アカウント名:
パスワード:
ISO-2022-JPで満足すべきか否かが問題になるのは、ISO-2022-JPで書けない文字が存在するから、に他ならないのですが、何故かその点の議論が少ないですね。ISO-2022-JPで困っている実感がないなら、他の文字コードを使用可能にせよ、という主張は確かに迷惑でしかないでしょうね。
日本でも、少数ながらISO-2022-JPで表現できない人名や地名が存在し、その多くはUnicodeで表記できます。自分自身がその条件にあてはまる人は(この方 [srad.jp]のように?)、そうでない人よりもメール環境のUnicode対応を強く主張できるのでしょうが、あいにく私はそのような境遇にはありませ
文字をコード化する作業に終わりはありません。世界中の文字を仮に収録できた瞬間があっても、新しい文字が生まれてくるので、どんな文字コード表も完全にはならないのです。
また、文字の認識も時代とともに変化します。たとえば「太」という字と「大」という字は、もともとは一つの文字の書き癖に過ぎませんでした。そのうちに「太」は「ふとい」、「大」は「おおきい」を意味することにしよう、と変化したのです。また、その逆の事例もあります。だから、グリフを文字コードに変換したり、テキスト中から特定の文字を検索したりといった作業は、そのテキストの時代背景なども考慮しなければできないのです(極論を言うと、時代・文化ごとに文字コードが欲しい、ということになります)。
結局、あらゆるニーズを満足させる万能の文字コードはないのでありまして、電子メールに関して言うと、恣意的でない、実際の利用の慣習がゆっくりと規約を変化させるしかないと思います。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
ISO-2022-JPで書けない文字 (スコア:3, 興味深い)
ISO-2022-JPで満足すべきか否かが問題になるのは、ISO-2022-JPで書けない文字が存在するから、に他ならないのですが、何故かその点の議論が少ないですね。ISO-2022-JPで困っている実感がないなら、他の文字コードを使用可能にせよ、という主張は確かに迷惑でしかないでしょうね。
日本でも、少数ながらISO-2022-JPで表現できない人名や地名が存在し、その多くはUnicodeで表記できます。自分自身がその条件にあてはまる人は(この方 [srad.jp]のように?)、そうでない人よりもメール環境のUnicode対応を強く主張できるのでしょうが、あいにく私はそのような境遇にはありませ
Re: (スコア:1)
文字をコード化する作業に終わりはありません。世界中の文字を仮に収録できた瞬間があっても、新しい文字が生まれてくるので、どんな文字コード表も完全にはならないのです。
また、文字の認識も時代とともに変化します。たとえば「太」という字と「大」という字は、もともとは一つの文字の書き癖に過ぎませんでした。そのうちに「太」は「ふとい」、「大」は「おおきい」を意味することにしよう、と変化したのです。また、その逆の事例もあります。だから、グリフを文字コードに変換したり、テキスト中から特定の文字を検索したりといった作業は、そのテキストの時代背景なども考慮しなければできないのです(極論を言うと、時代・文化ごとに文字コードが欲しい、ということになります)。
結局、あらゆるニーズを満足させる万能の文字コードはないのでありまして、電子メールに関して言うと、恣意的でない、実際の利用の慣習がゆっくりと規約を変化させるしかないと思います。
Re: (スコア:0)
Re:ISO-2022-JPで書けない文字 (スコア:0)