アカウント名:
パスワード:
>移動履歴の活用に対する心理的抵抗感そもそも抵抗感がある人は、2000人のモニターに応募しないと思うけれど。
ところで、5/4-6の三日間だけの帰国者は、成田空港だけで12万人。入国時の新型インフルエンザ水際阻止を行っている現状、 足りない検疫の人手とデータ集計に追われている [mainichi.jp]という。これから夏の時期にも帰国ラッシュがあるというのに、その後に2000人規模のパンデミック対策の実験?!
そんなお遊びは、世界的大流行を何とか阻止しようという年に実施するようなことではないと思う。
日本におけるスペインかぜの精密分析 [tokyo-eiken.go.jp]によれば
(日本における)スペインかぜの1回目の流行は1918年8月下旬から9月上旬より始まり,10月上旬には全国に蔓延した.流行の拡大は急速で,11月に
アメリカ911直後の「愛国者法」と同じ ショック・ドクトリン [youtube.com]ですよ、(゚ε゚)キニシナイ!!こういうパニックが起きたときと言うか有事で大衆の判断力が麻痺しかけてる時に心底やりたいけど平時なら猛反発されるのが明白な事を強引に突っ込んで、先に既成事実を作って抵抗させないような「空気」をつくるのが民主主義国家の高級官僚の腕の見せ所。
95年の日本では公安警察(内務官僚=今の総務官僚が最重点を置いてるセクション)がうまいことやってその後の治安政策で警察全体がでたらめやる制度的な裏付けを得られたし、01年のアメリカでは極右勢力がうまいことやってその後の莫大な戦争利権を自分の手中に納めた。
当然、これらの治安強化
まぁ、パンデミック対策は単なる口実というのはその通りでしょ。ただ、それを言えばこの新型インフルエンザにしても経済危機対策にしても北朝鮮のロケット発射実験にしても、今の日本は政府を筆頭に柳の枝を幽霊と吹聴しすぎて抑えが効かなくなり、自分でもコントロールできない状況にさしかかっているんでどうにもならないんじゃないですかね。百年に一度の経済危機とか言ってますが、この自家中毒パニック癖は百年前の経験からなにも学習していないとしか思えない。日本人は歴史を知らないといわれて感情的に反発する人が多いが、実際にそういう面は強いんだから仕方ない。
GPSトレースをおかしいのではと疑問に思う人はいても、水際作戦だとかいって機内に乗り込んでの大げさな検疫って、あれをおかしいと疑問にも思わないあたりがもう既に冷静さを欠いている兆候ですわ。
単純に潜伏期間があるからというより、飛行機の移動時間が短すぎるってことの方が問題。実際のところ、搭乗前から発症しているような状況ででもないとまず引っかからない。パンデミック対策としては実質的な効果は殆どない。本当に水際作戦、封じ込めというのなら、空港で全ての乗客・乗務員を1週間程度足止めさせるとか、対象国との入国そのものを禁止するとかしないと。現実的に無理でしょ。
「こんなにやっていますよ」というアピール以上の効果は期待しちゃいけない。市ヶ谷にPAC-3を据え付けたのと似たような話だな。現実的な効果を無視して、国内向けの心理的効果を狙いましたみたいな。
『入り込んでしまった後の対策方法』を平行して議論しなければならないのに、あまりにも水際作戦のみが注目されすぎているのが問題、ということなんじゃないでしょうか。いったん国内に入ってしまっても、どうやって受診させるかという体制の不備が次の記事にも現れていると思います。 発熱患者の診察拒否続出…過剰反応?都に苦情92件 : 新型インフル : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090425-436828/news/20090505-OYT1T00... [yomiuri.co.jp]
一部の医療機関は「感染者に対する体制が整っていないから勘弁して欲しい」(でも医師法違反ですよね) ようですが、自治体としては「水際作戦がうまくいってるから問題ない」わけです。 イベントドリブンは勘弁してほしい - レジデント初期研修用資料 http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/archives/345 [xrea.com]
えぇ~っと、
> 自治体としては「水際作戦がうまくいってるから問題ない」わけです。
というわけでもないです。
こちらの記事 [msn.com]では、
