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実験結果はシンプルでわかりやすいんですが、この結果から、アレルギーを抑える道が開かれるかも、っていうのは大口叩きすぎじゃないの? という感想。 解析してどう利用するのよ? IgEを阻害する手法なら、抗IgE抗体とかFceレセプターのアンタゴニストとかの方がいいんじゃないのかな。
うまくいけばノーベル賞. うまくいかなければIgノーベル賞ってとこですか.
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
解説? (スコア:3, 参考になる)
この構造があることで、IgEはIgGよりも強く白血球と結合することができるのですが、この構造は件のIgYにも存在する。ところがIgYの白血球への結合の強さはIgEよりも低く、IgGと同じようなものだった。
もしIgEと同じようにIgYが白血球と結合するならば、この構造の有り無しで結合の強さが変わるはずである、という仮定の下、この構造を削ったIgYとふつうのIgYの白血球への結合の強さを比較したところ、相違は無かった。
つまり、IgEとIgYは構造上よく似ているが、IgEの結合の強さの元となっている構造は、IgYでは機能していない、ということになる。
よって、IgYの構造を解析して利用できるようになれば、IgEの白血球への結合を弱くすることができるかもしれない。
こんな感じのことが書いてる気がします。
実験結果はシンプルでわかりやすいんですが、この結果から、アレルギーを抑える道が開かれるかも、っていうのは大口叩きすぎじゃないの? という感想。
解析してどう利用するのよ? IgEを阻害する手法なら、抗IgE抗体とかFceレセプターのアンタゴニストとかの方がいいんじゃないのかな。
私の近視眼的な感想を覆してほしいです。
Re:解説? (スコア:3, おもしろおかしい)
うまくいけばノーベル賞. うまくいかなければIgノーベル賞ってとこですか.