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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
基幹となる技術やモノ (スコア:4, すばらしい洞察)
ただ、普通の受託に必要なのはパワーがベースですのでそれでは蓄積がありません。
大雑把に言うと受託先がどこに変わろうが大差無いのがパワーベースの受託。
ここ、という限定が発生するのが技術ベースの受託かな?
整理してみよう (スコア:2, 興味深い)
コメント読んでて気になった点が一つ。
ベンチャーには2種類あって、それがごっちゃになってる気がする。
わかりやすくする為にカテゴライズしてみます。
アメリカ型ベンチャーと日本型ベンチャー。
(先に断って起きますが、実際にアメリカにはアメリカ型しかないとか、
そういう意味ではなくて、イメージを元に便宜上分けただけです)
まずアメリカ型と言うのは、初めに製品なりサービスなりシステムなりの“商品”があって、
それを売るために会社をはじめるパターン。
それに対して日本型は、かたちある“商品”ではなくて技術を売るために、
もしくは、独自の技術なり知識を売るパターン。
アメリカ型って言うのは、“商品”を売る所から始めるから、
もし売れなきゃ終わり。その意味では誰かが書いてたように“博打”以外の何ものでもない。
しかも最初に上手く行ったからと言って、何時まで続くかわからない不安定さもある。
アメリカでベンチャーがどれくらいあるかわからないけど、
ほとんどは消えていったり、最初は上手くいっても大手に買収されたり(これはこれで成功かもしれないが)、
後から出てきたモノに敗北し消えていったり。
それに対して日本型は、そもそも商品がないから独自技術を売るとか、
自社開発とかってのとは、最初の創業時から発想が違うように思う。
あくまで、必要としている“人たち”から仕事を受けないと、仕事がないわけで。
ニーズを掴むにしろ、より良いものを作るにしろ、
発想は“発明家”ではなくて、“技術者”なんじゃなかろうか?
中には優秀なプログラマーを多数持ち、
どこにも負けない仕事を請け負う会社は有り得ても、
アメリカ型の会社とは、そもそもの生い立ちが違うからアメリカ型の会社と比べても意味ないような。
だからどちらが良い悪いじゃなくて、種類が違うと。
ただ、こうして考えてみると、
日本型って、町の工務店とか電気屋さんとかって感じかな?って思う。
大きくなればチェーン店に発展することも可能だけど、
そもそも日本型のベンチャーで技術に重きを置くような会社は、
自分の技術に自信がある人が、他人の下で働きたくないとか、
自分の得意とする分野に特化してより専門的な事をしたいとかって理由で
会社始めるんだろうし。
それに日本型のほうが仕事がある限り(受託している限り)、
金銭的には安定しているし。
もっとも、技術は二の次で、ただ単に会社起こしたかっただけって会社も多いけど・・・
Re:整理してみよう (スコア:2, 興味深い)
経営方針の違いなんで、どっちが良いとか悪いとかはありません。また、スモールビジネスで始めて途中からベンチャーに切り替える会社もあります。ただ、ベンチャーを目標にしてるなら最初からベンチャーでスタートした方が良いと、起業経験者も投資家も言いますね。
参考:http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001657.html
Re:基幹となる技術やモノ (スコア:0)
こればかりは技術側の問題よりも契約を取ってくる営業やトップの姿勢の方が大きいです。
#結果としてスピンアウトしたんだけど、才覚と才能って根本的に違うんだと今更思い知る自分
Re:基幹となる技術やモノ (スコア:0)