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情報量云々は結構主観によると思うのでコメントしないにしても、アニメってその「べたー」と塗ったところにノイズが目立ちやすいとか、そもそも人工物で自然の絵とは違うので普通の圧縮方法ではうまく圧縮ができずに思ったように画質があがらないとかあるのですよ。なので、ビットレートあげてやるのは価値があると思います。
圧縮映像に特有のモアレみたいなものがでますが、自然では単一の色になっているところなどそうはないのであまり問題になりませんが、アニメですと…。自然の映像では高速にカメラを動かさないと出ないような背景が丸ごと連続的にスクロールするような場面もかなりあり、まじめにやろうとすると結構過酷です。SFものなんかは、エンコーダのテストをやってるような画像も結構でてきたりなんかして。
>普通の圧縮方法ではうまく圧縮ができずに
だとすれば、ビットレートを挙げることでじゃなく、アニメ絵で(orでも)良好な性質を示す圧縮方式を導入することが、(技術的には)正解だよね。
#たとえばUMLツールのJUDEでは、図をJPGとPNGでビットマップ出力できるんだが、前者の画質は酷いぞ。政治云々は無視しても単純に綺麗さの問題でPNGを選ぶべきだ。
アニメの市場も狭いわけじゃないんだから、普及用録画メディアにおいて、アニメ用のアルゴリズムも搭載してて良いと思うのだがな。
「MPEG2」「H.264」という規格自体は、アニメ絵に対してもそれほど悪くない圧縮方式なんですけどね。
静止画レベルで考えれば、MPEGはJPEGと同じDCTですし、H.264もDCTと似たようなアルゴリズムなわけで、アニメ絵のエッジ部分の表現が弱いのは確かですが、動画として見ると「重ねあわせた個々のレイヤーのスクロール」が多い2Dアニメは、非常に時間方向の圧縮がしやすい映像です。
デジタルソースで、動き検出アルゴリズムがしっかりしていてれば、「スクロールによって新たに現れた部分」と「口パクなど、絵が変わった部分」だけを圧縮すればいいことになるので、
つか、DVD初期の頃にスタジオで使われてたエンコーダなんかシーンチェンジ検出すらまともにできてないものもありましたからね。
それでも、きっちりやってるところはNパスエンコードでレートグラフとエンコード結果眺めながら実時間の数倍かけて売るに耐えるもの作ってたわけですが...
アニメ関連だと、エヴァのDVDなんかはパナ映とかメーカ系の技術協力の下に高いレベルの画質を維持していたものもあった一方で、デフォルト設定でリアルタイムエンコードして焼いてしまったガタガタなものもあった時代です。
H.264になってそのあたりの技術ノウハウもまた一新されましたが、ハリウッド+PHLの組み合わ
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
根本的な問題 (スコア:1, 参考になる)
今観直すとすごい荒いよ。
そもそもアニメ全般に (スコア:1)
よくデジタル放送で映った女性タレントの顔のアップが
雑誌に載ったり掲示板に貼られてたりして、
顔の細かい皺などまで見えてる様子が語られてますが
アニメだと顔は肌色一色に塗りつぶしてあるだけ。
キャラクターの服の色も、背景の山河も建築物も
べたーっと塗ってあるだけで、デジタルになったからといって
実写ほど情報量が増えない。
# 逆に背景だけがあまり細かいと「夏のソラ」みたいに
# 実写背景にカキワリのキャラが置いてあるみたいに見えるし
Re: (スコア:0)
情報量云々は結構主観によると思うのでコメントしないにしても、アニメってその「べたー」と塗ったところにノイズが目立ちやすいとか、そもそも人工物で自然の絵とは違うので普通の圧縮方法ではうまく圧縮ができずに思ったように画質があがらないとかあるのですよ。なので、ビットレートあげてやるのは価値があると思います。
圧縮映像に特有のモアレみたいなものがでますが、自然では単一の色になっているところなどそうはないのであまり問題になりませんが、アニメですと…。
自然の映像では高速にカメラを動かさないと出ないような背景が丸ごと連続的にスクロールするような場面もかなりあり、まじめにやろうとすると結構過酷です。SFものなんかは、エンコーダのテストをやってるような画像も結構でてきたりなんかして。
Re: (スコア:0)
>普通の圧縮方法ではうまく圧縮ができずに
だとすれば、ビットレートを挙げることでじゃなく、アニメ絵で(orでも)良好な性質を示す圧縮方式を導入することが、(技術的には)正解だよね。
#たとえばUMLツールのJUDEでは、図をJPGとPNGでビットマップ出力できるんだが、前者の画質は酷いぞ。政治云々は無視しても単純に綺麗さの問題でPNGを選ぶべきだ。
アニメの市場も狭いわけじゃないんだから、普及用録画メディアにおいて、アニメ用のアルゴリズムも搭載してて良いと思うのだがな。
Re: (スコア:1)
「MPEG2」「H.264」という規格自体は、アニメ絵に対してもそれほど悪くない圧縮方式なんですけどね。
静止画レベルで考えれば、MPEGはJPEGと同じDCTですし、H.264もDCTと似たようなアルゴリズムなわけで、アニメ絵のエッジ部分の表現が弱いのは確かですが、
動画として見ると「重ねあわせた個々のレイヤーのスクロール」が多い2Dアニメは、非常に時間方向の圧縮がしやすい映像です。
デジタルソースで、動き検出アルゴリズムがしっかりしていてれば、「スクロールによって新たに現れた部分」と「口パクなど、絵が変わった部分」だけを圧縮すればいいことになるので、
Re: (スコア:0)
つか、DVD初期の頃にスタジオで使われてたエンコーダなんか
シーンチェンジ検出すらまともにできてないものもありましたからね。
それでも、きっちりやってるところはNパスエンコードで
レートグラフとエンコード結果眺めながら
実時間の数倍かけて売るに耐えるもの作ってたわけですが...
アニメ関連だと、エヴァのDVDなんかはパナ映とかメーカ系の技術協力の下に
高いレベルの画質を維持していたものもあった一方で、
デフォルト設定でリアルタイムエンコードして焼いてしまった
ガタガタなものもあった時代です。
H.264になってそのあたりの技術ノウハウもまた一新されましたが、
ハリウッド+PHLの組み合わ
Re:そもそもアニメ全般に (スコア:1, 興味深い)
だいぶ劣化したLDを一般向けのMPEG2キャプチャボードで取り込んだのかな? というくらい酷い。
静止画が続く部分でさえも、輝度信号に色信号が思いっきり乗ってる。Y/C分離せずに全部Yとしたって感じ。
そんなでも、デコードした後にNTSCにエンコードしてコンポジットで出力し、受けた側でY/C分離すると分離できちゃうから、問題ないという話なのかもしれない。
MPEG2やDVDを、コンポジットの伝送手段として考えたら、その途中で余計な分離はしないほうがいいのかもしれないが、DVDプレーヤからSやD1で出したら悲惨よ、と。