だいたい想像はできるけど,経緯の説明が「訴訟を起こされている」の一言だけってのはいかがなものかと思うなぁ.で,オレはそもそも Vista に全く興味が無かったので,このキャンペーンも知らないんだけど,リンク先の英文を斜め読みした感じだと,
Vista 発売前の PC に販促用に貼ってたロゴに "Windows Vista Capable" と "Premium Ready" があったのだが,前者は「 "Vista Capable" と言っていながら,実際には Vista のシャレた機能は一切動作しない」ということで,「うそつき!!!」と訴えられた
…ということでいいのかな?で,マイク・ナッシュ氏は Vista Capable な PC を買って,上記の訴えた人々と同様にショックを受けていた,と. …たしかに,単なる PC 音痴のような気がする.
「明確にしようとした」は、Windows Vista Capableの説明 [microsoft.com]が提訴後に改訂されたことを指している。その別記事からの孫引きになるが、次のような変更があったという。ここから推測するに、表示した側の責任が問われる事例もあったのかもしれない。
Windows Vista Capableプログラムを通じて、Windows Vistaを動かすに足る強力なWindows XPベースのPCが、Acer Inc., Dell Inc., Fujitsu Limited, Gateway Inc., HP, Lenovo, NEC Corp., Sony Corp., Toshibaなどといった世界中の主要PC製造元から現在提供されています。Windows Vista Capableロゴは、今日購入するPCについて、Windows Vistaにアップグレードする条件が整っており、Windows Vistaのコア体験を実行できるものであると顧客に確認させる目的で定められています。
(提訴前)
Windows XPを稼動させている新しいPCでWindows Vista Capable PCロゴの付いているものは、Windows Vistaを稼動できます。情報の組織化および検索における新機軸、セキュリティ、信頼性といったコア体験は、Windows Vistaの全てのエディションに搭載されます。それら最小限のコア体験は、全てのWindows Vista Capable PCで稼動します。Windows Vistaのプレミアムエディションで提供される――新しいWindows Aeroユーザー体験のような――いくつかの機能は、高度もしくは追加ハードウェアを要求する場合があります。
(提訴後、強調はArs Technicaによる)
Seattle PI紙記事では、タレコミで触れられている2者以外のメールについても若干伝えている。記事によると原告側弁護士は、ある従業員(名前は明かされず)が書いたとされる、Windows Vista Capable表示に「ガラクタでさえ適合してしまう」との内容を読み上げ、また、Wal-Martがキャンペーンの影響を懸念していたことを示す一連のメールを提示し、他の小売店も同様の懸念を持っていたこともほのめかしたという。
タレコミが不親切すぎる気がする (スコア:3, 参考になる)
Vista 発売前の PC に販促用に貼ってたロゴに "Windows Vista Capable" と "Premium Ready" があったのだが,前者は「 "Vista Capable" と言っていながら,実際には Vista のシャレた機能は一切動作しない」ということで,「うそつき!!!」と訴えられた
…ということでいいのかな?で,マイク・ナッシュ氏は Vista Capable な PC を買って,上記の訴えた人々と同様にショックを受けていた,と. …たしかに,単なる PC 音痴のような気がする.
「Vista Capable」と「Premium Ready」 (スコア:2, 参考になる)
では少し長くなりますが、元記事がリンクしている先も引いて補足しましょう。以下常体で。
問題の「Premium Ready」表示についてだが、Seattle PI紙記事(MS従業員メールの内容の出典)では次のように伝えている。
この通りならPCを買った顧客の責任ということになりそうだが、Ars Technicaの記事では「どういう場合に『Premium Ready』というフレーズが使われたか」の説明が異なり、Ars Technicaの別記事を示して補足もしている。
「明確にしようとした」は、Windows Vista Capableの説明 [microsoft.com]が提訴後に改訂されたことを指している。その別記事からの孫引きになるが、次のような変更があったという。ここから推測するに、表示した側の責任が問われる事例もあったのかもしれない。
Seattle PI紙記事では、タレコミで触れられている2者以外のメールについても若干伝えている。記事によると原告側弁護士は、ある従業員(名前は明かされず)が書いたとされる、Windows Vista Capable表示に「ガラクタでさえ適合してしまう」との内容を読み上げ、また、Wal-Martがキャンペーンの影響を懸念していたことを示す一連のメールを提示し、他の小売店も同様の懸念を持っていたこともほのめかしたという。
Re: (スコア:0)
EFS暗号化さえサポートしてくれないエディションがあるくせに、(セキュリティを)「全てのエディションに搭載」だなんて誇大広告ですよ。
私は「EFS暗号化」と「テレビを観れること」という要求を満たすにはアルティメット版でなければ実現できないと知り、
「テレビを観れること」を諦めてXPpro版を買いました。OSにメモリを喰わせるのが目的ではなく、OSの上で VMware を動かすことが購入の目的でしたから。