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IT資産の管理については「コンポーネントの保守を切らさない」「定期的に健全性を見直す」という定型的で目に見えるやり方があるにもかかわらず、適切な意思決定がされていないのは嘆かわしい。
日本だけでも、物理的な建築物と同じように、IT資産の運用には定期点検や補修を義務付けたほうがいいのではないか。最低限、政府や金融系のIT運用について、早く立法したほうがいいと思う。その後、猶予期間をおいて、一般家庭までを含む全てのIT資産保有者まで義務付けるべきだろう。(利用レベルについては適切な基準を設ける必要があって、レトロな資産を保存・鑑賞することまで妨げる必要はないが。)
誰しも点検されていないエレベータを運行すべきではないし、乗りたいとも思わない。ITもそろそろその段階に来ていると思う。
日本はバブル期に作った橋や道路の補習もままならないんですが。
そりゃ身の丈に合った暮らしをするしかないので、維持がままならない資産は放棄するしかないのでは?それとも橋は維持するけどITはどうでもいいとか言う軽重の話?
法律で義務付けても義務が果たされなければ意味がないという話では?大体維持がままならないなら放棄するしかないと言うが放棄するにも金がいる。これはソフトウェアにも言える大体サポートの終了したサーバソフトウェアの維持はなんとかなってるからいじしちゃってるんじゃないかにゃー
ITも橋も道路もそうだが、本当に放棄だけ考えるなら単に電源を落としたり立ち入り禁止にするだけだよね。でもそういうこともやらない。橋も道路も崩れるまでは何とか使ってしまうし、こないだのイタリアのような事故が起きてから慌てて対応するつもりでしょ。
通行止めになっている橋は結構ありますよ。
全国2559の橋が通行規制 老朽化、財政難で改修遅れ [asahi.com]
バブル期って言うか
高度成長期じゃねw
何でもかんでもバブル期憎しwwwwww
補修ならバブル期だろう高度経済成長期ならむしろ更新・建て替え
高度経済成長期から50~60年バブル経済期から25~30年
特殊な工夫をしていない標準的な鉄筋コンクリート建造物の寿命が60年程度、でしたっけ
なのに、新しい一般道や高速道路をどんどん作っていってるという。メンテコストをあまり考えてないんだろうなぁ。というか、無理やり新しい仕事を作ってるだけなのかな。
ソフトウェアは、そういう機器と比べてメーカーが面倒を見る期間が短すぎるから無理かも設計も長期的に変更しないで済むような考慮もほとんどされてない目先の変更だらけだし、補修というかセキュリティパッチと機能も分離もまともになされてない一回作ってしまったら何十年も面倒を見ないといけない旅客機とかの世界を少しは見習うべきかも(ボーイング737なんて50年前のコクピットデザインの約束を守り互換性がある737MAXを作るとかすごい事をしてる)
(主にPCの)ソフトウェア開発の世界って、失敗すると人が死ぬ分野から見たら、メーカーが甘えすぎかも
その分値上がりしていくので、結局はお値段なんだと思いますよ。航空機みたいなメインフレームのシェアが減ったのは、そこまでの互換性は要らないと判断されたのも有るかと。
メインフレームみたいに、航空機メーカーもどんどん統合されて減りましたし。
ソフトウェアって良くも悪くも「未成熟」なんですよ。後継製品での互換性維持なんて工業製品では当たり前の話ですが、産業革命時は各社仕様も定めずバラバラで開発してましたが、それと似たようなのが現在のソフトウェアなのかと。当然、品質にバラつきもあれば人が死ぬレベルの不具合もあったわけですが、徐々に解消されてきました。いずれは時間が解決する問題なのかもしれません。
