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どうも多くの液体反射望遠鏡と同様, 遠心放物面を使った物らしいですね. 今回の物は真空中とか低温でも使えるような工夫が施されていて, そのネタが表面張力に関係しているらしいとか.
だとすると, 決定的な弱点として主鏡は天頂方向に固定されていて, 緯度方向の視野が極めて限られる(数度~10度前後ぐらい?)ってことでしょう. こうなると使用目的としては銀河中心のピンポイント観測とか, 逆に目標を特定しない深宇宙サーベイになっちゃうのではないでしょうか? その点, 同じ次世代100m級天体望遠鏡でもOWL [eso.org]の様な汎用性を持ったものとは毛色が違いそうです. 言ってみれば赤外線版のアレシボ300m鏡 [naic.edu]みたいなものかと.
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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家
表面張力はいいとして (スコア:1, 興味深い)
思うのだが、
傾けないで運用するのかな?
表面張力を使ったところで、重力はなくなるわけではないので、液体と自重を支える
強度(か、あるいはひずみを補正する仕組み)がメッシュには必要だとも思うのだが、
これは固体の鏡を支えるのより、液体に浸されたメッシュを支える方が、簡単なのだろうか?
そりゃ表面の滑らかさは、物理の法則が面倒見てくれますけどね。
邪眼は月輪に飛ばない (スコア:4, 参考になる)
どうも多くの液体反射望遠鏡と同様, 遠心放物面を使った物らしいですね. 今回の物は真空中とか低温でも使えるような工夫が施されていて, そのネタが表面張力に関係しているらしいとか.
だとすると, 決定的な弱点として主鏡は天頂方向に固定されていて, 緯度方向の視野が極めて限られる(数度~10度前後ぐらい?)ってことでしょう. こうなると使用目的としては銀河中心のピンポイント観測とか, 逆に目標を特定しない深宇宙サーベイになっちゃうのではないでしょうか? その点, 同じ次世代100m級天体望遠鏡でもOWL [eso.org]の様な汎用性を持ったものとは毛色が違いそうです. 言ってみれば赤外線版のアレシボ300m鏡 [naic.edu]みたいなものかと.
Re:邪眼は月輪に飛ばない (スコア:1)
重力も回転させる機構も要らないのではないかと。