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一見矛盾するけど、景気が本当に良くなってくると失業率は悪化するんですよ。なぜなら失業率はキャリアアップという前向きな理由でも上がるものですが、転職が当たり前の国であっても、景気が悪いと転職すらできないからです。
特にアメリカなどは日本みたいに年功序列で上がっていくスタイルじゃないのでキャリアアップしたければ、そういうキャリアに転職するのが普通です。
ある技術者が1つの会社で5年(60ヶ月)働いて、その後3ヶ月間の転職期間を経てキャリアアップを図れば、それが失業率で表せば5%となります。(3/60==0.05)なので転職市場が活発なら、むしろ5%ぐらいに上がって当然と
すくなくともマクロ指標的には、OKunの経験則があるので全体的にはGDPと失業率は負の相関があると思います。手元でUSのGDPとunemployment rate並べてみても非直観的な動きはせずに綺麗に負の相関があるように見えます。
ただ、セグメント別に細かく見て行けばおっしゃるような振舞があるのかもしれません。このような事はITセクターでは良く知られている事なのですか?
ええと元コメは、決して「全体的なGDPと失業率における負の相関」を否定しているわけではないですよ?
タイトルが釣りっぽくなっちゃって誤解を与えたなら申し訳ないです。あくまで「景気がよいと失業率が下がる」という経験則を常識として受け入れつつその常識と「矛盾した」状態として、景気の回復局面における一時的なギャップの話をしているのだとお考え下さい。
たとえば以下のグラフで言うと2001~2006年までを抜き出せば「正の相関」と見えちゃいますよね。(もちろん、その後に負の相関関係が強まるのはグラフのとおり)
http://www.iitrade.ac.in/km/ibank/US%20GDP%20growth%20rate%20vs%20unem... [iitrade.ac.in]
元コメで言うのはこの正の区間のうちの、さらに2001~2003までの「GDPが上昇しているのに、失業率が5~6%まで上昇している」時期の話です。
ということで、以下のQへの回答ですが
> このような事はITセクターでは良く知られている事なのですか?
上記のグラフのとおり、むしろ一般的にどのセクターでも当てはまる事との認識です。
その常識と「矛盾した」状態として、景気の回復局面における一時的なギャップの話をしているのだとお考え下さい。
あ、単純に私の読解力不足でした。申し訳ありません。にしても面白いですね。マクロな指標にこうして傾向が表れているとなると、元コメの話も説得力あると思います。
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
景気がよいと失業率が上がる (スコア:5, 興味深い)
一見矛盾するけど、景気が本当に良くなってくると失業率は悪化するんですよ。
なぜなら失業率はキャリアアップという前向きな理由でも上がるものですが、
転職が当たり前の国であっても、景気が悪いと転職すらできないからです。
特にアメリカなどは日本みたいに年功序列で上がっていくスタイルじゃないので
キャリアアップしたければ、そういうキャリアに転職するのが普通です。
ある技術者が1つの会社で5年(60ヶ月)働いて、その後3ヶ月間の転職期間を経て
キャリアアップを図れば、それが失業率で表せば5%となります。(3/60==0.05)
なので転職市場が活発なら、むしろ5%ぐらいに上がって当然と
Re:景気がよいと失業率が上がる (スコア:0)
すくなくともマクロ指標的には、OKunの経験則があるので全体的にはGDPと失業率は負の相関があると思います。
手元でUSのGDPとunemployment rate並べてみても非直観的な動きはせずに綺麗に負の相関があるように見えます。
ただ、セグメント別に細かく見て行けばおっしゃるような振舞があるのかもしれません。
このような事はITセクターでは良く知られている事なのですか?
Re:景気がよいと失業率が上がる (スコア:4, 興味深い)
ええと元コメは、決して「全体的なGDPと失業率における負の相関」を
否定しているわけではないですよ?
タイトルが釣りっぽくなっちゃって誤解を与えたなら申し訳ないです。
あくまで「景気がよいと失業率が下がる」という経験則を常識として受け入れつつ
その常識と「矛盾した」状態として、景気の回復局面における一時的なギャップの話を
しているのだとお考え下さい。
たとえば以下のグラフで言うと2001~2006年までを抜き出せば
「正の相関」と見えちゃいますよね。
(もちろん、その後に負の相関関係が強まるのはグラフのとおり)
http://www.iitrade.ac.in/km/ibank/US%20GDP%20growth%20rate%20vs%20unem... [iitrade.ac.in]
元コメで言うのはこの正の区間のうちの、さらに2001~2003までの
「GDPが上昇しているのに、失業率が5~6%まで上昇している」時期の話です。
ということで、以下のQへの回答ですが
> このような事はITセクターでは良く知られている事なのですか?
上記のグラフのとおり、むしろ一般的にどのセクターでも当てはまる事との認識です。
Re: (スコア:0)
その常識と「矛盾した」状態として、景気の回復局面における一時的なギャップの話を
しているのだとお考え下さい。
あ、単純に私の読解力不足でした。申し訳ありません。
にしても面白いですね。
マクロな指標にこうして傾向が表れているとなると、元コメの話も説得力あると思います。