OSSだからサポートが不要になることもないですから、ビジネスとしては あるのですが、相当利益が薄いのが現状です。グローバル競争に晒されるので、 元締め以外は利益が出にくい構造になります。日本発のディストリビューションに もっと魅力があればよいのですが、実績からみて、企業向けだと Red hat社辺りとサポート契約を結ぶことになります。
Red hat社も相当吹っかけて来るので、OSSのサポートで国内企業が利益を上げるには、 相当な優秀な技術者を抱え込んで合理化しないといけない。国内製品でない以上は、 Red hat社のサポート料に上乗せされるのが国内のサポートなので、 最初から、米国のMicrosoftやAppleやAdobeやRed hatにお金出せばいい。
Linuxに乗り換えるべき (スコア:-1)
今こそUbuntuなどLinuxディストリビューション導入の時ではないのか?世界の官公庁に地方自治体。
書類仕事にハイスペックなPCが必要ではないだろうし、
最初移行するのは少々手間かもしれないけど、一度移行すれば、かなり長期的な利用が可能ではないのかな。
Re: (スコア:1)
目先のライセンス費用がただだからという理由でLinuxに移行した組織は、
大抵失敗して元(Windows)に戻すか、にっちもさっちも行かなくなるという印象ですね……
"少々手間" 程度で済むとか甘く考えている組織は特に。
# 個人の感想です。
Re: (スコア:0)
まぁ、この件はサポート費用がかさむということだからLinux導入したとしてもサポート費用はかかるわけで。。。
費用をどこに払うのか?それ重要 (スコア:0)
米国以外の国だと、OSSに移行することによって
サポートの費用は、国内企業に出して
国内でサポート事業を展開することができる。
米国の場合は、国内企業のMicrosoftやAppleやAdobeにお金出せばいい。
言い換えれば、米国に金を払わないで済むことは
多くの国にとって、OSSの利点でもある。
Re:費用をどこに払うのか?それ重要 (スコア:4, 興味深い)
> 言い換えれば、米国に金を払わないで済むことは
> 多くの国にとって、OSSの利点でもある。
経験を元に書いているので一応ACで。
OSSを含むグローバルな製品って、基本的に国内にお金が落ちないんですよね。
その利点を多く持つのは、国内のプロプライエタリ・ソフトウェアです。
OSSだからサポートが不要になることもないですから、ビジネスとしては
あるのですが、相当利益が薄いのが現状です。グローバル競争に晒されるので、
元締め以外は利益が出にくい構造になります。日本発のディストリビューションに
もっと魅力があればよいのですが、実績からみて、企業向けだと
Red hat社辺りとサポート契約を結ぶことになります。
Red hat社も相当吹っかけて来るので、OSSのサポートで国内企業が利益を上げるには、
相当な優秀な技術者を抱え込んで合理化しないといけない。国内製品でない以上は、
Red hat社のサポート料に上乗せされるのが国内のサポートなので、
最初から、米国のMicrosoftやAppleやAdobeやRed hatにお金出せばいい。
とはいえ、米国の企業は米国のために動くので、はした金で契約を結んでも、
超ビックユーザ以外はなかなか動いてくれないものです。
OSSとか関わる人間が大きい分、最近はすぐに修正でないし、サポートにスピードを
求めるなら、国内のプロプライエタリ・ソフトウェアが唯一の選択です。