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日経Tech-onの記事 [nikkeibp.co.jp]が分かりやすいと感じました。ちょっと多すぎるかも知れませんが引用します。図は記事の方を見てください。(登録がいるかも知れません)
HUDでは、プロジェクタからの光を前のガラスに照射して反射させ、表示する。従来は光が当たる場所だけに反射膜を貼る、塗る、または蒸着することが多い。周囲のガラスより色が濃くなるなど、目立つものだった。HUDを視野のもっと中心寄りに置いたり、面積を大きくするなど今後のニーズに応えるためには、この反射膜が邪魔になる。 実は入射角さえ選べば、反射膜を使わず、ガラスに直接反射させることができる。問題は画質だった。ガラスには表裏両面があるため、表で反射した像と裏で反射した像が目に入り、像が二重に見える(図2)。 これを解決するために、中間膜を側面図で見て楔状にした。上端の厚みは下端の厚みの約2倍。角度で表現するとmradオーダーのわずかな角度だ。こうするとガラスの表と裏が平行でなく、角度がつくため、表で反射した像と裏で反射した像が一致し、画像がはっきり見える(図3)。厳密には、運転者の目の位置によって多少ずれるが、ディスプレイの取り付けアライメントで微調整できる。
HUDでは、プロジェクタからの光を前のガラスに照射して反射させ、表示する。従来は光が当たる場所だけに反射膜を貼る、塗る、または蒸着することが多い。周囲のガラスより色が濃くなるなど、目立つものだった。HUDを視野のもっと中心寄りに置いたり、面積を大きくするなど今後のニーズに応えるためには、この反射膜が邪魔になる。
実は入射角さえ選べば、反射膜を使わず、ガラスに直接反射させることができる。問題は画質だった。ガラスには表裏両面があるため、表で反射した像と裏で反射した像が目に入り、像が二重に見える(図2)。
これを解決するために、中間膜を側面図で見て楔状にした。上端の厚みは下端の厚みの約2倍。角度で表現するとmradオーダーのわずかな角度だ。こうするとガラスの表と裏が平行でなく、角度がつくため、表で反射した像と裏で反射した像が一致し、画像がはっきり見える(図3)。厳密には、運転者の目の位置によって多少ずれるが、ディスプレイの取り付けアライメントで微調整できる。
「既に日・欧の高級車2車種で採用が決まっている。」ともありますから、車検を通るだけの透過率は間違いなくあるでしょう。
中の人なので当然AC
楔形中間膜でHUDに、なんてネタは昔っからある。 実用化に至っていなかった(各社が採用しなかった)のは、製造ばらつきだとか、開発上の融通が利かないとか、根本的な視認性云々、多々、諸々。 そこらは原理的な問題なので、今回ので改善されているか、改善できるかとは正直眉唾モノ。 なによりウインドシールドの中間膜は寡占というか事実上の独占市場なので、今回の報道は営業上のアドバルーンなんでしょう。
実際のところ、法規制やPLがきつくて、実績が一番重視されるような部分なんで、どこも採用はしにくいと思う。 けれど、多少でも競争市場になればコストダウンや発展も期待できるんで、採用を検討する側としては「がんばってね」とエールだけは送っておく。
最近展示会にご無沙汰なのだが、数年前にモータショーだかで類似のものが展示されていた記憶はある。 なので、詳細が気になる方はぐぐってくれ。 キャディに採用されたやつで、確かデュポンだったような。 下のサイトのものだったと思うが、4年前のことで記憶は怪しい。 http://www2.dupont.com/Automotive/en_US/applications/caseStudies/case1... [dupont.com]
楔形中間膜でHUDに、なんてネタは昔っからある。
同時に、遮音、遮熱の機能も持たせた。楔状の中間膜は前例があり、既に一部の米国車で実績があるが、遮音、遮熱機能との両立が難しかった。
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192.168.0.1は、私が使っている IPアドレスですので勝手に使わないでください --- ある通りすがり
フロントウィンドウディスプレイ自体は (スコア:0)
これはその欠点を克服(緩和?)したものってことかしらん?
Re:フロントウィンドウディスプレイ自体は (スコア:5, 参考になる)
日経Tech-onの記事 [nikkeibp.co.jp]が分かりやすいと感じました。ちょっと多すぎるかも知れませんが引用します。図は記事の方を見てください。(登録がいるかも知れません)
「既に日・欧の高級車2車種で採用が決まっている。」ともありますから、車検を通るだけの透過率は間違いなくあるでしょう。
Re: (スコア:0)
そんなことするより、
最初から「二重に投影された時に綺麗に写るディスプレイ」にしちゃえばいいんじゃね?
Re: (スコア:0)
Re:フロントウィンドウディスプレイ自体は (スコア:1)
スタイルシートをOFFにするのです。
それか、
javascript:document.getElementById('nocookie').style.display='none';eval();
のブックマークレットを使うといい感じです(IEとOperaで動作確認)。
Re:フロントウィンドウディスプレイ自体は (スコア:4, 参考になる)
中の人なので当然AC
楔形中間膜でHUDに、なんてネタは昔っからある。
実用化に至っていなかった(各社が採用しなかった)のは、製造ばらつきだとか、開発上の融通が利かないとか、根本的な視認性云々、多々、諸々。
そこらは原理的な問題なので、今回ので改善されているか、改善できるかとは正直眉唾モノ。
なによりウインドシールドの中間膜は寡占というか事実上の独占市場なので、今回の報道は営業上のアドバルーンなんでしょう。
実際のところ、法規制やPLがきつくて、実績が一番重視されるような部分なんで、どこも採用はしにくいと思う。
けれど、多少でも競争市場になればコストダウンや発展も期待できるんで、採用を検討する側としては「がんばってね」とエールだけは送っておく。
最近展示会にご無沙汰なのだが、数年前にモータショーだかで類似のものが展示されていた記憶はある。
なので、詳細が気になる方はぐぐってくれ。
キャディに採用されたやつで、確かデュポンだったような。
下のサイトのものだったと思うが、4年前のことで記憶は怪しい。
http://www2.dupont.com/Automotive/en_US/applications/caseStudies/case1... [dupont.com]
Re:フロントウィンドウディスプレイ自体は (スコア:1)
Re:フロントウィンドウディスプレイ自体は (スコア:1)
一部にしか貼らないステッカーでも透過率を下げると言って車検が通らないとか何とか。
今回のキモは中間膜をクサビ状(下は薄く上は厚く)にして光の反射方向を調整しているところ。
あれです、エライ人がHUD用に角度を考えているんです!
車検に通るだけの透過率を持っているかどうかまでは、
合わせにするガラスの影響もあるのか記載がありませんでした。
Re: (スコア:0)
今回のものは間に最初から挟んでいる構造なので大きな面積の投影が可能だったりするとかがメリットなのかしら?