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いまうちの客に入れてるシステムの中にjdk1.4にstruts1.1をIE6で、というもういまさらどうにもならない環境がありますが、じゃあこれを入れ替えるか、というとそうはならない
ようするに新しいもの(新製品ではない)を必要としている市場、とそうではない市場ってのが分かれていて日本の中小企業の大多数は新しいものを必要としてない市場でしか食っていけないんですかね
まあ理由はいろいろあるんでしょうけど…乱暴にいってしまえばイノベーションを必要としない開発はスケジュール通りに実行しやすいですから
#それでもデスマは無くならない不思議
まあ理由はいろいろあるんでしょうけど…
まぁ、お客さん毎に色々な事情もあるんですけどね。
乱暴にいってしまえばイノベーションを必要としない開発
と言うよりかは、イノベーションを必要としない(寧ろ拒否する)お客様が多いというのもあるんじゃないですかね。
コンサル&SE:ほら、こうすれば、今までの(Excelで管理していた)手間がなくなって、業務が効率化できますよ。 お客さま:え、Excel使えないの? 不便だなぁ。Excelから読み込んで、Excelに書き出してよ。 SE:Excelで何を…? お客さま:データを(見るん|印刷する)だよ。
お客さんだとまだ金銭関係が分かりやすいからいいけど、問題はコスト勘定と評価尺度の曖昧な社内だと思う。
昔、職場のWebシステムを作っていた人が、週間レポートの提出に、せっかく作成したWebシステムの表グラフを百枚くらいのスクリーンショットに取ってWordに貼り付ける作業を命じられて、ノイローゼになってた。#たしかに不毛でも間に合わせの一回限りならまだ分かるんだけど、誰も見やしないグラフ、百枚を毎週はつらいわね。
上司が工場の感覚の人だから、部下がいよいよ精神的に参ってきても、一枚スクリーンショットを取るのに何秒かかるとか議論して、もっと業務を効率化しないととか、いい気分で説教してた。中間管理職的な性質も強いから、誰も見やしない書式のレポートの提出に強くこだわってたな。おまけに毎日二時間くらい不毛な会議に使ってて、職場のコミュニケーション足りないとか、万事がこんな調子で。異動になったのでその後どうなったか知らないけど。この例ほど酷くはなくても、少なからず日本的なIT系はこういう傾向があると思う。
> せっかく作成したWebシステムの表グラフを百枚くらいのスクリーンショットに取って> Wordに貼り付ける作業を命じられて、ノイローゼになってた。> #たしかに不毛でも間に合わせの一回限りならまだ分かるんだけど、誰も見やしないグラフ、百枚を毎週はつらいわね。
スクリーンショット取るのも、Wordに取り込んで整形するのも、割と簡単に自動で処理できますね。手作業でやるにしても週一で100枚ってそんなに大変な作業だとは・・・・・
その程度でノイローゼって能力も根気もないだけじゃないの。
他の方も仰っていますが、問題となっている点が違うのですよ。その作業が自動化できるかとか片手で皿を廻しながら出来るほど簡単なのかなどはどうでもいいのです。
多少の推測は含みますが、元々、その「グラフを貼り付けたWordの書類」の代替として「Webシステム」が作られたのだと思われます。そのWordの書類が会議等で配布されるものだったとすれば、
・会議室でWebシステムの画面をプロジェクターで閲覧する・会議出席者がノートPCを持参しているなら、各自でWebシステムを閲覧・あとで各自で見ておいてね
など、業務を効率化し紙を節約できるようにWebシステムは作られたはずです。
