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「国内のニコ動や、海外で日本のアニメを無料で見ているやつも取り締まれ!」という意見もあれば 「著作権物は原則無料公開にして気に入った時だけ投げ銭するようにしろ」(当然、皆、気に入らないと評価しますわな) 「原則無料公開でCMつければ文句をないだろ」という意見もある。
皆の意見はばらばら。
ただ、とにかく文句を言いたい、という一点だけしか一致してない。
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
どのように「時代に合わないのか」が問題 (スコア:0)
じゃあどのように時代に合わないか、どのようにすれば良いか具体論を聞いて見ると、皆バラバラどころか方向性が180度違ってたりする。
「国内のニコ動や、海外で日本のアニメを無料で見ているやつも取り締まれ!」という意見もあれば
「著作権物は原則無料公開にして気に入った時だけ投げ銭するようにしろ」(当然、皆、気に入らないと評価しますわな)
「原則無料公開でCMつければ文句をないだろ」という意見もある。
皆の意見はばらばら。
ただ、とにかく文句を言いたい、という一点だけしか一致してない。
Re: (スコア:1, 興味深い)
他の陣営もこぞって態度を硬化させる事になり、結果として調整が難航しますからね。
日本の著作権問題はまさにそういう状態にあるのではないでしょうか。
#発端になった態度強硬な陣営は権利者団体のように思えます。
Re: (スコア:1)
権利者側に強行な態度を取らせたのは、消費者側の違法行為だと思われます。
あれだ、卵と鶏どっちが先?
Re:どのように「時代に合わないのか」が問題 (スコア:2, すばらしい洞察)
自分の知る限りだと権利者側(隣接権者含む)が強硬でなかった記憶がないんですが。
いつ頃の違法行為が権利者が強硬となるきっかけになったかの情報or考察プリーズ。
カラオケ周りで公衆送信権という概念を持ち出したあたり?
それとももっと前、カセットレコーダーが違法ではないという判決が出たあたり?
それともイギリスで著作権は永遠だとか言ってたあたりでしょうか?
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re:どのように「時代に合わないのか」が問題 (スコア:1)
昔は、私的利用等という特例は無かった。
それじゃ不便だし、個人的な範囲での複製なら良いんじゃない?
って事で私的複製のほとんどが、無許可で出来るようになりましたよ。
>いつ頃の違法行為が権利者が強硬となるきっかけになったかの情報or考察プリーズ。
いつからという境界はない。
権利者・利用者どちらが先という事もない。
という考察です。
Re:どのように「時代に合わないのか」が問題 (スコア:1, 興味深い)
誰も観測していないときそこに月はない。
かつては(そして基本的には今でも)私的利用は仮に存在してもそれを権利者が知ることができないゆえに規制の対象外であった。
Re:どのように「時代に合わないのか」が問題 (スコア:1)
ちょっと違う。
ずっと昔は、確かに規制の対象外だった。
しかし、ちょっと前は「存在を知ることができないゆえに規制されていた」のですね。
セグウェイとかと同じ。
そりゃ大昔は、セグウェイなんて存在しないから、それは規制なんてされてない。
しかし、現行の法律は「セグウェイの存在が無かったために、セグウェイが規制されている」
私的複製も同じなのです。
Re:どのように「時代に合わないのか」が問題 (スコア:1)
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re:どのように「時代に合わないのか」が問題 (スコア:1)
だから、家庭内での複製であろうと、複製には許可が必要だったのです、決して自由ではありません。
Re:どのように「時代に合わないのか」が問題 (スコア:1)
人の手による写本は制限されていません。印刷屋による大量複製が制限されていただけです。
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re:どのように「時代に合わないのか」が問題 (スコア:1)
でも、機械的又は化学的な複製は、すべて許可が必要でした。
つまり、現著作権法が制定される直前には、複製する機器が普及しつつありましたが、それを使って私的に複製するには許可が必要だったのです。
しかし、現著作権法が制定された時に、第30条で私的な利用が無許可で行えるようになりました。
つまり、以前は不可能だった利用者の行為が、可能になったのです。
これは「権利者側(隣接権者含む)が強硬な態度を取った」とは言えないと思います。
Re:どのように「時代に合わないのか」が問題 (スコア:1)
当時は複製機器を持つのと業として行うのがほぼイコールになっていたため、複製機器を想定して適用するのが適切だったからです。
その時は著作権法の本来持っていた産業規制という役割を適切にになっていたと考えます。いろいろ言ってくる連中を抑える枷として十分に機能していたんじゃないかと。
また、当時の著作権法は権利者側を抑えるものでもありましたから、今のように著作権法=権利者の要望というものではないので、当時の著作権法=権利者の態度ではないと思われます。
私的利用の概念が必要になったのは著作権法がそもそものその適切な範囲を超えたからだと自分は考えています。機器の拡大や範囲の拡大に伴って私的利用の解釈や適用範囲、強度などを常に拡張すべきだったのではないかと。フェアユースの概念を取り入れろとまではいいませんが。
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re: (スコア:0)
私が言いたいのは、権利者側は最初から強硬な態度だった訳じゃないって事です。
そして、いつ何処で強硬な態度になったかなんてはっきりした境界無いんだから、どっちが悪いなんて言えないよねって事。
>また、当時の著作権法は権利者側を抑えるものでもありましたから、今のように著作権法=権利者の要望というものではないので、当時の著作権法=権利者の態度ではないと思われます。
もし、昭和45年の新著作権法制定時に、権利者側が何も言ってなかったとしましょう。
それは、当時の権利者団体、例えば既にJASRACは存在していましたが、彼らは法律に口を出すような強行な態度は取ってなかったって事ですよ。
Re:どのように「時代に合わないのか」が問題 (スコア:1)
書くの忘れてた…