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サイト開設者やプロバイダーは違法情報を発見し次第、削除しなくてはならない違法かどうか明確でなくとも、有害な恐れがある場合は児童が閲覧できなくなるような措置を講じるよう義務付ける。罰則を設けることも視野に入れる。
「若年者フラグ」を実装したブラウザ/端末は、そもそも、若年者フラグを解釈しないサイトを表示してはいけません。
「子供向けWeb端末」を名乗れるのは携帯電話やPS3、Xbox360といったセキュアプレイヤに限られるでしょう。現在の携帯電話における年齢制限は「公式サイトのホワイトリスティング」または「メニューの隔離」が一般的です。ナビゲーションを公式の認証済みサイトに限るメニューを携帯電話各社は用意しています。要は、今回の案の有効範囲を(携帯電話の)公式サイトよりも外( = ネットワーク全体)に広げるのはそもそも前提に無いと個人的には考えています。おそらくゲームメーカやプロバイダは携帯電話の公式メニューと同様のシステムをデザインして実装し、この法律以後も子供向けサービスを提供するための努力を強いられるでしょう。
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
誰だ? (スコア:0, すばらしい洞察)
みんちゅとうの議員様は法案提出の前に、こんな法案をリアル世界で施行してみたらどうなるんだろうとか考えろ(笑)
Re: (スコア:0)
こんな法律があろうが無かろうが、変わらないと思いますよ。
まず、2ちゃんねるのひろゆきは無視するでしょう?
Re: (スコア:2, すばらしい洞察)
簡単に思いつく範囲でも
> 2. 違法かどうか明確でなくとも、有害な恐れがある場合には
> 児童が閲覧できなくなる措置を義務付け
> 3. 罰則を設けることを視野にいれる
この2つを合わせれば「違法かどうか明確でなくとも罰則可能」となります。
単刀直入に言えば、警察が気に入るか入らないかで罰を受ける世の中になります。
あとはネット関連の新規事業は大きな制約を受けます。
これにより今後の日本の発展に大きな悪影響が出るでしょう。
あと、世の中ってのは徐々に変化しますから
その場その場では「これまでと変わらない」と思えても
10年、100年単位ではかなり変わってきますよ。
Re: (スコア:1, 参考になる)
要は、端末側に「若年者フラグ」を持たせることを要求するんだと思います。
# そうでないとコンテンツのネゴシエーションが出来ない訳で
それって要はCPRMみたいな技術的保護手段と同じ物なので、それを
商売的な都合で実装して、その回避を法的に禁止するのはそれほど悪いことじゃない気がします。
*大人の*消費者は若年者フラグを実装していない製品を選ぶ自由は有るだろうし、
大人の責任で、子供に若年者フラグを実装していない製品を与えることも出来るでしょう。
PCはともかく、ゲーム機や携帯電話では公式サイト
Re:誰だ? (スコア:1)
・ 若年者フラグを解釈する情報端末をしないように改造する手法を公開した事業者
は罰せられないですよね。
>・ 若年者フラグを解釈しない情報端末を若年者フラグを解釈するかのように見せかけて販売した事業者
は、詐欺、或は、不当表示だから、別の法律。
だから、
・違法な情報が載っていて、それを看過した管理者
・有害な情報が載る可能性があって、かつ、若年者フラグを解釈していないページの管理者
が罰せされる可能性があるのではないでしょうか。
後者と
>・ 若年者フラグを解釈すると主張するけど、違法な情報が載っているサイトを運営した事業者
は対偶に見えるかもしれないけど、違いますよね。
----
ついでに、ここにぶら下げます。
インターネット上の違法・有害サイトの削除をプロバイダーなどに義務付ける法案
ですよね。
有害な恐れがないということは、どのようにして保証・担保されるのでしょう。
すべてが有害な恐れのある情報ではないですか?
他にも、興味深い点はあって、
・児童は何歳までか
中学生まででしょうか。
・サイト開設者、プロバイダとは何を指すか。
おそらく、サイトやサーバの管理者のことでしょう。
P2Pネットワークに分散ハッシュテーブル型データベースにデータを乗せてしまえば、管理者はいないから、穴があると言えますね(言えるだけだけど)
・違法でなくとも、有害である情報を発見した場合、どうなるのか。
・児童が閲覧できなくなるような措置のうち、現実的な解はあるのでしょうか。
携帯だけならできるかもしれない。
でも、通常、家族で共用しているパソコンで、児童が閲覧しているかどうかの判別は難しくないですか?
もっとも、
*ブラウザのモードを、パスワードいれて切り替えて対応するとか、
*別アカウントで、OSにログインさせるとか
で実現できるだろうけど、
後者の場合、OSに年齢情報を保持させ、rootに管理させるようにしないといけないし...。
そういえば、現在、携帯の場合は、どういう方法で、年齢に関する情報がやりとりされてるのでしょう?
・携帯がフラグをたてる
・キャリアが(携帯を見て)フラグを付ける
・キャリアが、携帯からのアクセスをサイトごとに、deny all/allow x または、allow all/deny xで管理する
のどれか、後者でしょうけど。
そういうわけで、現段階では、あまり現実的でなく、
「個人を特定するわけではない、閲覧者の年齢などの個人情報による、インターネットのコントロールに関する、ソフトウェア業界への要請」
が現実的ではないでしょうか。
何か矛盾してることを書いてる気はするし、そういう意味で、現実的ではないですね、これも。
Re: (スコア:0)
「若年者フラグ」を実装したブラウザ/端末は、そもそも、
若年者フラグを解釈しないサイトを表示してはいけません。
DRMにおけるコピー禁止フラグが機能するのは、フラグを立てる人間が居ることと、フラグを解釈してそれに従う人間またはプログラムが
いることの両方が要求されます。つまり、クライアントがDRMにおける規制フラグを解釈してその通りに行動しなければDRMは成立しません。
若年者フラグでも事情は同じでしょう。
>P2Pネットワークに分散ハッシュテーブル型データベースにデータを
Re:誰だ? (スコア:1)
ここから考えると、つまり、
webサーバは、ページのレイティング情報を送信、クライアント(ないしはプロキシ)はそれを解釈して、表示するか否かを判断できるし、そうすべきだ、と言えますね。
やはり、deny all/allow xを実行している訳ですよね。
また、メニューの隔離については、
インターネットだけれども、閉ざされたリンク網の範囲内しか参照できない、閉じたネットワーク
ということですよね。
「インターネットの利用に、資格制度を!」という主張も散見されるところを見ると、
間違っていないかもしれませんね。
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話を転換しますが、しかし、興味深いのは、年齢申告はクライアントに任されている訳で、
閉じた(というか内から外への参照がない)リンクネットワーク網から外には出られないけど、
その逆、外から内への参照は可能な訳で、外のリンクネットワークからは辿れます。
閉じたところで発達するコミュニティと、その外からの参加者との間で問題が起きたりする可能性はないのでしょうか。
或は、閉じたコミュニティから卒業し、外のインターネットに参加したときに、戸惑ったり、トラブルを体験したりしないでしょうか。
もちろん、年齢を偽って、閉じたコミュニティに参加しても問題はないです。
この法律で、「児童が閲覧できるのは、違法/有害の可能性のないサイト」になるのですから。
そうではなくて、閉じたネットワークに親しむ人たちと、外のインターネットで親しむ人たちの文化的・習慣的な行動の違いが露になるのでは、と思います。
例えば、新大陸と旧大陸で、種の分布・病の分布が違ったように。