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つまり、IT産業界から見るとLinuxは他の業界の合理化も進めるが、 IT業界そのものも合理化して小さくしていくものだ、ということだと思います。
IT業界の合理化はIT業界の市場規模拡大や新たなる技術発展に繋がらないという前提ですか? そうでないなら合理化がなぜ業界規模縮小に繋がるか教えてください。
で、LinuxはそのIT業界自身の合理化を推進するある種類の人にとっては「自分で自分の 首を絞める」ものに見えるんでしょう。でも、実はこれが王道なんだと思うな。これから も、いま、/.を見ている人の半分以上はこの業界から去らないと、本当の合理化を達成し た、とは人は見てくれないでしょう。
/. を見ている人はすべてIT業界の人だという前提ですか? そうだというならば、それを示す資料を教えてください。 そうでないならば、 例えば「/. を見ている人の半分がIT業界の人」だとし 「/.を見ている人の半分以上がIT業界から去ることが本当の合理化」 だというなら、 本当の合理化とはその業界から人が居なくなることに 他ならないわけですが、そういうつもりですか?
Linuxは長い目で見ると、IT業界を適正規模に縮小するための要素の1つなんだろうと思 いますね。で、これはきっと正しい道なんだと思う。
長い目で見ても、IT業界の市場規模はこのまま拡大せず、 新しい発展も需要の増加も起こらないということですね。 でも、それはきっと間違った視点だと思う。 合理化を規模縮小に直結する考えを正しいものだとすると、 合理化の終着点は市場の消滅、業界の消滅になります。
そもそもIT業界の合理化に成功したら供給が増え価格が下がるわけで 通常の市場であればそれによって需要が増えることになります。 もしここで価格が下がっても需要が増えないならば#235504のいう通り 必要とされる人員が減少し余った人員はIT業界から去ることになります。 しかし「IT業界に限って値下げによる需要増加がない」 といえる根拠はなく、過去から現在における変化を見ると 需要の増加の余地はまだあります。 すなわち合理化は市場規模に変化がなくとも供給量増加、価格低下、需要量増加 という当り前の変化をもたらすといえます。 それによって一人当りの生産量を増やさなければならないことになりますが、 そもそも合理化に成功しているわけですから労力や賃金はそのままで問題ありません。 尤もその合理化についていけないような人員は削減されることでしょう。
何十年も前からIT業界を見続けている人からすれば 「IT業界は変化し続けてきたし、これからも変化し続ける」 と考えるものでしょう。 けれど、 ITが流行したあとになって慌ててITのことを考え始めた人から見れば 「IT業界で行われていることなんて昔も今も変わりなく、 今までは合理化はされてなく、 これからLinuxによってようやく合理化が始まろうとしており、 市場は固定のため合理化によって業界は縮小される」 という発想になってしまうかもしれませんね。
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
今の動向見てると (スコア:2, 興味深い)
1.マニア向けWindows代替OS
2.UNIXが得意なSmall-Server分野(ネット系のWebサーバ、メールサーバ含む)
3.組み込み用途
4.アプライアンス向けの大きなサーバ
という浸透の仕方をしています。
特に米国の投資家の短期(長くても1年)のタームで物事を語ることが中心になっているビジネス界の現状を後目に、Linuxは「経済とはあまり関係ない」というすました顔で、着々と現状を変えてきているのみではなく、これまでのがちがちの資本主義に、若干のほころびを作らせるほどになっていますね。それも無理なく必然性をもって。このレポー
Re:今の動向見てると (スコア:1, 興味深い)
IT業界の合理化はIT業界の市場規模拡大や新たなる技術発展に繋がらないという前提ですか? そうでないなら合理化がなぜ業界規模縮小に繋がるか教えてください。
/. を見ている人はすべてIT業界の人だという前提ですか? そうだというならば、それを示す資料を教えてください。 そうでないならば、 例えば「/. を見ている人の半分がIT業界の人」だとし 「/.を見ている人の半分以上がIT業界から去ることが本当の合理化」 だというなら、 本当の合理化とはその業界から人が居なくなることに 他ならないわけですが、そういうつもりですか?
長い目で見ても、IT業界の市場規模はこのまま拡大せず、 新しい発展も需要の増加も起こらないということですね。 でも、それはきっと間違った視点だと思う。 合理化を規模縮小に直結する考えを正しいものだとすると、 合理化の終着点は市場の消滅、業界の消滅になります。
そもそもIT業界の合理化に成功したら供給が増え価格が下がるわけで 通常の市場であればそれによって需要が増えることになります。 もしここで価格が下がっても需要が増えないならば#235504のいう通り 必要とされる人員が減少し余った人員はIT業界から去ることになります。 しかし「IT業界に限って値下げによる需要増加がない」 といえる根拠はなく、過去から現在における変化を見ると 需要の増加の余地はまだあります。 すなわち合理化は市場規模に変化がなくとも供給量増加、価格低下、需要量増加 という当り前の変化をもたらすといえます。 それによって一人当りの生産量を増やさなければならないことになりますが、 そもそも合理化に成功しているわけですから労力や賃金はそのままで問題ありません。 尤もその合理化についていけないような人員は削減されることでしょう。
何十年も前からIT業界を見続けている人からすれば 「IT業界は変化し続けてきたし、これからも変化し続ける」 と考えるものでしょう。 けれど、 ITが流行したあとになって慌ててITのことを考え始めた人から見れば 「IT業界で行われていることなんて昔も今も変わりなく、 今までは合理化はされてなく、 これからLinuxによってようやく合理化が始まろうとしており、 市場は固定のため合理化によって業界は縮小される」 という発想になってしまうかもしれませんね。