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ボトルネック効果(bottleneck effect)集団を構成する生殖可能な個体の数が、ある期間の世代に渡って減少すると、遺伝的浮動の作用が強くなり、集団中の遺伝的変異の量が減少する。遺伝的浮動(genetic drift)集団の遺伝子頻度が世代
ボトルネックによる集団の遺伝的劣化に疑義を差し挟んでいるわけ ではありません。
ですね。
あと、(極端な)小集団になってしまうことの問題としては、遺伝学的な問題のほかに、なんらかの災害によって集団が全滅する確率が高まることがあると思います。ある程度集まって生活している生物だと中長期的にはけっこう重要かと。
# それだけなのでAC。
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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
揚子江と開発 (スコア:5, 参考になる)
揚子江流域の開発と供に姿を消していきました。
1979年に中国当局絶滅危惧種に指定されて以来、1986年には300頭、1990年には200頭と減っていき、
1998年にはわずか7頭が確認され、その後の調査で17頭が確認されるも、2006年の12月の調査では発見されずに終わり [bbc.co.uk]、今回絶滅となったわけです。
水生の大型の哺乳類としては1952年のカリブモンクアザラシの絶滅以来の絶滅となり
17頭になった時点でもう無理 (スコア:5, 参考になる)
確か種として存続するには最低でも50-200頭程度はいないと
遺伝的な問題で難しいと聞いたことがあったので、
17頭が発見されたとしてももう手遅れだった気もしますね…
(人工授精技術と飼育ノウハウが有ったならまた別かも知れませんが)
運よく残った個体を元に数が回復できていた場合も
特定の病気/環境等に弱いといった群のリスクが種全体のリスクになってしまいますので
最低限の個体数になる前に手を打つべきでは有ったんですが。
Re:17頭になった時点でもう無理 (スコア:3, 参考になる)
> #これについては最近反論もあるようです。
> http://www.igakuken.or.jp/kenkyu-katudo/press/070213.html [igakuken.or.jp]
について。
そこに書かれている内容は、ミトコンドリアの同質性は単なる
サンプリング効果だけでは説明できないだろうと言うことであり、
ボトルネックによる集団の遺伝的劣化に疑義を差し挟んでいるわけ
ではありません。
そのページの下の"■用語解説■"に"ボトルネック効果(瓶首効果)"の
説明があります。
Re:17頭になった時点でもう無理 (スコア:0)
ですね。
あと、(極端な)小集団になってしまうことの問題としては、遺伝学的な問題のほかに、なんらかの災害によって集団が全滅する確率が高まることがあると思います。ある程度集まって生活している生物だと中長期的にはけっこう重要かと。
# それだけなのでAC。