普通ドライバなんてそんなに頻繁にアップデートするようなものでもないですし、以前 Intel のドライバ辺りでバッファオーバーフローの脆弱性が見つかった時は Intel が Microsoft へ修正したドライバ提供→ Microsoft が認定→ Windows Update で配布と同時に各種セキュリティ情報機関が情報公開、という流れだったと思いますよ。
セキュリティ修正の場合、Microsoft の認定処理もやや早いという印象はありますが (Intel サイト上での公開と Windows Update 配布開始の時差が短かったので) 通常だと 1 ヶ月以上はかかったように思います。
認定を受けないと今後の Vista マシンが増えていく流れから今までより売れなくなるのは目に見えている点と、64bit 版 Vista では認定なしのドライバでは動作上さまざまな制限が付くことから、ユーザが敬遠するであろう点が予想されます。このドライバを入れたら DVD で映画が見られなくなった! とかね。
所詮マイナーチェンジのOSでしょ? (スコア:4, すばらしい洞察)
非常に困るところも多く (スコア:5, 参考になる)
前前回の日経コンピュータ(隔週刊)に緊急アンケートが出ていましたが、多くの企業のシステム管理者がXPの販売が本年末で終わることを危惧しているようです。
以前から使っているツールやグループウェアなどがVistaでは動かない、PCが壊れて新しいPCを購入した方が安くても、Vistaが買えないのは困る、
といった内容でした。
大企業でも古いツール類を使っているところは多く、費用を考えるとおいそれと更新も出来ず、といっ
Re:非常に困るところも多く (スコア:3, すばらしい洞察)
専門家ならVistaはレスポンスが悪いだけのOSじゃないことは知ってると思うんだけどねぇ。
企業が慎重になるのは当然だけど、MSがOSの改良を重ねるのも当然じゃないかな?
今までのメジャーバージョンアップに較べて、特別に高いスペックを要求してるとか、互換性が著しく低いとかでもないし、ロードマップも発表されているんだから、企業のIT部門はちゃんと移行計画を立てておくべきじゃないの?
もうMSはうんざりと言うならLinuxに変えるとかね。まあ現実性は無いけれども。
Re:非常に困るところも多く (スコア:1, 興味深い)
完全にド素人かつ素な質問だけど,XPからVistaへ移行する際のメリットって何なんでしょ?ネガティブな噂話はよく聞くけど,重いとかいうデメリットを見なかったとして,OSの新バージョンとしては何がメリット?セキュリティの向上?
Re:非常に困るところも多く (スコア:3, 参考になる)
アンチウイルスソフト等って、fopen系のシステムコールをフックして割り込むような処理をしているけど、同じ真似はマルウエア,rootkitにも出来てしまう。SONYのXCPはこれで「不可視のフォルダ」を作ったりした。
XPでそれを仕込むのは、「このドライバはデジタル署名されていません」を無視するだけだった、Vistaではそういうフック行為はMSから認証を受けたアプリしかできなくなる。
#うろ覚えなので査読plz
ちなみに「動いているプロセスのメモリ構造を書き換える」のも制限されたっけかな?
これができないと、パソゲーのパラメタ改変ができなくて個人的に困るんだけど…
デジタル署名付きドライバ普及してますか? (スコア:0)
企業が提供する公式ドライバにおいても殆ど利用されてなかったですよねぇ…理由は
判らないのですが、過大なコストが掛かるとか何か使われない理由があったんじゃない
ですかね?MSに確認を貰うのに何ヶ月も掛かるとか。
Re:デジタル署名付きドライバ普及してますか? (スコア:0)
ドライバ本体は同一で製品名を出したいという理由でドライバの.infを書き換えてるとか。
.infを書き換えるとなんでも出来てしまうのでもちろん既に有効であった署名は無効になります。
その他はDEP有効だと機能しないとか、カーネルのメモリ空間を破壊してるとか、リソースリークしてるとか、
割り込み処理が適切でないとか、省電力の移行と復帰がダメとか、多言語環境だとマトモに動かなくなるとか、
複数ユーザーの同時ログイン状態に対応してないとかの「サボり」で認定できないだけかと。
Re:デジタル署名付きドライバ普及してますか? (スコア:0)
ハード屋さんにしてみりゃ、(今のところという前提は付くにしろ)Vistaに対応しても
今まで以上に売れる保障は無いし、見込みも薄いのに、再認定の費用なんて誰が払うの?
って感じでしょうし。
たとえば、セキュリティ上(バッファーオーバーフローとか)の問題が出た時、パッチを
当てたドライバについては、その修正自体は終わってテストも完了してる(知らないんで
すが、未認定(自前ビルド)中のテストどうやってるんですかね?>Vistaのドライバ開発)
MSの認定作業に日数が掛かって、リスクに晒される期間が長くなるんじゃ本末転倒じゃな
いですか?
認定後に発見されたバグとかも、再認定費用をケチって、未公表未対応になったりとか…
いやなシナリオは幾らでも思いつきますね。
なんつうか、構想は立派だけど、実態が追いつかないんじゃないのかな?という感じです>
署名つきドライバ
Re:デジタル署名付きドライバ普及してますか? (スコア:1)
普通ドライバなんてそんなに頻繁にアップデートするようなものでもないですし、以前 Intel のドライバ辺りでバッファオーバーフローの脆弱性が見つかった時は Intel が Microsoft へ修正したドライバ提供→ Microsoft が認定→ Windows Update で配布と同時に各種セキュリティ情報機関が情報公開、という流れだったと思いますよ。
セキュリティ修正の場合、Microsoft の認定処理もやや早いという印象はありますが (Intel サイト上での公開と Windows Update 配布開始の時差が短かったので) 通常だと 1 ヶ月以上はかかったように思います。
認定ドライバの場合、Windows Update で配布される = 全ユーザ環境に適用しやすいという流れもあります。デメリットばかりではないのですよ。
実際、Lenovo 辺りは認定を受けていないドライバをちょくちょくリリースしつつも、鉄板バージョンを認定を受け、Windows Update 経由で配布といった事も行っています。(ThinkPad PM モジュール用ドライバなど) Intel 辺りは安定版になったところで結構認定を受けているように感じられます。
認定を受けないと今後の Vista マシンが増えていく流れから今までより売れなくなるのは目に見えている点と、64bit 版 Vista では認定なしのドライバでは動作上さまざまな制限が付くことから、ユーザが敬遠するであろう点が予想されます。このドライバを入れたら DVD で映画が見られなくなった! とかね。
認定前ドライバに関してはテスト用の証明書を使うなどしたらいいだけでしょう。
まずメーカサイトで認定を受けていないバグ修正バージョンが配布されるだけかと。
Re:デジタル署名付きドライバ普及してますか? (スコア:0)
Vistaは未認定のドライバも、別の証明書を利用したドライバもインストール可能なんですか!?
ドライバだけじゃなくて、(当然)未認定のマルウエアだってインストール可能…
だったら、XP時代と変わらないですね。
ちょっと安心したような、不安になったような…(笑)。
Re:デジタル署名付きドライバ普及してますか? (スコア:1)
テスト用証明書は配布にはまともな証明書には使えませんよ。基本的にはオレオレ証明書を生成して、そのマシン (や登録したマシン) を有効範囲とする証明書として使うだけですから。
なので、開発環境でしかまともに使えないでしょう。