厚生労働省は、ウイルス侵入を防ぐ「水際対策」として、メキシコ、米国、カナダの3国からの航空便の帰国者全員に4月28日から「機内検疫」を実施。「健康状態質問票」に、体調や日本国内での住所、電話番号を記入させている。 入国後に症状が表れた場合の早期フォローや、同便搭乗者の感染が判明した場合に連絡をとることを目的にした措置だ。検疫法に基づいた行為で、記入拒否や虚偽申告には罰則もある。 検疫所では、回収した質問票を住所地ごとにリスト化して、都道府県を通じて各保健所に送付。保健所が、それぞれに10日間ほど電話を入れて、健康状態を把握する。
となっています。
ただ、制度としてあるけど業務量が追いついていない(そしてそれ以外の問題も)...という状況のようです。
# 今朝の(多分テレビだったと思うけど)ニュースでも、リストの入力担当者を増やす(?)っていうのがありましたよね。## っていうか、ここ数日のインフルエンザ関係の情報に俺自身は追いついてない...のは遺憾やなぁ。
体制の不備? 万が一にも新型インフルエンザの患者を受診して死なせてしまったら殺人医師として遺族様とマスゴミと世論から糾弾されて人生終わらされるわ病院はつぶされるわになるのが確実なのですから拒否するに決まってるでしょう。これも市民が望んだ結果なのですから文句を言ってはいけません。
防衛医療ってやつですね。失敗したらものすごくかみつかれるんだから、絶対に失敗しない方法を取るのが最善です。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
そんな実験をやっている時なのか? (スコア:3, 興味深い)
>移動履歴の活用に対する心理的抵抗感
そもそも抵抗感がある人は、2000人のモニターに応募しないと思うけれど。
ところで、5/4-6の三日間だけの帰国者は、成田空港だけで12万人。入国時の新型インフルエンザ
水際阻止を行っている現状、 足りない検疫の人手とデータ集計に追われている [mainichi.jp]という。これから
夏の時期にも帰国ラッシュがあるというのに、その後に2000人規模のパンデミック対策の実験?!
そんなお遊びは、世界的大流行を何とか阻止しようという年に実施するようなことではないと思う。
日本におけるスペインかぜの精密分析 [tokyo-eiken.go.jp]によれば
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
パンデミックは口実で本当はどうでもいい話ですよ(Re:そんな実験をやっている時なのか? (スコア:5, 興味深い)
アメリカ911直後の「愛国者法」と同じ ショック・ドクトリン [youtube.com]ですよ、(゚ε゚)キニシナイ!!
こういうパニックが起きたときと言うか有事で大衆の判断力が麻痺しかけてる時に心底やりたいけど平時なら猛反発されるのが明白な事を強引に突っ込んで、先に既成事実を作って抵抗させないような「空気」をつくるのが民主主義国家の高級官僚の腕の見せ所。
95年の日本では公安警察(内務官僚=今の総務官僚が最重点を置いてるセクション)がうまいことやってその後の治安政策で警察全体がでたらめやる制度的な裏付けを得られたし、01年のアメリカでは極右勢力がうまいことやってその後の莫大な戦争利権を自分の手中に納めた。
当然、これらの治安強化
Re: (スコア:0)
まぁ、パンデミック対策は単なる口実というのはその通りでしょ。
ただ、それを言えばこの新型インフルエンザにしても経済危機対策にしても北朝鮮のロケット発射実験にしても、今の日本は政府を筆頭に柳の枝を幽霊と吹聴しすぎて抑えが効かなくなり、自分でもコントロールできない状況にさしかかっているんでどうにもならないんじゃないですかね。百年に一度の経済危機とか言ってますが、この自家中毒パニック癖は百年前の経験からなにも学習していないとしか思えない。
日本人は歴史を知らないといわれて感情的に反発する人が多いが、実際にそういう面は強いんだから仕方ない。
GPSトレースをおかしいのではと疑問に思う人はいても、水際作戦だとかいって機内に乗り込んでの大げさな検疫って、あれをおかしいと疑問にも思わないあたりがもう既に冷静さを欠いている兆候ですわ。
Re: (スコア:0)
検疫すると国内に新型インフルエンザが入ってくるのを遅らせることができると思うのですが、何か疑問に思わないといけないことがあるんでしょうか。
潜伏期間があるから無駄ってこと?
