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草木って体温が28℃以上になったら枯れてしまうから、その対策で水分を蒸発させて温度を下げるそうだけど
それは違うでしょう。蒸散は効率良く二酸化炭素を取り込み,酸素を放出することの,いわば副産物です。ある植物生理学者は,蒸散を「避けることのできない災い」と表現しているくらいです。
日本の植物でも,夏季,気温が最も高くなる正午から14時ころまでの間,気孔が閉鎖する現象が観察されます。これは葉からの水分の喪失を抑制するためと考えられています。このとき,葉の温度は30℃をはるかに超えます。それでも気孔を閉鎖していることから考えると,植物体の温度上昇を抑制するために蒸散を行っているという考え方には無理があります。
# #776602 の AC さんが,どこでそのような話を聞かれたのかちょっと興味があります。
こういった性質を持つ植物はカム植物と言うそうです。
ちなみに,ググりたい方は「カム植物」ではなく「CAM植物」とか「CAM plants」でやるのが吉です。 # つーか,今でも高校の生物でやるんじゃないですかね。
いえ,温度を低下させる効果があることは確かなんですよ。ただ,元のコメントが,蒸散作用がそのためにこそあるといった感じの書き方だったんで。少し強く否定しすぎましたね。
それにしても,そのTV番組で主張していたという,28℃という温度がどこから出てきたのか不思議です。たしかに植物にも高温障害はありますけど,より低い温度で障害が出るものもありますし…… # どのくらいの温度で高温障害が出るかは,他の方が指摘している通り, # その植物が本来どのような環境で成育しているかによります。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
耐熱性 (スコア:1, 興味深い)
サボテンならいいかもしれないけど意味ないし
Re:耐熱性 (スコア:2, 参考になる)
それは違うでしょう。蒸散は効率良く二酸化炭素を取り込み,酸素を放出することの,いわば副産物です。ある植物生理学者は,蒸散を「避けることのできない災い」と表現しているくらいです。
日本の植物でも,夏季,気温が最も高くなる正午から14時ころまでの間,気孔が閉鎖する現象が観察されます。これは葉からの水分の喪失を抑制するためと考えられています。このとき,葉の温度は30℃をはるかに超えます。それでも気孔を閉鎖していることから考えると,植物体の温度上昇を抑制するために蒸散を行っているという考え方には無理があります。
# #776602 の AC さんが,どこでそのような話を聞かれたのかちょっと興味があります。
Re:耐熱性 (スコア:3, 参考になる)
昼夜逆転した活動をするものがありますね。
植物にとって水分を失うことは、もっとも危険なことですから、
まさに日中は気孔を閉じて、夜間に有機酸を合成しています。
こういった性質を持つ植物はカム植物と言うそうです。
Re:耐熱性 (スコア:1)
ちなみに,ググりたい方は「カム植物」ではなく「CAM植物」とか「CAM plants」でやるのが吉です。
# つーか,今でも高校の生物でやるんじゃないですかね。
Re:耐熱性 (スコア:1, 参考になる)
>それは違うでしょう。蒸散は効率良く二酸化炭素を取り込み,酸素を放出することの,いわば副産物です。
蒸散による水分損失というデメリットを重視するか、温度調節や物質輸送というメリットを重視するかは、その植物の水環境や環境適応戦略によって異なるのではないでしょうか。
Re:耐熱性 (スコア:0)
がせねたか チッ
Re:耐熱性 (スコア:1)
いえ,温度を低下させる効果があることは確かなんですよ。ただ,元のコメントが,蒸散作用がそのためにこそあるといった感じの書き方だったんで。少し強く否定しすぎましたね。
それにしても,そのTV番組で主張していたという,28℃という温度がどこから出てきたのか不思議です。たしかに植物にも高温障害はありますけど,より低い温度で障害が出るものもありますし……
# どのくらいの温度で高温障害が出るかは,他の方が指摘している通り,
# その植物が本来どのような環境で成育しているかによります。
Re:耐熱性 (スコア:0)
その辺を一律に28℃としてる段階で眉唾もの。
まあテレビだしね。
でも植物が自分の周りの気温をコントロールしてるという話は俺も聞いたことがある。
テレビで(w