れたものでしょう。
まあ、これもちょっと極端な話ではありますが。。。
Re:煽り返すのは自分を貶めるだけ (スコア:0)
> > とから「知的所有権を放棄するモデルでない」ことは導けませんね。
>
> もとのふたつの文は並列の関係であり、前件後件の関係にはありません。
並列というには無理があるのですよ。同じ事ですが、
坂村さんの主張「GPLは資本主義を崩壊させる」
Re:煽り返すのは自分を貶めるだけ (スコア:0)
> > > そうかな?「知的所有権が存在しない世界ではGPLは何の意味も持たない」こ
> > > とから「知的所有権を放棄するモデルでない」ことは導けませんね。
> > もとのふたつの文は並列の関係であり、前件後件の関係にはありません。
> 並列というには無理があるのですよ。
確かに、「並列」というより単に「言い替え」と言った方がよかったです。
ただ、論理形式として「条件・結論」の関係にないことは確かでしょう。
> 坂村さんの主張「GPLは資本主義を崩壊させる」
> に対し、
> 八田さん