ただ他の工業製品と違うのは「知財の塊」なので、囲い込みや買い替え促進のためにあえて互換性を排する可能性があるところですね。こういう顧客軽視の「ビジネスモデル」には何らかの法令で規制が必要かとは思います。
じゃあ汎用機の時代に戻すかって言ったらコスト的にも技術の進歩的にも無理なわけですよ
成熟したらソフトじゃない、とまでは言わないけど近いものがあるので受け入れない方があらためるべきかも
進化のスピードが違いすぎるからじゃね。ソフトウェアだと5年前の技術はもう時代遅れ感がある。新しい技術が生まれて古いものが非効率になったら切り捨てられる、というのは妥当だと思うしそれこそが進化を促すエネルギーでもあると思う。MSがいまだにIE6の仕様を貫いてたらウェブはどうなってただろう。IE6をIE6という1つのソフトウェアとしてメンテし続けるのは良いとして、その費用を誰が払うのか。使いたい人が負担すればいいだろうけど、本当にメンテしてもらいたいなら、今のWindowsサーバーOSの費用超える気がする。需要が少ないから1人分のコストもでかい。
古いものをメンテし続ける義務より、スムーズに移行できるシステム作りを義務付ける方がいいと思う。
根本的な問題として、ソフトウェアは更新してもコストダウンに繋がらないのが問題なんだよ。航空機も建築物も設備更新で燃費や材料費が下がるのに、ソフトウェアは更新するとむしろ上がるから皆やりたがらない。RAMの要求量は32bitの限界を超え、CPUは2コアではローエンドと呼ばれる時代で、256MBと500MHz 1コアのPCの時代から各人の生産性が10倍になったか?というとそうではない。バージョンアップしなくても毎年保守料上げてくる某クソソフト会社は論外として、適切にソフトウェアの更新が行われるようにするには規制以前に、ソフトウェアの更新がユーザーにビジネス上の価値を生むという業界側の誠実な姿勢が必要。
# 昔はTDP 20Wで爆熱と言われたのに
中小ビジネスの皆さんの資本主義に不誠実なことというか、ITの人の心のなさというか。悪魔が契約を守るということは、契約によって動く電子計算機は悪魔を生むということなのかもしれませんなあ。
いや、新しいやり方は開発費も運用費も昔より下がってるでしょ。そしてユーザができることも増えている。セキュリティの堅牢性も方法論も充実してきてる。それで生産性増えないとすると、使う側の進歩が足りないんじゃないの。
#まあ姉歯設計問題みたいなスペクター脆弱性とかもたまにあるけどね
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
これもまた費用分配の失敗を表している (スコア:2, すばらしい洞察)
IT資産の管理については「コンポーネントの保守を切らさない」「定期的に健全性を見直す」という定型的で目に見えるやり方があるにもかかわらず、適切な意思決定がされていないのは嘆かわしい。
日本だけでも、物理的な建築物と同じように、IT資産の運用には定期点検や補修を義務付けたほうがいいのではないか。
最低限、政府や金融系のIT運用について、早く立法したほうがいいと思う。
その後、猶予期間をおいて、一般家庭までを含む全てのIT資産保有者まで義務付けるべきだろう。(利用レベルについては適切な基準を設ける必要があって、レトロな資産を保存・鑑賞することまで妨げる必要はないが。)
誰しも点検されていないエレベータを運行すべきではないし、乗りたいとも思わない。
ITもそろそろその段階に来ていると思う。
Re: (スコア:0)
日本はバブル期に作った橋や道路の補習もままならないんですが。
Re: (スコア:0)
そりゃ身の丈に合った暮らしをするしかないので、維持がままならない資産は放棄するしかないのでは?
それとも橋は維持するけどITはどうでもいいとか言う軽重の話?
Re: (スコア:0)
法律で義務付けても義務が果たされなければ意味がないという話では?
