アカウント名:
パスワード:
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
物事のやり方は一つではない -- Perlな人
難しい研究だ (スコア:3, すばらしい洞察)
竹の研究をしているようにしか見えない。竹はたくさんあるが、ここで切ると新しい竹筒ができるぞ!とか三節が一番使いやすいなとか。もっと長い竹を用意すればいろいろできるかもしれないとか。
いや、バカにしているわけではなく、発見した後のことをもっと知りたい。
Re:難しい研究だ (スコア:3, 参考になる)
プレスリリースによれば、これまで発見されてきた数百種類の中間子はすべてが一対の
クォーク・反クォークからできていたのに、今回発見された新種の中間子は計4つの
クォークからできている新しい種類である、と。
こういう新しい種類の粒子が見つかると、その存在可能性をちゃんと説明できる理論の
構築が求められるわけです。あるいはそれが既に予言されていた粒子なら、その予言をした
理論が正しいことが裏付けられる。竹の例えで言うなら、「節はこういう理由でできる」
「こういう竹もあるかもしれなくて、それはこういうことに応用できるかも」という
次の一歩を促すのが、こういう新発見だと思うわけです。
「コレとアレをぶつけたらこんなん出ました」というだけではないんです。
Re:難しい研究だ (スコア:1)
「こういう竹もあるかもしれなくて、それはこういうことに応用できるかも」
前半はともかく、後半が聞こえない。
世の中のどういうニーズがあって、素粒子の研究に
繋がるのか説明してくれるひとに会えない。
これは基礎科学一般にいえることで、産業に組み込まれた
多くの普通の人々は、世の中のどういうニーズがあって今の仕事
をするのか考えることをいつも求められています。
そしてそういうシナリオのない仕事は敬遠されるだけでなく、
普通の人は許してもらえないのです。
だから、いつか何かに役に立つかもしれないっていう言い方
だけだと混乱します。
Re:難しい研究だ (スコア:1)
現在はまだ「発見」されただけと。
若しくは「発見」にいたる途中経過報告ということになるかと思われます。
応用出来ると考えた企業なりがアプローチして初めてなにかしらの「形」を模索し始める。
若しくは今回の発見が他の研究の解明につながり、別の恩恵へとつながる可能性を秘めている。
私的にはそういった類のニュースだと捕らえています。