ちなみに、剛性は材料の性質と物体の形状などによりますが、このうち材料の性質の弾性に関わる定数は一般的に弾性係数(弾性率)と呼ばれています。力の方向と変形の方向の違いなどによりいろんな弾性係数が定義されていて、それぞれ○○弾性係数(例:横弾性係数)などという名前がつけられています。それらの係数のうちいくつかは、ヤング率(=縦弾性係数)だとか剛性率(=横弾性係数)などという別名が存在して紛らわしかったりするので注意しましょう。しかし、どの弾性係数であっても、基本的には高校物理でフックの法則として習う、
F = kx の k に相当するものであり、「弾性係数が大きい = 変形しにくい」という理解をしておけばほぼ間違いありません。
硬いのね (スコア:1)
曲がって電気でもおきるのではと思ったのですが、
ダイヤモンドより硬い物質なんですね
硬いとは限らない (スコア:5, 参考になる)
ちなみに、剛性は材料の性質と物体の形状などによりますが、このうち材料の性質の弾性に関わる定数は一般的に弾性係数(弾性率)と呼ばれています。力の方向と変形の方向の違いなどによりいろんな弾性係数が定義されていて、それぞれ○○弾性係数(例:横弾性係数)などという名前がつけられています。それらの係数のうちいくつかは、ヤング率(=縦弾性係数)だとか剛性率(=横弾性係数)などという別名が存在して紛らわしかったりするので注意しましょう。しかし、どの弾性係数であっても、基本的には高校物理でフックの法則として習う、
F = kx
の k に相当するものであり、「弾性係数が大きい = 変形しにくい」という理解をしておけばほぼ間違いありません。
ただし、剛性は強度や硬さなどとは違うもの(関連はしているけど)なので、その点には注意しなければいけません。特に硬さにつては、これまたいろんな硬さの定義があったりしてややこしい...まぁ、つまり、この材料を使った工具でダイヤモンドの加工が行えるかどうかはまた別問題だったりします。
Re:硬いとは限らない (スコア:0)
私もそう思うのですが、ここのコメントで“大きい/小さい”、“高い/低い”がよく使われてます。どこ分野での言い方なんでしょうかね。