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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
日本の特許庁の審査は適切でしょう (スコア:4, 興味深い)
当たり前の話です。
日本の特許制度は、そうした点を綿密に調べて必要があれば権利範囲の減縮を特許を受けよう
とする者に対し求めていることから、日本の特許庁の審査は適切であると考えられます。
また、基本特許の特許化が遅れたからといって、特許成立までの他者による特許侵害に対する
対抗手段が無くなるわけではありません。
ザルのような審査と綿密な審査による特許とどちらが良いのでしょうか。
ザルのような審査により成立した特許は、成立した後に訴訟が起きて泥沼のような長期戦に陥る
だけです。
日本人特有の丁寧な仕事の結果がこのような状況を生んでいるわけです。
#まぁ、それにしても審査期間は長いと思うのだがAC
(審査請求してから、そもそも審査が始まるまで現在24~27ヶ月掛かっている。それまでは棚の上に積まれている)
Re:日本の特許庁の審査は適切でしょう (スコア:0)
すでに延長制度はあります (スコア:3, 参考になる)
また、成立前の特許侵害であっても、条件を満たせば権利行使できるわけですから
安易な延長制度を追加すると、特許権の実質的な延長をねらった、特許の成立を遅らせる
時間稼ぎが横行する可能性があります。
これは特許権者間の公平を鑑みると、とても良くないことです。駄々をこねた人だけが
長い特許の保護期間を得ることができるからです。
そもそも既知の事項や他者の特許を利用(抵触)しない素直な基本特許を書けば、あっさり
通るはずです。(多分)
日本の特許制度も完璧ではありませんが、それなりの人々がそれなりに考えて、それなり
になるように全体を構成しています。