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ま、確かに種が一つ減るだけって思えばたいしたことないかな。種は500万〜1000万あるらしいし。
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
意味 (スコア:0)
Re: (スコア:2, すばらしい洞察)
種の数が多いとしても「種が一つ減るだけ」がたいしたこと無いというのは論理の飛躍です。「パーツの種類が多ければ、重要なパーツが無くなってもたいしたことない」という主張がおかしいのと同じことです。
# なにを「たいしたこと」と評価するかは別問題ですが…
食物ピラミッドの頂点に近づくほど、そのレベルの種は少なくなり、一つの種がいなくなっただけで生態系は大きく打撃を受けます。(そして白熊(ホッキョクグマ)は極地の生態系の頂点に位置しています)。実際には氷が無くなって困るのは一つ種だけではありませんが。
もちろん食物ピラミッドの下の方でも占めている部分が大きければ、同様に生態系への打撃は大きくなります。南極のオキアミとか。要するに種の種類の数でもって重要度を考えるのは意味がありません。
Re: (スコア:0)
カエルがいなくなって云々って話は良く聞きますね。
Re: (スコア:1, 興味深い)
あと、ジャングルやらでは定期的に焼畑されるのが自然のサイクルに入っている話も聞きますね。
結構今の地球、人間が一部になっている自然環境は多いんですよ?
#まぁ、居なくなっても今とは違う新しい自然環境ができるだけでしょうが。
人工林と自然林は別物/Re:意味 (スコア:1)
生態学の観点からは、人工林と自然林とはまったくの別物といっていいほど異なるものです。
日本だと、放置された人工林が自然林に戻るには数百年かかるとのこと。
自然環境に手を入れるなら、ずーっと管理しつづける覚悟が必要です。
Re:人工林と自然林は別物/Re:意味 (スコア:1)
人間が手をつけた状態が「正しい」かは賛否両論があるようです。
人が手を加えた「里山」 [wikipedia.org]の概念を重視している 人 [wikipedia.org]や
それに対して こちらのように
人が手をつけないで放っておいた時の 状態 [wikipedia.org]を重視する 人 [wikipedia.org]もいます。
どちらが正しいのかは私にはわかりません。
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Re:人工林と自然林は別物/Re:意味 (スコア:1)
一般に一つの生命(種ではなく命)はそれほど多くの環境の変化に追従できません。よって生態系を含む環境の変化には、寿命が短く繁殖力旺盛な種ほど有利で、寿命が長く繁殖をそれほど行わない種ほど不利と言えます。例えば人間による開発などで環境が頻繁に変わるときには、大木からなる森は減少し、ブタクサなどの一年生の雑草は繁栄します。
人間は何十年も生きる大型動物ですから、安定した生態系(人間の手が入っていてもいなくても)を高く評価するのは自然なことだと思います。
# 経済が流動的だと大局的視野の長期計画が成り立たないのも一緒だろうか…