「総務省がパンデミック対策として国民の移動履歴記録システムを実験」記事へのコメント

そんな実験をやっている時なのか？

[masakun (31656)]

＞移動履歴の活用に対する心理的抵抗感
そもそも抵抗感がある人は、2000人のモニターに応募しないと思うけれど。

ところで、5/4-6の三日間だけの帰国者は、成田空港だけで12万人。入国時の新型インフルエンザ
水際阻止を行っている現状、 足りない検疫の人手とデータ集計に追われている [mainichi.jp]という。これから
夏の時期にも帰国ラッシュがあるというのに、その後に2000人規模のパンデミック対策の実験？！

そんなお遊びは、世界的大流行を何とか阻止しようという年に実施するようなことではないと思う。

日本におけるスペインかぜの精密分析 [tokyo-eiken.go.jp]によれば

（日本における）スペインかぜの1回目の流行は1918年8月下旬から9月上旬より始まり，10月上旬には全国に蔓延した．流行の拡大は急速で，11月に

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モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ

そんなにまでしてパンデミック対策費を分捕りたいのか、総務省。

[vn (10720)]

仮に国民のうち1000万人が GPS 携帯による移動履歴の管理に同意してくれたとして、
それが無作為抽出と同等の人達だったとする。それでも感染者の90%以上は把握できない
わけだから、パンデミックの立ち上がりを遅らせる効果は殆ど期待できない。

さらに、政府に移動履歴を把握させるなどという気持ち悪いシステムに協力する人が
1000万人を超えるなんて、ほぼ実現不可能だ。

さらにまた、仮に1000万人の協力者が得られたとしても、恐らく疾病対策の意識の高い
人々に偏ってしまい、無作為抽出の同人数よりも少ない効果しか期待できないだろう。

要するに、パンデミック対策と銘打てば甘い甘い査定になるだろう、という省益追求型の
デジタル公共事業に過ぎない。

今の時点でメキシコから学ぶことがあるとすれば、それは健康保険の無保険者を可能な限り
少なくしておくことが、費用対効果の高いパンデミック対策であるということだ。それが、
省益なんぞに囚われない常識的な解である。

Re:

[Anonymous Coward]

　携帯や車には毎月何万も払うけど、保険や年金、子供の給食代は払わずこんなこと http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1259384.html [livedoor.jp] をのたまうプロ市民には、保険証を取上げて財産を差押える位しか打つ手はありませんがな

Re:

[vn (10720)]

無保険者が自動車や携帯電話を使っているケースが多数を占めるとは思わないが、
もし使っている場合、それに費用を掛けなければますます支払い能力が減少するという
世帯であることが多いと思う。
貧困家庭について政府の調査がまったく行き届いていないので、この辺について
確信を持ってものを言うことは非常に難しいのだが、すくなくとも「いい気になって
携帯や車を使っているくせに、健康保険料を惜しんで払わない」世帯なんて、
無保険世帯の総数に較べれば無視できるくらいの数だろう、とは言える。

貧困の悪循環（Re:そんなにまでしてパンデミック対策費を分捕りたいのか、総務省。

[Artane. (1042)]

これは飽くまでも一例に過ぎませんが：
仕事を探すのに携帯電話必須になりつつある [haken.or.jp]し、
大半の地域では公共交通が崩壊してるので、自家用車持ってないとロクな仕事も取れないし買い物も出来ないのですが。
横浜市の北部ですら市営交通の利用率上げるためにキャンペーン張ってる始末 [yokohama.jp]で…

私の住んでる相模原の旧市部でも、バスが一時間に一本しかなくて毎度満員と言う便がかなりある。当然ながら終バスも22時台にあればいい方で21時台よりも前がふつー。これが郡部やもう少し都心から離れた神奈川西部となると幹線以外はどうなってるか想像に難くない。
終バス22時前後の所

Re:貧困の悪循環（Re:そんなにまでしてパンデミック対策費を分捕りたいのか、総務省。

[nim (10479)]

＞はっきり言えば、家賃が高いことを覚悟して、多摩川の東側や横浜市の南部・西部の駅の徒歩15分圏内の地域に住みでもしない限り、日常生活にも仕事にも相当窮する事を覚悟しなきゃいけない。

横浜の人はなぜか神奈川に思い入れがあるみたいなので通じないかもしれませんが、
横浜に通うのなら、津田沼ならかなり遅い電車までありますよ。