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世界最大級の探査船を他の船でもできる石油探索に使うのは、料理に日本刀を使うようでなんだかもったいないような気がしますが、「ちきゅう」でしか掘れないところで石油を見つけても採掘できないだろうし、とりあえず手軽に日銭が入る楽?な仕事という点で、アルバイトという言葉が妙に的を得ています。
運用テストと実益を兼ねてるんで、/.的にはβ版のプログラムを有償配布するってのが一番近いと思う。
「ちきゅう」の建造目的のひとつには「IODP [jamstec.go.jp]への参加を通じた国際貢献」というのもあるので、本格運用に入れば海外での掘削も十分ありうる。タレコミ文のリンク先を見れば判るが、JAMSTEC的には日本近海では実施困難な環境下(掘削対象の成分とかの面でね)での掘削試験が主目的。
本来ならまるまる持ち出しででもやらなきゃいけないテストに対して、スポンサーがついてテスト費用が浮くという話なんだから、納税者としてはむしろ歓迎すべきことなんじゃないかな。
# ちなみに「日本沈没」には、IODPに参加してる他の掘削艇も # 名前だけはに出てきてましたね。 #(シルエットも出てたけど、流石にアレは本物じゃないと思う…)
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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
100億円 (スコア:3, おもしろおかしい)
→相手がビジネス（しかも外国）ならもっとお金とれば良いのに。
日本の税金で外国企業が得をしているようで、何か癪だ。
と思ってしまったのですが、「ちきゅう」のβテストだから、
最悪失敗しても我慢して♪という意味合いの価格設定でしょうか？
料理に日本刀 (スコア:3, 興味深い)
世界最大級の探査船を他の船でもできる石油探索に使うのは、料理に日本刀を使うようでなんだかもったいないような気がしますが、「ちきゅう」でしか掘れないところで石油を見つけても採掘できないだろうし、とりあえず手軽に日銭が入る楽?な仕事という点で、アルバイトという言葉が妙に的を得ています。
Re:料理に日本刀 (スコア:1, すばらしい洞察)
海洋掘削なんて神の領域の腕を持ったドリラーの仕事です。地上でのボーリングでさえ、達人が1000メートル掘れる設備で経験の浅いプロでは期間が3倍かかって100メートル掘るのがやっとという状態です。ましてや、プラットホームが常に揺れ、海中に下ろしたドリルロッドは潮流によりたわみを繰り返すという悪条件の中まともに掘削しようと思ったらかなりの腕を持たないむりでしょう。おそらく、下手に素人がやろうとするとビットが海底についたとたんに掘削事故を起こすんじゃないかな？
当然ちきゅうにも腕のいいドリラーがすでに乗っているとは思うけど、海外の恐らく経験豊富なドリラーが持参金付で乗り込んできてくれるなんて願ったりかなったりといったところでしょう。
ちきゅうが本来の性能を発揮できるかどうかは、これから育てていくドリラーの腕にかかっていると思うので今回の掘削会社の現場のプロたちと仲良く技術の交換をやってほしいものです。
Re:料理に日本刀 (スコア:0)
収入なんておまけですよ (スコア:3, 参考になる)
運用テストと実益を兼ねてるんで、/.的にはβ版のプログラムを有償配布するってのが一番近いと思う。
「ちきゅう」の建造目的のひとつには「IODP [jamstec.go.jp]への参加を通じた国際貢献」というのもあるので、本格運用に入れば海外での掘削も十分ありうる。タレコミ文のリンク先を見れば判るが、JAMSTEC的には日本近海では実施困難な環境下(掘削対象の成分とかの面でね)での掘削試験が主目的。
本来ならまるまる持ち出しででもやらなきゃいけないテストに対して、スポンサーがついてテスト費用が浮くという話なんだから、納税者としてはむしろ歓迎すべきことなんじゃないかな。
# ちなみに「日本沈没」には、IODPに参加してる他の掘削艇も
# 名前だけはに出てきてましたね。
#(シルエットも出てたけど、流石にアレは本物じゃないと思う…)