64 bit 長の命令とデータでしたのでデフォルトの型は double か long long int でした。さくっと数値計算
のアプリケーションが書けました。ただし、8/16/32 bit の扱いは相当にハンディがあり、
事務処理的なアプリケーションでは実力が発揮できないのが問題でした。それでも Windows NT
で x86 コードな MS Word なんかをエミュレーションで当時の PC と比べて等速かまあまあ早く
動かしていました。
チップそのものは DEC から SAMSUNG(今の DDR メモリの製造技術に生かされているかもしれない)、三菱電機
と渡り、アーキテクチャは Intel, AMD に離散していき、今ある技術のゆりかごと思えます。
今ある技術のゆりかご (スコア:1, 興味深い)
64 bit 長の命令とデータでしたのでデフォルトの型は double か long long int でした。さくっと数値計算 のアプリケーションが書けました。ただし、8/16/32 bit の扱いは相当にハンディがあり、 事務処理的なアプリケーションでは実力が発揮できないのが問題でした。それでも Windows NT で x86 コードな MS Word なんかをエミュレーションで当時の PC と比べて等速かまあまあ早く 動かしていました。
チップそのものは DEC から SAMSUNG(今の DDR メモリの製造技術に生かされているかもしれない)、三菱電機 と渡り、アーキテクチャは Intel, AMD に離散していき、今ある技術のゆりかごと思えます。
x86エミュレーション (スコア:2, 興味深い)
Fx!32 でしたっけ.職場の Alpha Stationで使っていました.
エミュレーションというよりは中間コードを生成するコンパイラのようなもので、使い込むにつれてコードが最適化されて速くなる、というなかなかに味わい深いツールでした.
職場のAlpha Station、もともとは事務系のワークステーション(この時点でハードの選択間違ってるような気がする)として購入され、Open VMS(更にOSの選択間違ってるような気がする)上でCのプログラム(言語の・・・以下略)を動かしていたのですが、数ヵ月後、20分の1値段のショップブランドPC(P6 200MHz & Windows NT4.0 + MS Access 95)にパフォーマンス(CPUだけではなく、DBやUIを含めた「仕事に必要なアウトプットを得られるまでの速さ」)で負けることが発覚してワークステーションは御役御免、リース切れまでの間Windows NT上でExcelやMS Wordを動かす高級パソコン(何が高級って、当時メモリ128MB、HDD5GBも積んでUXGA対応モニタを装備したパソコンは社内になかった)となった筈(リース切れる前に自分が職場を去った).
本当にAlpha Station のパフォーマンスが低かったのか、プログラマの腕が悪かっただけなのかはもはや知る術も無いけれど、鳴り物入りのテクノロジーがどんな用途にも適するわけではない、という教訓を得ました.