大体維持がままならないなら放棄するしかないと言うが放棄するにも金がいる。
これはソフトウェアにも言える
大体サポートの終了したサーバソフトウェアの維持はなんとかなってるからいじしちゃってるんじゃないかにゃー
Re: (スコア:0)
ITも橋も道路もそうだが、本当に放棄だけ考えるなら単に電源を落としたり立ち入り禁止にするだけだよね。
でもそういうこともやらない。
橋も道路も崩れるまでは何とか使ってしまうし、こないだのイタリアのような事故が起きてから慌てて対応するつもりでしょ。
Re:これもまた費用分配の失敗を表している (スコア:2, 参考になる)
通行止めになっている橋は結構ありますよ。
全国2559の橋が通行規制 老朽化、財政難で改修遅れ [asahi.com]
Re: (スコア:0)
バブル期って言うか
高度成長期じゃねw
何でもかんでもバブル期憎しwwwwww
Re: (スコア:0)
補修ならバブル期だろう
高度経済成長期ならむしろ更新・建て替え
Re: (スコア:0)
高度経済成長期から50~60年
バブル経済期から25~30年
特殊な工夫をしていない標準的な鉄筋コンクリート建造物の寿命が60年程度、でしたっけ
Re: (スコア:0)
なのに、新しい一般道や高速道路をどんどん作っていってるという。
メンテコストをあまり考えてないんだろうなぁ。
というか、無理やり新しい仕事を作ってるだけなのかな。
Re: (スコア:0)
ソフトウェアは、そういう機器と比べてメーカーが面倒を見る期間が短すぎるから無理かも
設計も長期的に変更しないで済むような考慮もほとんどされてない目先の変更だらけだし、補修というかセキュリティパッチと機能も分離もまともになされてない
一回作ってしまったら何十年も面倒を見ないといけない旅客機とかの世界を少しは見習うべきかも(ボーイング737なんて50年前のコクピットデザインの約束を守り互換性がある737MAXを作るとかすごい事をしてる)
(主にPCの)ソフトウェア開発の世界って、失敗すると人が死ぬ分野から見たら、メーカーが甘えすぎかも
Re: (スコア:0)
その分値上がりしていくので、結局はお値段なんだと思いますよ。
航空機みたいなメインフレームのシェアが減ったのは、そこまでの互換性は要らないと判断されたのも有るかと。
メインフレームみたいに、航空機メーカーもどんどん統合されて減りましたし。
Re: (スコア:0)
ソフトウェアって良くも悪くも「未成熟」なんですよ。
後継製品での互換性維持なんて工業製品では当たり前の話ですが、産業革命時は各社仕様も定めずバラバラで開発してましたが、
それと似たようなのが現在のソフトウェアなのかと。
当然、品質にバラつきもあれば人が死ぬレベルの不具合もあったわけですが、徐々に解消されてきました。
いずれは時間が解決する問題なのかもしれません。
ただ他の工業製品と違うのは「知財の塊」なので、囲い込みや買い替え促進のためにあえて互換性を排する可能性があるところですね。
こういう顧客軽視の「ビジネスモデル」には何らかの法令で規制が必要かとは思います。
Re: (スコア:0)
じゃあ汎用機の時代に戻すかって言ったら
コスト的にも技術の進歩的にも無理なわけですよ
成熟したらソフトじゃない、とまでは言わないけど近いものがあるので
受け入れない方があらためるべきかも
Re: (スコア:0)
進化のスピードが違いすぎるからじゃね。
ソフトウェアだと5年前の技術はもう時代遅れ感がある。
新しい技術が生まれて古いものが非効率になったら切り捨てられる、というのは妥当だと思うしそれこそが進化を促すエネルギーでもあると思う。
MSがいまだにIE6の仕様を貫いてたらウェブはどうなってただろう。
IE6をIE6という1つのソフトウェアとしてメンテし続けるのは良いとして、その費用を誰が払うのか。
使いたい人が負担すればいいだろうけど、本当にメンテしてもらいたいなら、今のWindowsサーバーOSの費用超える気がする。需要が少ないから1人分のコストもでかい。
古いものをメンテし続ける義務より、スムーズに移行できるシステム作りを義務付ける方がいいと思う。
Re: (スコア:0)
根本的な問題として、ソフトウェアは更新してもコストダウンに繋がらないのが問題なんだよ。
航空機も建築物も設備更新で燃費や材料費が下がるのに、ソフトウェアは更新するとむしろ上がるから皆やりたがらない。
RAMの要求量は32bitの限界を超え、CPUは2コアではローエンドと呼ばれる時代で、256MBと500MHz 1コアのPCの時代から各人の生産性が10倍になったか?というとそうではない。
バージョンアップしなくても毎年保守料上げてくる某クソソフト会社は論外として、適切にソフトウェアの更新が行われるようにするには規制以前に、ソフトウェアの更新がユーザーにビジネス上の価値を生むという業界側の誠実な姿勢が必要。
# 昔はTDP 20Wで爆熱と言われたのに
Re: (スコア:0)
中小ビジネスの皆さんの資本主義に不誠実なことというか、ITの人の心のなさというか。
悪魔が契約を守るということは、契約によって動く電子計算機は悪魔を生むということなのかもしれませんなあ。
Re: (スコア:0)
いや、新しいやり方は開発費も運用費も昔より下がってるでしょ。
そしてユーザができることも増えている。
セキュリティの堅牢性も方法論も充実してきてる。
それで生産性増えないとすると、使う側の進歩が足りないんじゃないの。
#まあ姉歯設計問題みたいなスペクター脆弱性とかもたまにあるけどね