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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
いかに低コストで取り出すか (スコア:3, すばらしい洞察)
ことは可能でしょうし、多糖を原料に発酵生産することもできるでしょう。
ただ、出し殻は大抵、湿っていて温かいので腐りやすいのが難点。
運んでいる間に痛んでしまうので、いかに低コスト&小さな設備で作れるかが
ポイントになると思います。
(大豆のオカラは、豆腐工場が小規模で点在しがちなので量がまとまり難いとか)
Re: (スコア:4, 参考になる)
元の論文を読んでみましたが、この辺りはとても簡単なやり方ですしコストも低いと思われます。簡単な化学実験の設備があるところなら、それこそ高校/大学くらいの実習用にもできそうな感じです(このあたりは他の植物から採る場合もそんなに変わらないのだと思いますが…)
Re: (スコア:1)
1kg~トン取り出すのは設備が大仰過ぎて実用に向かない
とかってありそうだな、と。
(有機溶媒の設備がいかに高くて、いかに置くのが大変か)
他コメントにもありましたが、コーヒー飲料工場とかじゃないと
原料が集約できずにペイ出来なさそう。
(スタバ各店舗から集めるなんて、乾燥とかの保存や輸送の
コストも出ないんでは)
なんか夢の無い大人になっちゃったな >俺
どなたか夢のある大人の方、明るい未来を語ってください・・・
Re:いかに低コストで取り出すか (スコア:2, 参考になる)
結局のところ、設備の問題点などは「バイオディーゼル」全体にかかってくる部分(作物を乾燥させて、抽出して…は共通)なので、コーヒーかすで無理なのならば、他の作物も無理というか、「植物からバイオディーゼルを作る」というもの全部、その発想自体に無理がある、ということになってしまうかと。なので、大型化など設備面の問題についてはあんまり心配してません(というか、心配しても仕方ないよなぁ…という感じ)。
一方、コーヒーかすの回収の問題についてはコーヒー独自の問題として出てくる可能性の高い部分ではあります。ただまぁ、この辺りは昔から「有効利用法/安い処理法がないか」ということに、どこも頭を痛めてきてた問題でもありますし…バイオディーゼル化までを自社で行えるようならば、処理費用をいくらかペイできる可能性が出てくるかもしれないのと、企業としての「エコロジーへの取り組み」をアピールできるチャンスでもあるので、まぁこれも、まだいくらかの可能性はあるのかもしれないなぁ…という感じですね。
個人的には、こういったエネルギー問題に関わる話ってのは(特に試算された値)、結構いろんな思惑が絡んでくるというか、研究者の話をそこまで鵜呑みにしてしまうわけにはいけない部分が特に大きい分野だと思うので、「両手を上げて大歓迎」みたいな対応をする気はありませんが、まぁバイオディーゼルの合成法など、言われてみれば確かに理にはかなっている部分もあるので、「ひょっとしたら…」という程度には期待してたりします。