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これを大気中の放射性炭素量と比較するとほとんどの期間で平行なグラフが得られた
最終氷河期の退氷期では、海洋中層の放射性炭素量のみが大幅に減少していた
深層で大気と隔離されていた非常に古い炭素を含む水が、大量に上昇してきたことを示しているとのこと。
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
腰抜かすほど驚愕してリンク先見てみたら (スコア:1, 参考になる)
>当時炭素14が大量に放出された証拠をつきとめたようだ。
ぜんぜん違う。
14Cは「大気上端で宇宙線の影響で」形成されるものです。
#海で14Cが大量にできるとしたら、海中で多数の核実験でもしたときかしら。
14Cはその半減期を利用して12Cとの同位体比で生物の外殻形成の時期を見積もる
(“clock”として用いる、と原文にあるもの)のに利用されています。これはきわめて一般的な手法。
#それ以外の、研究成果は非常に興味深い。
Re:腰抜かすほど驚愕してリンク先見てみたら (スコア:3, 参考になる)
今回の話は、同位対比を逆に使ってますね。
形成された時期がわかっている化石の放射性炭素の同位対比を調べて、理論上の値と比べます。
その結果、最終氷河期の退氷期の海洋中層では、他と比べて放射性炭素が少ないと判る。
放射性同位体が少ないのは、化石が古いからではなく、その生物が放射性炭素の少ない環境で外殻形成を行ったから。
なぜ、他と比べてその環境だけ放射性炭素が少ないのかという理由が、「深層で大気と隔離されていた非常に古い炭素を含む水が、大量に上昇してきた」という訳ですね。
海で14Cが生成されたという話ではなく (スコア:2, 興味深い)
記事にもリンク先にも、"intermediate water radiocarbon" や "redistribution of carbon" とはあっても、どこにも「海で14Cが生成された」とは書かれていない(プレスリリースはリンクが切れてて読んでないが)。
成層圏で14Nが宇宙線の影響で14Cになって、それが炭素固定で生物などに取り込まれたり海洋に溶けたりする。それが一定の割合であると仮定されていて、だから
わけだ。ところが、
から、それは何でだろうね、ということで
という仮説をたてて検証しているという話。
Re:海で14Cが生成されたという話ではなく (スコア:1, 興味深い)
>当時炭素14が大量に放出された証拠をつきとめたようだ。
が変、というのが元ACのコメント [srad.jp]。
「深層で大気と隔離されていた非常に古い炭素」というのはC14(放射性炭素)の比が「少ない」はずなのに、
元タレコミでは「海洋から大気中へ炭素14(放射性炭素)が大量に移動」って書いている。
それじゃ、その「大量のC14って海中でできたのかい?」ってこと。
Re:海で14Cが生成されたという話ではなく (スコア:0)
Re:腰抜かすほど驚愕してリンク先見てみたら (スコア:0)
Re:腰抜かすほど驚愕してリンク先見てみたら (スコア:0)
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