1つ目は解雇が「児童ポルノ画像がFiola氏のPCのキャッシュにあった」ことを理由に行われている点です。 「You are being fired for a violation of the computer usage policy. You have pornography on your computer.」と言われても、キャッシュですよ、と言いたくなる。スパムのリンクを誤ってクリックしたら、ポルノサイトだったということは何度かあります。すぐにブラウザを閉じたとしても、キャッシュには画像が残っているわけです。それをPC利用規約に違反したと言われても・・・。まあ、百歩譲ってキャッシュを証拠として児童ポルノサイトを見たことを理由に解雇なら、(もちろん係争になるとは思うけど)まだ分からないでもない。でも、キャッシュにあって所持と言われてもなぁ、と思います。
恐ろしいことが2つ (スコア:3, 興味深い)
この文章に二つの恐ろしいことが書いてあります。
1つ目は解雇が「児童ポルノ画像がFiola氏のPCのキャッシュにあった」ことを理由に行われている点です。
「You are being fired for a violation of the computer usage policy. You have pornography on your computer.」と言われても、キャッシュですよ、と言いたくなる。スパムのリンクを誤ってクリックしたら、ポルノサイトだったということは何度かあります。すぐにブラウザを閉じたとしても、キャッシュには画像が残っているわけです。それをPC利用規約に違反したと言われても・・・。まあ、百歩譲ってキャッシュを証拠として児童ポルノサイトを見たことを理由に解雇なら、(もちろん係争になるとは思うけど)まだ分からないでもない。でも、キャッシュにあって所持と言われてもなぁ、と思います。
2つ目は児童ポルノ所持の告発が「児童ポルノ画像がFiola氏のPCのキャッシュにあった」ことを理由に行われている点です。
解雇は民民の問題ですが、こっちは刑法犯罪です。所持というのは意図して持っていたということでしょうから、フォルダでも作って画像を保存しておいたなら分かりますが、キャッシュですよ、と言いたくなる(以下同上)
とくに2つ目の問題でキャッシュにあったことが所持になるなら、たとえば合法ポルノが好きな人(笑)が、お気に入りのポルノサイトにアクセスしていて、たまたま張られていた児童ポルノの広告画像がキャッシュに残っていたために所持とされてしまう可能性が出てくるってことです。というか、ある国に住む人が、小さな子どもがいる日本の友だちのブログをのぞいたら、裸の子どもの写真があってキャッシュに残った。日本ではその写真は何の問題ではないが、その国では児童ポルノとされてしまう写真であったなんてこともありえます。
自衛としては、間違って変なサイトを開いてしまったときは、管理者にそのたびに報告する。そして、間違って開いたときはすぐにキャッシュをクリアするってことでしょうか。
・・・住みにくい世の中になったなぁ。
Re:恐ろしいことが2つ (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:恐ろしいことが2つ (スコア:1, すばらしい洞察)
>そして、間違って開いたときはすぐにキャッシュをクリアするってことでしょうか。
卑猥画像が画面に表示されればそれで回避出来ますが、JavaScriptとか使って表示させずにキャッシュさせるとか
Flash/アニメGIFで、一見健全な広告だけど、数分後に幼女の卑猥画像になるとかってのも幾らでも作れるんで
画面を確認して対処じゃ全然回避になりませんよ。