アカウント名:
パスワード:
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
無粋かもしれませんが (スコア:2, すばらしい洞察)
# 十分条件じゃなくて必要条件。
yp
Re:無粋かもしれませんが (スコア:2, すばらしい洞察)
>これって「背を伸ばすホルモン」ではなく「不足すると背が伸びなくなるホルモン」なのではないでしょうか?
結論から言えば、それで正しいと思います。
正常なマウスの背を伸ばすことができるかできないか、は記事に書いていないのでわかりません。
ともかく、CNPが欠損すると背が伸びなくなるので、正常な骨形成に必要なのは確かです。見方を変えると、CNP欠損マウスが、人の軟骨形成不全症と似た症状を示すことを見つけたこと(いわゆる疾患モデルマウス)が一つのポイントじゃないかと思います。もう一つのポイントは遺伝子治療とかではなく、単に注射などでCNPを供給するだけで、それをレスキューできることですね。細かいところは、ネイチャーメディシンの論文にあたれなかったので不明です。(まだpublishされてへんのかな?)
確か、別のソースでは3年以内に臨床に持っていくという中尾さんのコメントがあったので、治療法としても現実的なのでしょう。
調べてみると、遺伝的疾患である軟骨形成不全症 [kagoshima.jp](Osteogenesis imperfecta [nih.gov])は、単に低身長というだけでなく、骨が脆かったり、湾曲していたりと、「わたしゃもうちと、、」なんてレベルではないです。ホルモン注射だけという簡便な治療法が提供できるというのは、患者にとっては朗報ではないでしょうか。
普通の人の背を高くすることに関しては、1982年にアメリカ ソーク研究所のPalmiterらが作った、メタロチオネインという成長ホルモンのトランスジェニックマウス「スーパーマウス [nih.gov]」が有名です。「スーパーマウス 身長」とかでググってみて下さい。これはウサギとかではうまくいかなかったようです。