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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
例えばニワトリ (スコア:3, 参考になる)
生きた鮭から鮭の切り身を作る工程は残酷ではないのでしょうか。
フィッシングゲームなんていうものもありますが、魚に針を飲ませる行為は残酷ではないのでしょうか?
動物を狩る行為とヒトを斬る真似事のゲームとどっちが残酷ですか?
(ヒトを含めて)××を殺すシーンは残酷だから子供に見せるな、というのは、ちょっと論点がずれているように思います。殺すことがなぜいけ
Re:例えばニワトリ (スコア:1)
ことに無感傷になることではないかと思います。無残に生き物を
殺す行為の激しさにポイントを持っていくと、主観的な問題と
なって、残酷の問題に対する本質を見失うことになりそうな。
たぶん、子どもの頃に人が無残に死んでいく・死という現象を
ルーチンワークのように見ていくということをやってしまうと、
三つ子の魂百までというように上の「残酷」な人間になりやすい
んでは。
教育というと、死という現象に子どもがどのように、どれくらい
考え、そして、多くのことを考えられるネタというか経験を
得ることだと思いますが、
残酷って何かというと (スコア:1)
そうではないと思います。意味があろうと無かろうと、残酷なものは残酷。例えば、正当防衛で相手を殺してしまうことは、自分や他人の身を守ったという意味があるわけですが、相手を殺してしまったことが残酷でないわけではない。鶏の例もそうで、鶏をシメるのは、人間が生きていくための食料にするという意味があるわけですが、鶏を殺すのが残酷でないわけではない。
人間は、残酷にしか生きていけないのです。
ちなみに、殺さないからといって残酷でないともいえません。子供が虫の足を全部もぎってなぐさみものにすることがありますが、それで虫が死ななかったとしても、残酷ですね。人豚の話だって、人は死なないけど残酷としか言い様が無い話です。
> 殺す・壊す ことに無感傷になること
これも同じで、感傷的になったからといって残酷でないとも言えません。いちいち例示はしませんが。
むしろ、無感傷になるというのは、残酷さを感じられなくなることですよね。
Re:残酷って何かというと (スコア:1)
いうよりは主観的なものだから、そういった線引きは信用できないと
私は思うのです。常識的な線引きは分かっていますけどね。
だから、残酷かどうより、人にしろ動物にしろ何かを殺す場合は、
それに責任というか自分なりの根拠を与えて殺すべきだと個人的に
思っています。その責任やら根拠が不十分であれば、他から責を
受けるというようなもの。無感傷(無感情と書くべきだったかな)
ってその責任やら根拠を持たずに単に(面白いなとか思っているかも
しれませんが)殺しをするということです。当人は残酷と思わないかも
しれないけど、他人はちゃんと残酷だと判断します。だから、
残酷なのです。
Re:残酷って何かというと (スコア:1)
そのとおりですね。だから、残酷であるかどうかの線引きに、意味があるかどうかを持ってくるのに私は反対したわけです。
> 当人は残酷と思わないかもしれないけど、
> 他人はちゃんと残酷だと判断します。
> だから、残酷なのです。
そういう意味では、根拠なり責任があったとしても、残酷なものは残酷だと言えませんか?
問題は、残酷・残酷でないと、許さざるを得ない・許せないは、それぞれ独立だということです。つまり、残酷だけど許さざるを得ない場合もあるということです。
素魚の踊り食いや、魚を活造りにして食う事だって、残酷だと思う人はいます。でも、素魚の踊り食いは、無感傷(無感情といっても同じ事です)に行われていませんか?いや、むしろ、面白いと思ってやっている人すらいるはずです。
鯨問題では、日本人は鯨を食べることを当然だと思っていますが、残酷で許せないと思っている人たちもいるわけです。ま、さすがに鯨を直接殺す機会は普通の人には訪れないでしょうから、鯨を殺すことを面白がる人はあまりいないでしょうけど。
さらに言えば、すべての肉食は残酷で許せないと思っている人すらいるわけです。面白がるために狩や釣りをする人は多いですよね。
ま、取り留めの無いことを書いてしまいましたが、そう単純ではないというのは、私も賛成です。
Re:残酷って何かというと (スコア:1)
ための制限はある程度認められるべきだと思うんですね。
残酷は各人の主観と良心の問題ですが、それは、きちんとした
判断と、その結果に対する責任を持つことができる大人でしか
扱えないものであり、従って、子どもには扱いきれないもの
でしょう。
ということで、タバコや酒、アメリカなら銃と同じものだと
思えます。残酷な演出は倫理感を揺さぶるもの(それは人の
本能やらに繋がるのかな)ですし、SEX と同じくあえて
子どもに曝すのは結構危険なんではと思います。
残酷な演出が現実のレール上にあるものなら、その意味する
ところを子どもでも分かると思うのですが、虚構の世界だとね。
残酷な演出に富むゲームに子どもの良心が左右されるという
ことを言いたいわけじゃなく、それは大人のためのものと
言いたいんです。