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アブストラクトをざっと読んでみると、有機FETの話みたいです。SiO2 上のシランカップリング剤を用いた SAM において、SAM にフッ素やアミノ基を導入したものを使って、S
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
nature materials (スコア:0)
Re:nature materials (スコア:2, 興味深い)
アブスト読んでみた (スコア:0, 参考になる)
アブストラクトをざっと読んでみると、有機FETの話みたいです。SiO2 上のシランカップリング剤を用いた SAM において、SAM にフッ素やアミノ基を導入したものを使って、S
ですねー (スコア:1, 興味深い)
可曲性のあるくらいに薄い無機系ゲート膜では絶縁破壊しちゃう。
けれど絶縁破壊しないくらい厚くすると曲げで割れちゃう。
フレキシブル化でゲート膜以上に重要なのは基板です。
普通のPETフィルムなどでは酸素や水が筒抜けですから。
食品包材用のバリアフィルムでもぜんぜん不十分。
けれどバリア性を確保するほど可曲性がなくなる。
折角だからタレコミ文に突っ込みを入れておこう。
論文はまだ読んでいないけど。
「炭素を含む有機物を元に作られるもので」
有機物といえば炭素を含むのが化学屋の常識。
Re:やっぱ期待しすぎですねー (スコア:1)
> 早くても二十年後くらいかな。
> 期待しすぎ。
バイオとか材料とかの研究者は、どうしても実用研究みたいに短期に製品化が期待できるものを扱っているわけではないので、今のような不況でお金がない世の中ではけっこう冷遇されていたりします。「すぐにお金にならないものになんか投資しないよ!」なーんて言われてね。
だから、今回みたいな「誇張した表現」で、それがあたかも「いつでも実現できます!」というような表現で自分の研究を表現したりする人も増えてるんだと思うのですね。でも、それをやっちゃうと、結局信用をなくしてしまうわけなんですけどね。
この研究そのものでできるものだけではなくて、製品に持っていくまでは、その周辺をかなりのお金をかけて固めないとまずいわけなんですけどね。そっちのほうの投資額のほうが、本体よりも大きなものになることは、けっこうざらにあるし。
基礎研究をやっている研究者は外から見ると、他人のカネを使って「遊んでる」ように見えるような人もいないわけではないし。
ということで、この発表を見てもわかるけど、基礎研究をやっている人は、予算欲しさに人をだましている、ともとれるような発表するのはいい加減やめて、ちゃんと素直にやろうね。そうでないと、また信用を失って、さらに予算も失うことになっちゃうから。
「実は、この研究で製品に持っていく可能性はあまりおおきくない。でも、可能性を追求しておくことに意義はある。」
というような言い方でも、ちゃんとした研究であればちゃんとお金を出す人はいるものです。