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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
農薬リスト (スコア:1)
なんてするから面倒なことになるのであって、
"使ってはいけない農薬リスト"を作って、「リストに載った農薬は使用禁止」とすればすむんじゃないの。
で、あぶない農薬 or 農薬もどきが見つかったら、それもリス
Re:農薬リスト (スコア:0)
農薬で死ねるか (スコア:3, 参考になる)
1:除草剤
2:殺虫剤
3:殺菌剤
4:その他(成長制御物質、殺鼠剤等)
で、主要なものが1-3ですが、その中で、飲んだら死ねるものは、現在ほとんど
ありません。
# 殺鼠剤には毒性が高いのがありそうですけど・・・
現在、農薬の上市のためには、直接毒性や環境毒性に関して、医薬品に準ずる
品質基準が設けられています。
そのため、「農薬の毒性はどれくらい?」と聞かれたら、
「いろいろあるけど、だいたいは医薬品程度」と答えることにしています。
しかしここにも問題があります。
例外として、毒性の高い農薬が少数ですがあることです。
一昔前の「毒入りドリンク事件」で一躍有名になったのが、除草剤「パラコート」です。
パラコートは本来無味無臭のため、自殺や殺人に使われたようですが、現在の
パラコート製剤にはひどい臭いがつけてある上、催吐剤も混入されています。
他、土壌殺菌剤の「ヨウ化メチル」は、ビニールハウス内等で土壌燻蒸処理を
行うものですが、燻蒸中にハウスに立ち入ったりすることで事故が発生します。
また、ホルモン剤は、一般に非常に低薬量で効果を発揮しますが、高濃度では
人体に対する発がん性が認められます。
いずれにしても、用量を守って正しく使用されていれば安全で、毒性について
問題はない、はずなんですが・・・。
また、生産者が、定められた用量を守って処方しているかをチェックすることが
できません。どんな薬品も(農薬のみならず医薬品も)オーバードーズによって
副作用が生まれ得ます。
以上、今回の法律改正で、「使っていいもの」が定義されるとしたら、次に必要
なのは「どれくらい使っているかチェックする仕組み」じゃないかなと思う次第。
(じゃないと、せっかくの決まりも意味ないもんね
# 以前、除草剤屋の研究員さん達と飲んでて、小一時間
# 「田んぼやってるじーちゃんに、あんな(ビンに書いてある)細かい字が読めますか。
# 必要なのはすぐ散布できる、用途別に希釈済みの薬剤ですっ!」
# と主張したのですが、どうなったのか知らんのでID
# なお、除草剤のひとつ、全共闘時代の「ペール缶爆弾」で有名な(ぉぃ
# 「塩素酸ナトリウム」にも、現在添加物が混入されており、精製して爆弾
# 製造に用いるのは大変困難である(らしい)とのことです。
# 残念ですね(何が?)
# もひとつ。
# トリアジン系の除草剤に、環境ホルモン的な副作用が疑われています。
# ただ、こっちは私も勉強中なので措いといてと。(いいかげん
Re:農薬で死ねるか (スコア:1)
ほんとにそうですねえ。
希釈済みのものがあればとても便利。
でもそうなるとかなりの量をまとめて販売しなくならなくてかなり不合理なんですよね。
ものによりますが、私の知ってる農薬はたいてい500〜1000倍程度に希釈しちゃいますからね。
んで、散布する量は100リットルから1000リットル以上あったりする(これも対象や規模にもよるけどね)。
以前庭師になりたてのころ、前日希釈して使っていたスプラサイド(殺虫剤)が、タンクに残っていたので、そのまま使おうとして親方にしかられました。なんでも希釈してしまったものは、1日くらいで分解されてしまうっちゅうことらしい。
結局、強力な除草剤としてわりと有名なラウンドアップなども土中では分解されてしまったり(それ以前に植物以外にはほとんど効かない薬ですけど)して、農薬ってわりと使用後は短期間で毒性が抑えられるよう工夫されてるみたいです。
#以上、農薬に関してはかなり無知なので断言しないスタイルで。