業務をシステムに合わせて変える事が可能なら、開発自体をせずに既存パッケージを導入しますね。
>業務をシステムに合わせて変える事が可能なら、開発自体をせずに既存パッケージを導入しますね。トピ文でも、日本人プログラマーに良いフレームワークとライブラリを教えてあげればいい。となってるけど、開発の途中でそれが有効に機能するなら苦労は少ないでしょうね。そもそもこのプロジェクトいらなくね。この仕事いらなくね。という意見が途中で上がったとしたら、そういうタイプの上司は全力で責任転嫁するか、潰しにかかるかどっちかだと思う。
どうしてそこまで必死になって話題を逸らそうとされているのかは分かりませんが…。
保守的ですねぇ。つまり、IT化をしようがしまいが今の仕事のやり方を継続するか、既存パッケージの枠内に収まる形でしかビジネスをしない、と。自分のしているビジネスに対しての確固たる理解/理念がないのか、はたまた既製品信仰なのか。きっと、その既製品が体に合わなかったりすると「体のほうを合わせろ」とどっかの軍隊のような無茶な精神論を振りかざされるのでしょうね。
まぁ、既存パッケージの枠内に収まることしかしない、そういう安全運転もありかもしれませんけどね。そういう土壌からは、旧来の枠からはみ出すような新しいビジネスは生まれないわなぁ。妙に納得しちゃいますね。
これ、深いと思うよ。「新しいフレームワークを導入することとその意義」って言葉自体は理解していても価値観として「ワードに貼り付ける作業で守られるもの」が新フレームワークの価値より高いって判断しているんだから。
俺が同僚なら、こんな人やだけど。俺が上司なら、こんな兵隊は切るに切れない。時々役に立つくらい。
既存パッケージで実現可能な部分まで新規開発するのは、もったいないでしょうし、既存パッケージといえどもカスタマイズができないほどガチガチに仕様が固定されているとは限りませんし。問題は、既存パッケージでも実現できる機能だけど、既存のやりかたに固執して、新規開発してしまう場合でしょう。ひょっとしたら、既存パッケージのやり方のほうが合理的かもしれません。業務の改善の良いきっかけになるかもしれません。体を服に合わせることが、ダイエットになるかもしれません。
要は、レッテル張りにより思考停止することなく、正しく価値判断を行うことが大切だということでしょう。「保守的」=「悪」では無いでしょう。
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
既定路線 (スコア:3)
いまうちの客に入れてるシステムの中にjdk1.4にstruts1.1をIE6で、という
もういまさらどうにもならない環境がありますが、じゃあこれを入れ替えるか、というとそうはならない
ようするに新しいもの(新製品ではない)を必要としている市場、とそうではない市場ってのが分かれていて
日本の中小企業の大多数は新しいものを必要としてない市場でしか食っていけないんですかね
まあ理由はいろいろあるんでしょうけど…
乱暴にいってしまえばイノベーションを必要としない開発はスケジュール通りに実行しやすいですから
#それでもデスマは無くならない不思議
Re: (スコア:3, 興味深い)
まぁ、お客さん毎に色々な事情もあるんですけどね。
と言うよりかは、イノベーションを必要としない(寧ろ拒否する)お客様が多いというのもあるんじゃないですかね。
コンサル&SE:ほら、こうすれば、今までの(Excelで管理していた)手間がなくなって、業務が効率化できますよ。
お客さま:え、Excel使えないの? 不便だなぁ。Excelから読み込んで、Excelに書き出してよ。
SE:Excelで何を…?
