コピーうんぬんと言うのは、議論がずれてるのでは?
"ソフトウェアの機能"のコピーはインプリメントのしなおし、
を意味するわけで、そんなに簡単ではないと思います。
# 確かに、薬の開発なんかよりは簡単かもしれませんが
## 機械を開発している人ごめんなさい。
ソフトウェア特許の問題点は、 A さんが工夫 K を発明することによって、 製品 X を開発した。
その後、
B さんが K とは別の工夫 L を発明することにより、 製品 X と
同等の機能を持つ製品 Y を開発した。
という状況を想定して、
特許は発明 K を守るもので、製品 X を守るものではないのに、
ソフトウェアの場合、発明 K と製品 X の線引きが難しく、
工夫 K (アルゴリズムに相当?)ではなく、
製品 X を守ることになりかねない点ではないのでしょうか?
次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑張り (スコア:2, 興味深い)
別に欧州でのソフトウェア特許否決だって、単に正義感から始まったわけじゃないでしょう。SAPやらなにやら、欧州にはプロプラエタリソフトウェアの大手もあるわけで、下手したら、
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:1, すばらしい洞察)
少なくともウチにとっては迷惑。中小企業には特許申請する余裕なんてないです。
(侵害があるかどうかは調べてもらってるけど、お金がかかるわりに確証は得られないし)
むしろ、ライセンス収入で食っていける企業の方が圧倒的に少ないのではないかな?
それこそマイクロソフトにだって必ずしも必要ではないでしょう。色々と文句を付けられる企業だけど、少なくとも客が求めるものを作って売り、それで儲けてると思うのですが。
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:2, 参考になる)
> (侵害があるかどうかは調べてもらってるけど、お金がかかるわりに確証は得られないし)
でも,中小企業がそこを乗り切っちゃうと,侵害している大企業側は辛いんですよ.
相手が同類なら使えるクロスライセンスでチャラって技が使えないから.
というわけで,中小企業こそ特許をうまく使えば良い武器になりますよ.
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:0)
それはそうだけど、だったら、廃止することもないじゃん。
あっても問題ないじゃん。わざわざ廃止するんだったら、それ以上の理由があるんでしょ?
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:1, 参考になる)
どこかの会社が「フォトレタッチソフト」を開発し、特許を取得したとする。
この時点で、他社若しくは団体・個人は、「フォトレタッチソフト」の開発が出来ないことになる。
これにより、他社との競争がなくなり技術革新が生まれづらくなる、市場独占により消費者に不利益をもたらす。
こんなところでしょうか。
たいした知識ないので浅知恵で書きました。すみません。
…まあそれ言い出したら有形物でも同じこと言えるじゃん、て話でもありますが。
//アルゴリズムは否みたいな話出てますが、MP3・LZH特許あたりがこれに当たりますか?
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:1)
LZW特許の事?
だとしたら、LZW特許の関係でGIFの利用が制限された結果、PNGフォーマットが出来てきたわけで…。
どうしてもそれが有用ならば特許を回避するような新しいものを作るだけではないでしょうか。
私も知識に乏しいので、楽観論は危険なのかどうかいまひとつ判断がつきませんが…。
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:0)
だとは思うけど、実はLHAで使ってる圧縮アルゴリズムも特許侵害してるとかしてないとかいう議論が昔ありまして、某企業などは「LZHと違い特許侵害のリスクがありません!」などと自社開発の圧縮アーカイバを売り込んでおりました。
実は某企業というのは今の職場なのですが、今や皆さん平気でLZH使ってます(苦笑)。
# 一応AC。
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:0)
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:1)
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:0)
失礼、仰る通り。勢いでLZHにしてしまった…。
でも、回避策ってあくまで回避策であり、多くの「一般層」は、お金払って普通のルート通るんですよね。
特許期間内でもPNGよりGIFのが多く使われていましたし。
右向けば左が気になるけど、左向けば右が気になる、みたいな…。
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:0)
開発してなくても、特許だけ取得している事例もあるのが困り物です。
画像処理関係なんか大企業様がもりもり特許取ってる。
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:1)
オープンって、別にただ乗りじゃないでしょ?
# なんでIDだとえらそうに聞こえたり、恥ずかしく聞こえたりするのかな
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Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:2, 参考になる)
既存の特許にかかる保護によって特許回避のための莫大なコスト(時間も費用も)がかかって、事実上自由なソフトウェア開発が出来なくなることです(例えばMPEG4などの動画CODECがいい例ではないかな…特許でガチガチなのでアルゴリズムレベルでの回避も難しくなっている)。
特許を保持する側は大体一コピーあたりなんぼで報酬を要求しますから、特許に引っかかると自由な配布も出来ない。
従って、ソフトウェア特許が有効である以上は「ただ乗り」と言うことは絶対といって過言ではないくらいありえないです。
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:1)
はい、同意。ただし「ただで乗るな」という意味です。
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コピーが簡単かどうかが問題 (スコア:0)
そうそう、機械とか、薬なら、特許料を払って使わせてもらうってのが常識だけど、
ソフトの場合、払わないために理由を探している。
原因は、多分、コピーが簡単かどうかに
Re:コピーが簡単かどうかが問題 (スコア:1)
"ソフトウェアの機能"のコピーはインプリメントのしなおし、
を意味するわけで、そんなに簡単ではないと思います。
# 確かに、薬の開発なんかよりは簡単かもしれませんが
## 機械を開発している人ごめんなさい。
ソフトウェア特許の問題点は、
A さんが工夫 K を発明することによって、 製品 X を開発した。
その後、
B さんが K とは別の工夫 L を発明することにより、 製品 X と
同等の機能を持つ製品 Y を開発した。
という状況を想定して、
特許は発明 K を守るもので、製品 X を守るものではないのに、
ソフトウェアの場合、発明 K と製品 X の線引きが難しく、
工夫 K (アルゴリズムに相当?)ではなく、
製品 X を守ることになりかねない点ではないのでしょうか?
