アカウント名:
パスワード:
シンプルに考えると、問題は「フォントによってグリフ(形)が違う」のか「同一フォントでもグリフが違う」かだと思う。
逆に言うと、「惡(の変体仮名、以下略)」は「あ(『惡し』あし)」や「を(『嫌惡』けんを)」があるから、同じグリフで訓が違うのは理解できるだろうけれど、だとしたら、読みが違っても「惡」は「惡」なんであって、別の字であるという主張には無理がある。むしろ、同じ字に二通りの読み方があるのだろう。変体仮名は特殊な用例を強調するスタイル(字体)であって、用いられ方が違っても同じコードを振る方が筋がいい。つまり、実態として、「
しかし、変体仮名における「崩し方」は必ずしも安定した物ではなく、形状のみに基づいて文字を同定し、標準化することは適切ではありません。
とあるのでそもそも字体による考えは適切でない、従来の考えだと異字体だらけになってしまう、だから
そこで、変体仮名の持つ「音価」つまり、「あ」「い」「う」。。。といった現代平仮名によって表現される「音」と、その変体仮名がどの漢字を字母としているか、つまり「音価」と「字母」との組に注目して符号化を行うこととしました。
と、字体ではなく音価×字母でコード化しましたって話でしょう。
「変体仮名は仮名だから対応する音は一つ」という思想をルールとして確立させることはできない
まず最初に言っておくが、フォント間の異体字とフォント内の異体字を混同したらいかんよ。
音の一つ一つを表すのが仮名(変体仮名)では?そのための新ルールを作ってはいけない理由は?
間違えるから。文字コードは字典と密接な関係にあるけど、やはり文字コードは字典じゃない。音を基準に考えることに別段の合理性がない。一方で、音を基準にしたら、変化を付けない限り間違いを防ぐことはできないが、その変化は元のグリフにはないから、完全な作字になって本末転倒になる。
それは「惡(漢字)」で良いのでは?
同じ文章で漢字の「惡」と変体仮名の「惡」が使われている場合、コードを変える必要があることはわかるかな?逆に、同じ文章で「惡(あ)」と「惡(を)」が使われていた時、なぜコードを変えなくてはいけないのかを説明してよ。もちろん、その文章では普通の漢字も使われていることを忘れてはいかんよ。
要するに、漢字の「惡」と変体仮名の「惡」は元の文章の作者が意図的に使い分けているから、別のコードが必要になる。一方で、「惡(あ)」と「惡(を)」はそういう意図が存在せず、後から綜合的に俯瞰した時に音が違うという結果になっただけで、グリフに特徴がないんだから、分ける必要が存在しない。今の段階で意図をもって分けてしまえば必ず間違える。
「惡(あ)」と「惡(を)」はそういう意図が存在せず
本当に?普通は「あ」と「を」は別物って方が多いと思うけど、同じのなんてあるの?
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
将来的展望 (スコア:5, 興味深い)
シンプルに考えると、問題は「フォントによってグリフ(形)が違う」のか「同一フォントでもグリフが違う」かだと思う。
逆に言うと、「惡(の変体仮名、以下略)」は「あ(『惡し』あし)」や「を(『嫌惡』けんを)」があるから、同じグリフで訓が違うのは理解できるだろうけれど、だとしたら、読みが違っても「惡」は「惡」なんであって、別の字であるという主張には無理がある。むしろ、同じ字に二通りの読み方があるのだろう。変体仮名は特殊な用例を強調するスタイル(字体)であって、用いられ方が違っても同じコードを振る方が筋がいい。つまり、実態として、「
Re: (スコア:0)
とあるのでそもそも字体による考えは適切でない、従来の考えだと異字体だらけになってしまう、だから
と、字体ではなく音価×字母でコード化しましたって話でしょう。
Re:将来的展望 (スコア:0)
まず最初に言っておくが、フォント間の異体字とフォント内の異体字を混同したらいかんよ。
間違えるから。文字コードは字典と密接な関係にあるけど、やはり文字コードは字典じゃない。音を基準に考えることに別段の合理性がない。一方で、音を基準にしたら、変化を付けない限り間違いを防ぐことはできないが、その変化は元のグリフにはないから、完全な作字になって本末転倒になる。
同じ文章で漢字の「惡」と変体仮名の「惡」が使われている場合、コードを変える必要があることはわかるかな?逆に、同じ文章で「惡(あ)」と「惡(を)」が使われていた時、なぜコードを変えなくてはいけないのかを説明してよ。もちろん、その文章では普通の漢字も使われていることを忘れてはいかんよ。
要するに、漢字の「惡」と変体仮名の「惡」は元の文章の作者が意図的に使い分けているから、別のコードが必要になる。一方で、「惡(あ)」と「惡(を)」はそういう意図が存在せず、後から綜合的に俯瞰した時に音が違うという結果になっただけで、グリフに特徴がないんだから、分ける必要が存在しない。今の段階で意図をもって分けてしまえば必ず間違える。
Re: (スコア:0)
本当に?普通は「あ」と「を」は別物って方が多いと思うけど、同じのなんてあるの?