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シマンテックの浜田譲治マネジャーは「もし感染してしまうと被害は防ぎきれない。
感染しただけでは悪さをしないが、ユーザーがネットバンキングで取引をしようとすると攻撃を始める。
それを受けてタイトルが「感染なら防御策なし」。一般紙の短い一般人向け記事としてどこもおかしいとは思わないが。
「強力ウイルス、ネット銀行標的」、これわからない奴は居ないだろ。
そういう基礎的なことを知っていれば
私もRyo.Fさんに近い考えなのですが、「もう仕方ないかな」と最近思いはじめています。個々に反論してこっちから教育していくしかないって感じ。(ただで教育受けられる報道機関はうはうはだよね。orz)
私はこの記事を書いた記者はそういう「セキュリティーに関心のある技術者にとっては基礎的なこと」を知らないんじゃないかと推測します。だとしたら、この記者にRyo.Fさんが期待するような記事は書けません。でも、自分の書く記事、チェックする記事に関する分野の基礎的知識はすべて網羅することは、現在のように専門分野の分化が進んだら、ちょっと個人には荷が重いのかなと思います。
逆に言えば、現在の新聞というのは、自分の専門外の報道がされた場合、「自分の専門領域で報道された程度の確度しかない」と思って読むべきなのではないかと。新聞は「何か自分に関係ありそうな事件が起きたかもしれない」というトリガー情報として見るのが良いような気がしています。
また、記者に基礎的な知識があったとしても、読者の大部分は「基礎的なこと」を知らない人なのですから、そういう人にも分かるように、あえてそういう表現を使っているかもしれません。正確でも読者に何がしかの情報が伝わらなければ意味がありません。正確に、というのも分かりますが、そうすると記述は長くなります。正確に誰にでも分かりやすくってのはかなり難しいです。紙面も限られてますので、伝えられる情報量にも限りがあります。そこをなんとかするのがプロなんでしょうが、私は新聞社の記者にそこまでのプロ技術が今あると思ってません。
細分化された各分野の基礎知識がある人でも、字数制限と一日1回の締め切りがある中、正確で分かりやすい記事を書くのは至難の業だと思います。それをやろうとしている新聞社の記者の方々はすごいな~と思います。(まあ、できていないんですが。)一方やろうとしていることが全然出来てないから、法律で禁止したほうがいいんじゃない?という議論もあろうかと思いますが、活字中毒の私にとって、新聞は欠かせない活字供給源でもある訳で。(笑)
#「社会の木鐸」?寝言は寝て言えっての。(笑)
私はこの記事を書いた記者はそういう「セキュリティーに関心のある技術者にとっては基礎的なこと」を知らないんじゃないかと推測します。だとしたら、この記者にRyo.Fさんが期待するような記事は書けません。
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
しかしねぇ (スコア:-1, フレームのもと)
コンピューターネタになると半泣きの窓際族親父みたいな
へっぴり腰の記事しか書けないって言うのが、日本の大手メディアの
特長って言うかさ。素直に専門家に任せろと言いたい。
Re: (スコア:0)
専門家は専門家にわかる文しか書けないでしょ。
その専門家のコメントが 。
それを受けてタイトルが「感染なら防御策なし」。
一般紙の短い一般人向け記事としてどこもおかしいとは思わないが。
確かになんのトピだ?
