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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
日本ならどのくらい? (スコア:0)
割りと狭くてすみそうな気が。それなら過疎が進んだ街にどーんと。街が狭けりゃ分散させてもいいわけだし。
#個人的には地熱はどうにか主力にならんの?って気がします。ハードル高いのは分かるけどソコをナントカ。
多分じゃなくてぐぐりましょう (スコア:1, 参考になる)
日本の地熱発電所で最大は八丁原の11万kW(発電機は2機) [kyuden.co.jp]。
出力が安定しているためベース電力に適しているのは事実で、八丈島 [tepco.co.jp]ではベース電力に使ってます。
熱水再注入には有害物質の封入のほか、水の再利用という役割もあります。
日本で地熱開発が進まないのは、温泉関係者の反発もありますが、有望地域がほとんど国立公園内にあって開発規制が厳しいという理由も大きいです。
#国立公園を解禁すりゃ今の何倍かは軽くいけるはず。
フィンランドには大した地熱はないのでたぶんアイスランドのことですね。アイスランドは地熱と水力で電力はほぼ賄えていますが、人口が少ないからという側面もあります。
#関係者なのでACだ。
Re: (スコア:0)
せっかくエネルギーが豊富にあるのに勿体無いじゃん。
Re:多分じゃなくてぐぐりましょう (スコア:2, 興味深い)
失礼しました。
地熱発電所は規模が小さいと書きましたが、許可出力10万KW/hの水力発電所と地熱発電所では、遥かに地熱発電所の魅力は高いものです。天候の影響を受けませんから。
高温の岩石層はあれど、水(蒸気)が無い、というところには、高温岩体発電という方法があります。秋田辺りで試験をやっていたように記憶してます。
ただ、岩石は冷めにくい代わりに、冷めてしまうと温まりにくいが故に、ローコストに掘削、ターゲットにクラックを入れる技術がキモになるようです。
原子爆弾を使ってターゲットに大規模なクラック入れる、というアレゲなアイデアもあるにはあります。
すんません、今回もぐぐってません。
高温岩体などなど (スコア:1, 興味深い)
高温岩体発電では、まず高温の岩体にボーリングを掘り、水圧でクラックを造成し、それでできたクラックを狙って回収用のボーリングを掘るという手順を取ります。ここでクラックを造成する技術そのものはほぼ実用レベルにありますが、クラックのできる方位や大きさがなかなかコントロールできません。というのは、たいてい天然のクラックが既存である上に、岩盤の受けている広域応力にクラックの方向や規模が規制されるからです。クラックが細すぎるとすぐ沈殿物で詰まります。逆に幅広すぎると、地表から注入した水が暖まる暇もなく高速で流動してしまいます。なおかつ、ボーリングの穴の中でも沈殿物がかなり出ます。というわけで、実験はいまいちうまくいきませんでした。大まかに言うとそういうことです。
ソースはNEDO--その1(pdf) [nedo.go.jp] その2(pdf) [nedo.go.jp]など。詳しくはNEDO [nedo.go.jp]で「地熱 高温岩体」などで検索してくださいな。
火山の近くで十分な探査ができるならば、的中率は石油の井戸よりだいぶ高くなってきています。蒸気がどういう場所に溜まっているか、かなりわかってきているからです。国立公園内で地熱利用できるならば、当面は高温岩体に手を出す必要はないでしょう。
国立公園の開発規制が厳しい現在、有望なのは温泉を利用したバイナリー発電 [aist.go.jp]、それから特に高温ではないのですが地中熱 [geohpaj.org]というものです。特に地中熱は分散型エネルギーとして期待されます。一般家庭の空調に利用した場合、初期投資は数百万円、その後の電気代は従来の電気エアコンに比べて1/3だそうです。ヒートアイランド現象軽減にも役立ちます。
もう流れてしまったストーリーですが、ご興味のある方のご参考までに。
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まだご質問がありましたらこちら [aist.go.jp]まで。。。
Re: (スコア:0)
以前油田でそれをやったが結局周りが溶けちゃってあんまりいい状態にならなかったとか…(嘘かも
Re: (スコア:0)