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逆にラジエータも昼間の太陽光による温度上昇をどう解消するかってとこが問題になりますけどね. 普通に物を日向にさらしておくだけで, 空気や雲による遮蔽が無い分表面温度は100℃を超えますし, ラジエータとして使う以上, 通常の宇宙構造物と違って反射材で覆うわけにもいきませんし.
中緯度から高緯度にかけてならラジエータパネルを極方向に傾けて設置することで直射日光を避けることができますが, この場合も加熱された地面からの二次輻射を避けるため, あるいは地面の加熱自体を避けるため反射板を設置する必要があるでしょう.
一方, 夜は夜で氷点下100℃を割り込みますから, ラジエータを動作させる熱流体を維持するだけで一苦労. おそらくは昼夜別で熱媒の種類や流路を複数系統切り替えないとダメなんじゃないかと.
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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
せっかくの宇宙なのに (スコア:0)
いかにもバカらしくね?
Re: (スコア:0)
月は地球にほぼ同じ面を向けていて、約一ヶ月で地球を一周する。
つまり月の一日は地球のほぼ一ヶ月。「正午」はいいけれど、
「夕方」や「夜」の間も安定した電力供給が必要なんだけどね。
Re:せっかくの宇宙なのに (スコア:2, 興味深い)
逆にラジエータも昼間の太陽光による温度上昇をどう解消するかってとこが問題になりますけどね. 普通に物を日向にさらしておくだけで, 空気や雲による遮蔽が無い分表面温度は100℃を超えますし, ラジエータとして使う以上, 通常の宇宙構造物と違って反射材で覆うわけにもいきませんし.
中緯度から高緯度にかけてならラジエータパネルを極方向に傾けて設置することで直射日光を避けることができますが, この場合も加熱された地面からの二次輻射を避けるため, あるいは地面の加熱自体を避けるため反射板を設置する必要があるでしょう.
一方, 夜は夜で氷点下100℃を割り込みますから, ラジエータを動作させる熱流体を維持するだけで一苦労. おそらくは昼夜別で熱媒の種類や流路を複数系統切り替えないとダメなんじゃないかと.
Re:せっかくの宇宙なのに (スコア:2, 参考になる)
太陽側は磨き上げて放射率(=吸収率)をできるだけ下げるのでしょう。そして、反対側は真っ黒にして放射率を1に近づけるのでしょう。
(コンセプトイメージ [nasa.gov]では、放熱板の太陽側はピカピカで月面が写りこんでいます。)
極地に基地を作るのであれば、放熱板が太陽に向かって(太陽に背いて)1か月に1回転するのかもしれません。コンセプトイメージの荒いモデリングのCGではその辺までは読みとれませんが。
Re:せっかくの宇宙なのに (スコア:1)
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そこら辺の技術は、衛星の放熱版で蓄積済みです。
あと、昼間でも影をつくれば夜の温度と大差なくなります。
|昼夜別で熱媒の種類や流路を複数系統切り替えないとダメなんじゃないかと
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冷却後の温度が数百℃なら外部の温度変化には影響されないでしょう。
(例えばヘリウムを使ったガス冷却なら最初から問題がない)
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