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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
老人の繰言 (スコア:5, おもしろおかしい)
とある島国ではそのパソコンにあらねばコンピューターにあらず、という勢いでな。猫も杓子もPC-98を使っておった。
今では信じられん事ぢゃろうが、今のPC-AT互換機は悉く入札でPC-98に負けておったのぢゃよ。
そんな時ぢゃ。「どうしてもPC-AT互換機を使いたい。でも特定の業者を入札から排除することは出来ない」と悩んだパソコン導入担当者は、入札にこういう条件を付け加えたのぢゃ。
「OADG106互換キーボード」
果たしてPC-98の製造元NECは、その条件を満たすためにキーボードだけをOADG106にしたPC-98を開発し入札に参加したそうな。
担当者の苦悩は今しばらく続いたそうぢゃ。目出度くなし目出度くなし。
_ to boldly go where no man has gone before!
Re:老人の繰言 (スコア:0)
その担当者は何故PC-AT互換機を使いたい!と思われたんでしょうかねぇ?
「○○というソフト使いたい」とかがあればきちんと要件に書いたらいいだけだろうに。
そうじゃなかったら、単なる担当者の趣味で特定業者を排除した(しかもより高いPCを買ってた)っていう業者いびりで非効率な金の使い方をしていたというイヤラシイ話でしかない。
Re:老人の繰言 (スコア:1)
特定業者を排除するよう、どこかから圧力があった。とかの。
Re:老人の繰言 (スコア:2, 参考になる)
利権は当然あるでしょう。
あと、もう一ついえる事は
「お役所仕事のシステム担当者はシステムに詳しいとは限らない」場合も多いので、要求仕様書の作成ごとベンダーにお願いしちゃう場合も多いのです。
名目上は「仕様書の作成支援」なんてことでベンダーは無償でやるのでしょうが。
で、ベンダーは自社製品が選定されるように、文言を巧みに使い分け、日本語的にもよくわかりにくい、要求の根拠もわかりにくい「要求仕様書」様が出来上がるのです。
いや、全てのお役所とは言いませんよ。
実際良くわからないのに苦労して要求仕様書を作っていらっしゃる場合もあるので。
その苦労をしている人にとっては、更に厳しい禁止事項となるのでしょうね。
Re:老人の繰言 (スコア:0)
当然、個別対応なんかしたって大赤字(1000万円くらいの案件に結果的に1億円近い開発費をつぎ込まされたことも・・・)だし、次期商品に(品質と出荷にダメージ与えて)無理やり仕様として突っ込んだとしても、その頃には相手は別な入札条件をつけてくるわけだが。
#それでうちの商品は使われない機能が山盛りになっちまったぜい(泣)
##おまけに、営業部隊は解散寸前。