Re:コピーが簡単かどうかが問題 (スコア:0)
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:0)
ありません。理由なく与えられた権利はその存在自体が問題です。
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:0)
> ありません。
さすがにそんなわけない。
生存権や自由権は「元から存在するもの」だし(王様の許可がないと生存権はないよとか言われたらやでしょ)、著作権も「元から存在するもの」扱いしたいという勢力は多い。
これ試験に出ますよ (スコア:0)
>> ありません。
>さすがにそんなわけない。
>生存権や自由権は「元から存在するもの」だし(王様の許可がないと生存権はないよとか言
Re:これ試験に出ますよ (スコア:0)
人権が天与のものでないなら、そもそも革命を起こす権利がないことになっちゃうんだけど…
Re:これ試験に出ますよ (スコア:0)
はい、君は一番右側の席に座っててね。そこが似合っているから。
Re:これ試験に出ますよ (スコア:0)
もしかして、人権は天皇から与えられるとか
そういうこと考えてる戦前の人ですか?
Re:これ試験に出ますよ (スコア:0)
>そういうこと考えてる戦前の人ですか?
逆だよ。日本国憲法だったら、97条あたりを百万遍書き写してから出直してきなさい。
# 不断の努力をしなさい。
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:0)
自然権(生まれながらに持っている権利)だけど、
英米だと著作権法は出版社保護のための産業法でしかないんだよね。
…とレッシグきゅんが言ってたような気がします。
法律詳しくないので間違ってたら訂正お願い。
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:0)
シラク大統領なら言いかねないのでAC
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:0)
# 個人的な感想な上、茶々なのでAC
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:0)
>いやむしろ、本人(イギリス)の側が「(ヨーロッパと)いっしょにしないでくれ」と言っているように見えたりして。
日本人が自分たちをアジア人と思っていないのといっしょ。
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:0)
>王様の許可がないと生存権はないよとか言われたらやでしょ
確かに嫌ですが、そういった暴君がいた過去もあっ
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:1)
そうすると、「概念」も自然発生的なものではないし、「(「概念」を含まない)自然界」も自然発生的なものではないですね。あれ?
そもそも「権利」という言葉の定義について話をしているだけで、「自然権」とは、一定の権利を天与のモノとして扱うという考え方です。「ただボーっとしているだけで与えられる」のが自然権なのであって、それが「戦って勝ち取るモノ」とすればそれはもはや自然権ではありません。
歴史の勉強はいいですが、ここでは関係ないのでは?
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:0)
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:0)
>そもそも「権利」という言葉の定義について話をしているだけ
どこからそんな話になったんですか?具体的にはどのコメントからでしょう?
>歴史の勉強はいいですが、ここでは関係ないのでは?
法学の基礎知識ですよ。権利は天与のものではないし、法律というものは妥協の産物です。言葉の定義付けをしていれば、自
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:0)
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:0)
大切なものや愛する人が傷つけられ、
損ねられることに対して戦う。
だいたい、天与の権利って何だ。
「天」という概念だって「権利」という概念だって「与える」という概念だってすべて人間が作ったもの
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:0)
生存本能を脅かされない制度が生存権だ。
制度は人為であって天与ではない。
よって生存権は人為だ。
証明終わり。
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:0)
人がお互いに認め合わない「権利」など存在しないのです。
自然界は弱肉強食なので、そんな権利などありません。
人間にのみ存在するものなのです。
「生存権」とやらも現在の社会があって初めて認められるもので、姥捨て山なんて言葉があった時代や、戦火の下ではそう言う権利もあやふやなものになってきます。生存することを当然のように享受している現代人には分かりづらい事なのか
ユニシスのGIFが一般に分かり易いか (スコア:0)
糞ニーなんか、弱腰なんで払っちゃったけど。
その代わりのPNGもなかなか普及しなかったし。
これが技術の発展?
出直してきな(け
Re:次は日本とアメリカでソフトウェア特許の廃止に頑 (スコア:0)
んー、でもソフトウェアをより多く販売するにはアピールできる機能が必要で、その機能を他社が実装できない様にソフトウェア特許で固める手法 (その機能が特許で守るべきかどうかの議論は置いておくとして) は MS に限らず良くと