Re: (スコア:0)
単純に潜伏期間があるからというより、飛行機の移動時間が短すぎるってことの方が問題。
実際のところ、搭乗前から発症しているような状況ででもないとまず引っかからない。パンデミック対策としては実質的な効果は殆どない。
本当に水際作戦、封じ込めというのなら、空港で全ての乗客・乗務員を1週間程度足止めさせるとか、対象国との入国そのものを禁止するとかしないと。現実的に無理でしょ。
「こんなにやっていますよ」というアピール以上の効果は期待しちゃいけない。市ヶ谷にPAC-3を据え付けたのと似たような話だな。現実的な効果を無視して、国内向けの心理的効果を狙いましたみたいな。
Re:パンデミックは口実で本当はどうでもいい話ですよ(Re:そんな実験をやっている時なのか? (スコア:1)
確かにおっしゃるように水際作戦でのパンデミック対策の効果が100%では無いのは確実でしょうが
全ての乗客・乗務員を足止めさせるのが現実的に実行可能な方法だとは思えません。
少なくとも警戒水準がフェース「5」である内は
対費用効果から考えても現在の検疫の方法は現実的なのではないでしょうか。
その上で入り込んでしまった後の対策方法が別の議論として必要なのではないかと思います。
Re:パンデミックは口実で本当はどうでもいい話ですよ(Re:そんな実験をやっている時なのか? (スコア:1)
『入り込んでしまった後の対策方法』を平行して議論しなければならないのに、あまりにも水際作戦のみが注目されすぎているのが問題、ということなんじゃないでしょうか。いったん国内に入ってしまっても、どうやって受診させるかという体制の不備が次の記事にも現れていると思います。
発熱患者の診察拒否続出…過剰反応?都に苦情92件 : 新型インフル : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090425-436828/news/20090505-OYT1T00... [yomiuri.co.jp]
一部の医療機関は「感染者に対する体制が整っていないから勘弁して欲しい」(でも医師法違反ですよね) ようですが、自治体としては「水際作戦がうまくいってるから問題ない」わけです。
イベントドリブンは勘弁してほしい - レジデント初期研修用資料
http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/archives/345 [xrea.com]
Re:パンデミックは口実で本当はどうでもいい話ですよ(Re:そんな実験をやっている時なのか? (スコア:1)
えぇ~っと、
> 自治体としては「水際作戦がうまくいってるから問題ない」わけです。
というわけでもないです。
こちらの記事 [msn.com]では、
となっています。
ただ、制度としてあるけど業務量が追いついていない(そしてそれ以外の問題も)...という状況のようです。
# 今朝の(多分テレビだったと思うけど)ニュースでも、リストの入力担当者を増やす(?)っていうのがありましたよね。
## っていうか、ここ数日のインフルエンザ関係の情報に俺自身は追いついてない...のは遺憾やなぁ。
聞くは一時の恥。聞いたら一生の恥?
Re: (スコア:0)
体制の不備? 万が一にも新型インフルエンザの患者を受診して死なせてしまったら殺人医師として遺族様とマスゴミと世論から糾弾されて人生終わらされるわ病院はつぶされるわになるのが確実なのですから拒否するに決まってるでしょう。これも市民が望んだ結果なのですから文句を言ってはいけません。
Re: (スコア:0)
防衛医療ってやつですね。
失敗したらものすごくかみつかれるんだから、絶対に失敗しない方法を取るのが最善です。