「強力ウイルス、ネット銀行標的」、これわからない奴は居ないだろ。
トピの「トロイの木馬に感染力云々とか」、云々って確かにトロイの木馬だけじゃ理解できないだろうが、直後の「云々」、 これが理解出来ない奴は居ないだろ?たれ込み人の読解力こそ不可思議だ。
Re:しかしねぇ (スコア:2, 参考になる)
感染に気づけば、そのPCの使用停止とかマルウェア除去という防御策はある。しかし、一般ユーザが感染に気づく可能性は少ない。なので、これら防御策を除外して考える。すると、確かに感染すれば防御策はないかもしれない。そこまではいい。
でも、他のマルウェアであれば防御策はあるのか?感染したら防御策が無いのが普通だろう。感染して、ユーザは気づかない、セキュリティ対策ソフトウェアにも発見されないのに、被害を防げました、なんていうのはマルウェアじゃないよな。
#少なくとも、不正にソフトウェアをインストールされた、という被害はあるわけだし。
そういう基礎的なことを知っていれば、タイトルに持ってくるべきなのは、「感染なら防御策なし」ではない。むしろ、その分の文字数を、別のことに使った方がいい。 確かに理解できるけど、攻撃されるのはネット銀行か、と誤解するだろう。被害者はネット銀行の利用者。記事の中にもそう書かれている。
#ネット銀行も間接的には被害を受けるかも知れんけど。
「感染なら防御策なし」なんてことを書くくらいなら、このことを正確に伝えるべきだろう。
想定読者 (スコア:2, 参考になる)
私もRyo.Fさんに近い考えなのですが、「もう仕方ないかな」と最近思いはじめています。個々に反論してこっちから教育していくしかないって感じ。(ただで教育受けられる報道機関はうはうはだよね。orz)
私はこの記事を書いた記者はそういう「セキュリティーに関心のある技術者にとっては基礎的なこと」を知らないんじゃないかと推測します。だとしたら、この記者にRyo.Fさんが期待するような記事は書けません。でも、自分の書く記事、チェックする記事に関する分野の基礎的知識はすべて網羅することは、現在のように専門分野の分化が進んだら、ちょっと個人には荷が重いのかなと思います。
逆に言えば、現在の新聞というのは、自分の専門外の報道がされた場合、「自分の専門領域で報道された程度の確度しかない」と思って読むべきなのではないかと。新聞は「何か自分に関係ありそうな事件が起きたかもしれない」というトリガー情報として見るのが良いような気がしています。
また、記者に基礎的な知識があったとしても、読者の大部分は「基礎的なこと」を知らない人なのですから、そういう人にも分かるように、あえてそういう表現を使っているかもしれません。正確でも読者に何がしかの情報が伝わらなければ意味がありません。正確に、というのも分かりますが、そうすると記述は長くなります。正確に誰にでも分かりやすくってのはかなり難しいです。紙面も限られてますので、伝えられる情報量にも限りがあります。そこをなんとかするのがプロなんでしょうが、私は新聞社の記者にそこまでのプロ技術が今あると思ってません。
細分化された各分野の基礎知識がある人でも、字数制限と一日1回の締め切りがある中、正確で分かりやすい記事を書くのは至難の業だと思います。それをやろうとしている新聞社の記者の方々はすごいな~と思います。(まあ、できていないんですが。)一方やろうとしていることが全然出来てないから、法律で禁止したほうがいいんじゃない?という議論もあろうかと思いますが、活字中毒の私にとって、新聞は欠かせない活字供給源でもある訳で。(笑)
#「社会の木鐸」?寝言は寝て言えっての。(笑)
vyama 「バグ取れワンワン」
Re:想定読者 (スコア:1)
しかし、「強力ウイルス、ネット銀行標的」はその問題とは違います。標的になってるのはネット銀行の利用者だということは、この記事に書いてあります。これに関しては、理解していることを正確に表すタイトルを書け、というだけです。
これって、新聞記者としての基礎の基礎ですよね。
Re: (スコア:0)
新聞紙面の場合,タイトル(見出し)を書くのは本文を書いた記者ではなくて,整理担当と呼ばれる編集者です.で,その人が他の記事の分量との兼ね合いなどで,本文もガンガン削ったりするので,元の本文の意図が全く違ったものになったりすることがたびたびあります.
# しかも,全国紙の場合,それが各本社毎に行われたりする.
Re: (スコア:0)
どうでもいいが、なんで新聞社って支社のことを「本社」って呼ぶの?
Re: (スコア:0)
映画やテレビ番組は,制作に関わった人の名前がきちんと放送されますよね……
# それが出来ないようでは,ウェブの匿名性がどうのと言う権利はない.