お客さま:データを(見るん|印刷する)だよ。
Re: (スコア:1)
お客さんだとまだ金銭関係が分かりやすいからいいけど、問題はコスト勘定と評価尺度の曖昧な社内だと思う。
昔、職場のWebシステムを作っていた人が、週間レポートの提出に、
せっかく作成したWebシステムの表グラフを百枚くらいのスクリーンショットに取って
Wordに貼り付ける作業を命じられて、ノイローゼになってた。
#たしかに不毛でも間に合わせの一回限りならまだ分かるんだけど、誰も見やしないグラフ、百枚を毎週はつらいわね。
上司が工場の感覚の人だから、部下がいよいよ精神的に参ってきても、
一枚スクリーンショットを取るのに何秒かかるとか議論して、もっと業務を効率化しないととか、いい気分で説教してた。
中間管理職的な性質も強いから、誰も見やしない書式のレポートの提出に強くこだわってたな。
おまけに毎日二時間くらい不毛な会議に使ってて、職場のコミュニケーション足りないとか、万事がこんな調子で。
異動になったのでその後どうなったか知らないけど。
この例ほど酷くはなくても、少なからず日本的なIT系はこういう傾向があると思う。
Re: (スコア:0)
> せっかく作成したWebシステムの表グラフを百枚くらいのスクリーンショットに取って
> Wordに貼り付ける作業を命じられて、ノイローゼになってた。
> #たしかに不毛でも間に合わせの一回限りならまだ分かるんだけど、誰も見やしないグラフ、百枚を毎週はつらいわね。
スクリーンショット取るのも、Wordに取り込んで整形するのも、割と簡単に自動で処理できますね。
手作業でやるにしても週一で100枚ってそんなに大変な作業だとは・・・・・
その程度でノイローゼって能力も根気もないだけじゃないの。
Re: (スコア:0)
他の方も仰っていますが、問題となっている点が違うのですよ。
その作業が自動化できるかとか片手で皿を廻しながら出来るほど簡単なのかなどはどうでもいいのです。
多少の推測は含みますが、元々、その「グラフを貼り付けたWordの書類」の代替として「Webシステム」が作られたのだと思われます。
そのWordの書類が会議等で配布されるものだったとすれば、
・会議室でWebシステムの画面をプロジェクターで閲覧する
・会議出席者がノートPCを持参しているなら、各自でWebシステムを閲覧
・あとで各自で見ておいてね
など、業務を効率化し紙を節約できるようにWebシステムは作られたはずです。
Re:既定路線 (スコア:0)
業務をシステムに合わせて変える事が可能なら、開発自体をせずに既存パッケージを導入しますね。
Re: (スコア:0)
>業務をシステムに合わせて変える事が可能なら、開発自体をせずに既存パッケージを導入しますね。
トピ文でも、日本人プログラマーに良いフレームワークとライブラリを教えてあげればいい。
となってるけど、開発の途中でそれが有効に機能するなら苦労は少ないでしょうね。
そもそもこのプロジェクトいらなくね。この仕事いらなくね。という意見が途中で上がったとしたら、
そういうタイプの上司は全力で責任転嫁するか、潰しにかかるかどっちかだと思う。
Re: (スコア:0)
どうしてそこまで必死になって話題を逸らそうとされているのかは分かりませんが…。
保守的ですねぇ。
つまり、IT化をしようがしまいが今の仕事のやり方を継続するか、既存パッケージの枠内に収まる形でしかビジネスをしない、と。
自分のしているビジネスに対しての確固たる理解/理念がないのか、はたまた既製品信仰なのか。
きっと、その既製品が体に合わなかったりすると「体のほうを合わせろ」とどっかの軍隊のような無茶な精神論を振りかざされるのでしょうね。
まぁ、既存パッケージの枠内に収まることしかしない、そういう安全運転もありかもしれませんけどね。
そういう土壌からは、旧来の枠からはみ出すような新しいビジネスは生まれないわなぁ。
妙に納得しちゃいますね。
Re: (スコア:0)
これ、深いと思うよ。
「新しいフレームワークを導入することとその意義」って言葉自体は理解していても
価値観として「ワードに貼り付ける作業で守られるもの」が新フレームワークの価値より高い
って判断しているんだから。
俺が同僚なら、こんな人やだけど。
俺が上司なら、こんな兵隊は切るに切れない。時々役に立つくらい。
Re:既定路線 (スコア:1)
既存パッケージで実現可能な部分まで新規開発するのは、もったいないでしょうし、既存パッケージといえどもカスタマイズができないほどガチガチに仕様が固定されているとは限りませんし。問題は、既存パッケージでも実現できる機能だけど、既存のやりかたに固執して、新規開発してしまう場合でしょう。ひょっとしたら、既存パッケージのやり方のほうが合理的かもしれません。業務の改善の良いきっかけになるかもしれません。体を服に合わせることが、ダイエットになるかもしれません。
要は、レッテル張りにより思考停止することなく、正しく価値判断を行うことが大切だということでしょう。「保守的」=「悪」では無いでしょう。