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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
インドネシアの戦略 (スコア:4, 参考になる)
もはや日本ではさっぱり放送されなくなったトリインフルエンザですが、東南アジアでは未だに猛威をふるっています。
特にひどいのがインドネシアでこの2年ちょっとで102が感染し81人が死んでます。(ここ5年間における全世界のトリインフルエンザによる死者の1/2)
さらに、もしトリインフルエンザが世界にひろまったら、ワクチンの配給は後回しにされてしまうと予想されます。
そうならない為にも、途上国はWHOにたいして技術供与やらを要求したり、国際的なワクチンのストックを作ろうと呼びかけたりと苦心してるわけです。
しかし、要求に対する解答としてWHOも製薬会社もまんざらでない反応 [who.int]をしたはいいんですが、あまり上手にいってない模様です。
このままうやむやにされて終わりという可能性も十分にあります。
だからこそ、弱い立場の途上国はこういう無茶な発言でも言わざるをえない。
すなわち、これは一種のアピール、もしくは苦し紛れの策と見るべきでしょう。
Re:インドネシアの戦略 (スコア:3, 興味深い)
あり得る話だと思うんですが、「知的財産権」てのが 引っかかりますね。
#「遺伝資源に対する主権」とかなら分かるんですが。
本家CBDの交渉では、資源の利用に対する利益の還元
(Access and Benefit-Sharing) がうまくいっていない [eic.or.jp]ので、
主張できそうな所でとりあえず主張している、
ということかもしれません。
#実際、この手の国際交渉になると「資源提供国への資金提供」という
#言葉を入れようとする途上国と、それを阻止しようとする先進国
#という構図が、判で押したように必ず発生するんで。
微妙に関連する立場なのでACで。
臆病者でごめん。